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召喚士「行けっ!コカトリス!!」 その5 -
パー速VIP 過去ログ倉庫
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1 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/23(月) 20:56:19.13 ID:r2muZ2Uo
1スレ目
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1256864948/
2スレ目
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1257265640/
3スレ目
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1257266712/
4スレ目
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1258207232/
7xまとめ(いつもありがとうございます)【第五部まで】
http://nanabatu.web.fc2.com/new_genre/summoner_ike_Cockatrice.html
1.5 :
荒巻@管理人★
(お知らせ)
[
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]: ID:???
【 このスレッドはHTML化(過去ログ化)されています 】
ごめんなさい、このパー速VIP板のスレッドは1000に到達したか、若しくは著しい過疎のため、お役を果たし過去ログ倉庫へご隠居されました。
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【進撃の巨人】俺「安価で巨人を駆逐する」 @ 2024/04/27(土) 14:14:26.69 ID:Wh98iXQp0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714194866/
諸君、狂いたまえ。 @ 2024/04/26(金) 22:00:04.52 ID:pApquyFx0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1714136403/
少し暑くて少し寒くて @ 2024/04/25(木) 23:19:25.34 ID:dTqYP2V2O
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1714054765/
渾沌ゴア「それでもボクはアイツを殺す」 @ 2024/04/25(木) 22:46:29.10 ID:7GVnel7qo
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714052788/
二次小説の面白そうなクロス設定 @ 2024/04/25(木) 21:47:22.48 ID:xRQGcEnv0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714049241/
佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 @ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713966248/
全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713957007/
君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713885444/
2 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/23(月) 21:04:34.37 ID:dkN/qkE0
>>1
乙
3 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/23(月) 21:09:24.36 ID:KCAsGpco
1乙!
4 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/23(月) 21:10:29.23 ID:uMp.JIDO
>>1
乙
新スレおめでとうございます。
vipの初代スレを合わせると5000レスか…すげぇな!
5 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/23(月) 21:13:29.84 ID:r2muZ2Uo
10/30からスタートして、なんとか毎日更新を保てております!
これも皆様のお陰!これからも宜しくお願いします!ノシ
6 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/23(月) 21:18:21.72 ID:Wgca52.o
>>5
もうそろそろ1ヶ月経つのか・・・
初代スレから毎日かかさず見てます
がんばれ!
7 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/23(月) 21:48:36.42 ID:8HKEpRYo
最初から見てるが、毎日毎日ご苦労様です。
>>1
愛してる
8 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/23(月) 22:08:49.70 ID:NhfTKl.o
しかしクリトリスとか言ってたんだなぁ・・・
ここまですごいスレに発展したか
9 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/23(月) 22:10:45.62 ID:jBTEFK2o
確か最初は
召喚師「行けっ!クリ・・・・・」
戦士「えっ」
魔導師「召喚師・・・さん?」
盗賊「・・・////」
みたいじゃなかったけっか
10 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/23(月) 22:31:06.57 ID:uMp.JIDO
>>9
気になって見てきた
1/1001:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]
2009/10/30(金) 10:09:08.71 ID:Dn5Suz7Y0(77)
召喚士「ふーっ・・・意外と強かったな・・・」
魔道士「さすが召喚士さんですね!ステキです!」
戦士「まったく・・・便りになるぜ!お前はよー!」
盗賊「(・・・抱かれてもいい)」
〜後日〜
召喚士「行けっ!クリト・・・!?」
魔道士「え???」
盗賊「・・・」
戦士「ク・・・リ?」
・・・
戦士「・・・ぷっ・・・ククッ・・・」
召喚士「いやっ!そうじゃなくて・・・ホラ、ね」
魔道士「・・・」
召喚「いや、ね・・・食事の時いただきまんこ!とかあるよね?戦士?」
戦士「ねーよwwwwwwwwwwグハハハ!クリってwwwwww」
盗賊「・・・変態」
魔道士「最低・・・です・・・」
続かない
11 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/23(月) 22:33:26.54 ID:w.ONrcAO
初め盗賊は
召喚師に抱かれても良いと思ってたんだよな
12 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/23(月) 22:37:47.68 ID:r2muZ2Uo
>>8-11
それは[
禁則事項です
]
13 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/23(月) 22:38:06.01 ID:uMp.JIDO
そして2以降のレスが意外にも暖かかったwwww
これ・・・vipでの出来事なんだぜ・・・
この辺りのレスで方向性が決まったと言っても過言ではないかもな
2/1001(1):以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]
2009/10/30(金) 10:12:41.47 ID:Rw3n4jlZO(3)
構わん。続けろ
3/1001(1):以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]
2009/10/30(金) 10:13:17.68 ID:r/KjZa4xO
いや!続けたまえ
4/1001:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]
2009/10/30(金) 10:14:11.11 ID:XGfXeTAzO
敵じゃなくパーティーが固まったのか
5/1001(1):以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]
2009/10/30(金) 10:16:52.41 ID:jJmcs7zE0(2)
戦士の股間もな
6/1001(1):以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]
2009/10/30(金) 10:16:57.79 ID:4wBJvmwcO
平和で結構
14 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/23(月) 22:43:19.02 ID:X7eqC2AO
素晴らしいぬくもりてぃだな
15 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/23(月) 22:47:32.16 ID:vLRYbqgo
珍しいヌクモリティだな
16 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/23(月) 23:15:45.71 ID:KdvXgxg0
その頃からずっと登場人物がドモってるのが気になってた
17 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/23(月) 23:16:43.76 ID:zso.FEDO
土蜘蛛と聞いてチャンスハンターを思い出したのは俺だけでいい
18 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/23(月) 23:37:28.10 ID:r2muZ2Uo
明日は山頂の巣から続きます!5スレ目も支援感謝!
今週は久々にvipで物書きしたいなぁ…と思いますので、
途中更新ペースが落ちるかもです…では!ノシ
19 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/24(火) 00:03:14.12 ID:7mTt96AO
ペニスのおまんこ物語
第一話
大好き!クリちゃんペロペロ大作戦 前編
1乙 私男だけど、頑張ってる>>1を愛してるわよ
20 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/24(火) 01:24:42.71 ID:bnSz26AO
>>18
3スレ同時・・・だと・・・?
やはり天才か…
21 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/24(火) 10:31:43.75 ID:Juck93so
おはようございます!今日も頑張りましょう
>>19
全て卑猥すぎワロタw愛されてしまった…///
>>20
いやいやいや…一番縁のない言葉ですわぁorz
22 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/24(火) 10:39:37.74 ID:Q.FTHewo
>>21
おはようさん!
やっと本業の仕事が出来るなwwwwww
今日も頑張れ!
23 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/24(火) 10:49:37.53 ID:Juck93so
〜山頂の洞窟〜
召喚士「この辺りの…ハズなんですけど…」
戦士「おっかしいなぁ…どっかに入り口があるハズなんだが…」
盗賊「……これ…か!?」
戦士「うげぇ…蜘蛛の巣だらけかよ…」
魔道士「こ、こんな所行くんですかぁ!?」
召喚士「魔道士さん…焼き払えますか?」
魔道士「も、もちろんですっ!」
洞窟の入り口にびっしりと蜘蛛の巣が張り巡っている。
魔道士は詠唱すると、洞窟内へ向け、炎を放った…。
ドンッ!!ゴオォォォ…パチパチッ…パチッ
召喚士「それじゃ進みましょう。前衛はお二人に…」
戦士「任された!!」
盗賊「…行くぞ」
ザッザッザッザッザ…パキッ…グシャ…
24 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/24(火) 10:53:40.49 ID:rnXDGhQo
きたああああああああ!
今日も楽しみです。
25 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/24(火) 11:01:24.60 ID:Juck93so
戦士「…なんか踏んだか?」
盗賊「…!?」
魔道士「きゃあぁぁっ!!」
地面には大小無数の蜘蛛が焼け焦げた姿で敷き詰められている。
召喚士「…こ、こんなに…いたのか…?」
魔道士「ムリムリムリ!歩けないですよ!こんなのっ!!」
戦士「はーっ…召喚士、抱きかかえてやれ」
召喚士「お、俺っ!?」
戦士「俺らは前衛で余裕ねぇ…頼んだ」
召喚士「……ま、魔道士さん…?」
魔道士「すみません…でも、本当にこういうの苦手でぇ〜!」
召喚士「は、はぁ……」
召喚士は魔道士を抱きかかえると、洞窟内へ進み始める。
ザッザッザッザッザ…
魔道士「…お、重く…ないですか…!?」
召喚士「えっ…?あ、全然平気ですよ!むしろ軽いですよ。ははっ」
26 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/24(火) 11:02:32.38 ID:rnXDGhQo
あああああああああああああああああぁぁぁ…
俺の魔道士が…
27 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/24(火) 11:03:18.78 ID:j1P3CPYo
盗賊が召喚士に相談しているように・・・
28 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/24(火) 11:03:37.15 ID:dWbqulko
お前のじゃねぇwwww
おれんだ!
29 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/24(火) 11:05:26.03 ID:Juck93so
魔道士「……ジーッ」
召喚士「………チラッ」
魔道士「…バッ!!///」
召喚士「…?」
ザッザッザ…
魔道士「…ありがとう…ございます」
召喚士「いえいえ、確かにこれは…歩きたくないですよね。ははっ」
魔道士「…///」
戦士「お前も抱きかかえてやろうか?」
盗賊「バ、バカッ!!///」
戦士「冗談だよ…ハハハ!」
盗賊「…そんなタマに…みえるか?」
戦士「…みえねぇな」
盗賊「……そうだろう」
戦士「…でも…そういうとこ、好きだぜ」
盗賊「……う、うるさいっ!!///」
30 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/24(火) 11:05:58.95 ID:Q.FTHewo
ははっ
31 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/24(火) 11:07:41.63 ID:sVdb0UDO
召喚師ぃぃぃ!!!
32 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/24(火) 11:10:18.12 ID:CJHt1UAO
いまさらだが
>>1
のIDがジャックくさそーwwwwwwwwww
33 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/24(火) 11:17:38.82 ID:Juck93so
戦士「さて…冗談もこれまでだ…」
盗賊「…だな」
石と石の隙間を抜けると、空洞の広場が姿を現す。
天井と辺りの壁に貼られた糸から、物影が数体動く。
召喚士「母体…、ではない…!!」
召喚士は魔道士を地面にそっと下ろす。
魔道士「炎、詠唱します!」
戦士「この先が…親分の寝床ってこったな!」
盗賊「…あぁ!」
盗賊は鞘から小太刀を抜く。
盗賊(錆びてはいない。これなら…いける)
戦士「さて…毒には気をつけないとな!」
戦士が雷切を構え、前に飛び出す。
召喚士「四匹いるぞ!左右に気をつけて!」
盗賊「…うむっ!」
タンッ!!
34 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/24(火) 11:34:59.45 ID:3r0v7DI0
召喚師は魔道師をおんぶしたのか、だっこしたのか、はたまたお姫様だっこしたのか。
それが問題だ…
って主、こんな時間に上げて、仕事はどうしたwwww
35 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/24(火) 11:42:11.41 ID:Juck93so
モチロンお姫様抱っこだよ?
魔道士は下から召喚士の顔を上目遣いでジーっと見つめたんだよ?
それで目が合って、サッと顔を背けたんだよ?フヒヒ
サーバー不調によりお仕事進みませぬ…orz
36 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/24(火) 11:47:00.46 ID:CJHt1UAO
うわぁぁぁぁ
>>1
がなんか壊れたwwwwwwww
37 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/24(火) 11:48:06.57 ID:rnXDGhQo
ぎゃあああああぁぁぁ…
もうだめだ…
38 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/24(火) 11:49:25.31 ID:beTY7AMo
ああちくしょうおもしろいなくそ
39 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/24(火) 11:51:47.04 ID:Juck93so
盗賊は右に飛ぶと、天井の糸から迫る土蜘蛛の一体を引きつける。
正面の戦士へは、三体の土蜘蛛が囲むように迫る。
召喚士「さて…行けっ!ユニコーン!!」
シュイィィン
召喚士「戦士と盗賊が負傷したら治療をっ…!」
ユニコーンは無言で壁沿いを走り抜ける。
魔道士「…よーしっ、撃ちますよーっ!!」
ドドン!!ゴアオォォッ!!
召喚士「戦士!」
戦士「おうっ!!」
戦士は左の一体を切り払い、包囲を切り抜ける。
その直後、魔道士の放つ炎が土蜘蛛を襲うが、四散してかわす。
戦士「…蜘蛛の子散らす…ってヤツだな」
盗賊「……そのままだ」
タンッ!!
40 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/24(火) 12:07:34.78 ID:Juck93so
盗賊は右手に小太刀、左手に短剣を抜き、飛ぶ。
土蜘蛛の足が盗賊を襲うが、短剣でいなし、
小太刀が土蜘蛛の頭部を、深く突き刺す。
ドスッ!!……スタッ
盗賊「…浅いな・・・魔道士!」
魔道士「はいっ!」
盗賊「・・・糸を・・・焼き払えるか?」
魔道士「やりますっ!!」
召喚士「よしっ・・・うまく引きつけてくれてるな」
召喚士は集中し、魔力を高める。
召喚士「ふーっ…あと…もう少し」
土蜘蛛達の毒針が戦士の身体を狙う。
ヒュオッ!!…シュッ!!…キィン!!
うまく針をかわしつつ、時には雷切で針を弾く。
戦士「…よし!動きは直線的だ…防ぐだけならっ!」
41 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/24(火) 13:18:23.89 ID:Juck93so
土蜘蛛「ギキイィッ!!」
戦士「…ここだっ!」
土蜘蛛の毒針を戦士が雷切の刃で受け止める。
その刹那、雷切の刀身が稲光を発して電撃を放つ。
土蜘蛛「ギィアァァッ!」
土蜘蛛は尾を刀身から引き離し、痺れの為か痙攣している。
戦士「魔道士っ!」
魔道士「はいっ!撃ちます!!」
魔道士は息を大きく吸い込み、両手を広げ炎を放つ。
ドドンッ!!…ゴアオォォッ…!!
炎は瞬く間に周囲の壁に引火し、糸を燃やし始める。
もう一方の手からは、戦士の前に伏せる土蜘蛛へ命中する。
土蜘蛛「…!!…ギィ…アァッ!!」
戦士「さぁ、トドメだ!!」
ドシュッ!!…ガカアァッ!!
戦士は雷切を燃える胴体へ突き刺し、雷鳴と共に土蜘蛛は息耐えた…。
42 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/24(火) 13:23:29.27 ID:Juck93so
魔道士「…はぁっ…はぁ…盗賊さん…!」
盗賊「助かった!!」
盗賊は壁に飛び付き、そのまま走り出す。
魔道士「か…壁を…!?す、すごい…!!」
タタタッ…トーン…
壁を蹴り、土蜘蛛の頭上に身を移すと、両手の剣で胴を斬りつける。
魔道士「後ろっ!!」
土蜘蛛が毒針を伸ばすが、盗賊は土蜘蛛を蹴り、後方へ飛ぶ。
…スタッ
召喚士「大丈夫ですか!?」
盗賊「あぁ」
召喚士「魔道士さん!戦士さんの援護をっ!」
魔道士「はいっ!」
タッタッタ
土蜘蛛は地に降り、盗賊と召喚士を見つめている。
43 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/24(火) 13:33:42.54 ID:Juck93so
土蜘蛛「ギシャアァッ!!」
土蜘蛛が毒針と数本の足を、触手のように伸ばす。
盗賊「…くっ!!」
盗賊は小太刀と短剣で伸びる尾と足を弾き返す。
キキィン…キイン…カッ…ガキッ…キィン…ヒュオッ
召喚士「…行けっ!スフィンクス!!」
シュイィィン…ドッゴオォォンッ!!
召喚士の声と同時に巨大な拳が土蜘蛛を横から吹き飛ばす。
土蜘蛛は宙でバラバラに吹き飛び、散った…。
スフィンクス「とぉーっ!!」
召喚士「お見事!次は…あっちだ!」
スフィンクス「いくぞぉー!てやぁーっ!!」
スフィンクスは巨大な身体を揺らし、土蜘蛛めがけて走る。
ドズンッドズンッドズンッ…
戦士「う、うぉっ!!…スフィンクスか…!?」
魔道士「凄い地響き…でっ…す!」
44 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/24(火) 13:42:02.79 ID:sVdb0UDO
スフィンクスwwwwww
45 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/24(火) 14:17:08.36 ID:Juck93so
戦士「魔道士!恥へ追い込め!」
魔道士「はいっ。……えいっ!!」
ドンッ!!ゴオォォ…
二匹の土蜘蛛が炎を警戒し、壁に這う。
戦士「そらっ、もうちょい上だ」
戦士がその場で雷切を振り、雷を飛ばす。
土蜘蛛は雷を避けるように上へ逃げる。
ドズンドズンドズンドズン…
スフィンクス「パーンチっ!!」
バゴオォォォンンッ!!グシャァッ…ガラッ…ゴトゴトッ…
スフインクスの強力な一撃が壁にめがけ放たれ、
その拳は壁を突き抜け、二匹の土蜘蛛は跡形もなくなった…。
スフィンクス「あー…穴開いちゃったぁ…」
召喚士「…はぁ…はぁっ…だ、大丈夫でしょ」
シュイィィン
スフィンクスが消えると、ぽっかりと空いた穴から、日の光が差し込んだ。
46 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/24(火) 14:17:31.87 ID:7bFBdcco
恥へ
47 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/24(火) 14:18:32.39 ID:Juck93so
まさに恥だな…orz
48 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/24(火) 14:19:35.47 ID:T/ByC6AO
タライ食らっちゃったのか
49 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/24(火) 14:19:58.80 ID:Juck93so
戦士「魔道士!端へ追い込め!」
魔道士「はいっ。……えいっ!!」
ドンッ!!ゴオォォ…
二匹の土蜘蛛が炎を警戒し、壁に這う。
戦士「そらっ、もうちょい上だ」
戦士がその場で雷切を振り、雷を飛ばす。
土蜘蛛は雷を避けるように上へ逃げる。
ドズンドズンドズンドズン…
スフィンクス「パーンチっ!!」
バゴオォォォンンッ!!グシャァッ…ガラッ…ゴトゴトッ…
スフインクスの強力な一撃が壁にめがけ放たれ、
その拳は壁を突き抜け、二匹の土蜘蛛は跡形もなくなった…。
スフィンクス「あー…穴開いちゃったぁ…」
召喚士「…はぁ…はぁっ…だ、大丈夫でしょ」
シュイィィン
スフィンクスが消えると、ぽっかりと空いた穴から、日の光が差し込んだ。
50 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/24(火) 15:20:13.82 ID:Juck93so
戦士「これだけ光が入りゃ…虫もコソコソ住めねぇだろうな」
盗賊「…そうだな」
魔道士「…あ、あそこ!」
魔道士が指差す先に奥への道が出来ている。
召喚士「蜘蛛の糸で隠れていたようですね…」
戦士「さぁ、先に進んで親玉を片付けてやろうぜ!」
魔道士「また…クモ沢山いるのかなぁ…?」
戦士「召喚士にまた抱えて貰えよ、ハハハッ!」
召喚士「え…えぇ…!?」
魔道士「あ、そうだ…!ユニコーンさんに乗れないですかねっ?」
召喚士「へっ?…召喚獣に…乗る…!?」
召喚士はユニコーンをチラリと見る。
ユニコーン「………っ」
シュイィィン
戦士「アハハハッ!!魔道士!フラれたなっ!」
魔道士「えーっ!そんなぁーっ…!!」
51 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/24(火) 15:23:29.44 ID:jlIoA9Qo
魔道士非処女フラグktkr
52 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/24(火) 15:23:34.01 ID:liHZ36s0
>>1
さん、今日はジャックばうあーですか?
53 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/24(火) 15:24:48.64 ID:sVdb0UDO
あれっユニコーンは…
いやむしろこのユニコーンが…
54 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/24(火) 15:39:11.93 ID:DtboEWko
んー。スフィンクスちゃんにも特異性(幼女属性)があったし
このユニコーンも伝説上とは違う何かがあるのかも・・・。
という妄想を申そう。
55 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/24(火) 15:42:55.30 ID:Juck93so
私は(IDが)ジャック・クサソー大佐だ
ガンダムユニコーンには大変期待している。以上だ
56 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/24(火) 15:47:31.73 ID:Juck93so
ザッザッザ…
召喚士「特に…何もなさそうですね…」
盗賊「…うむ」
戦士「しっかし…長い通路だな」
魔道士「…まだ…ですかねぇ」
しばらくすると、ぼんやりと明かりが見える。
戦士「出口か?」
召喚士「いや…また、広間かもしれない…慎重に」
盗賊「…何か…いるな」
ザッザッザ
岩の道を抜けると、目の前には滝が流れている。
ドオォォォ…
召喚士「行き止まり…か…?」
戦士「水もあって…棲むには快適だな」
盗賊「……上っ!!」
57 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/24(火) 15:52:12.30 ID:Juck93so
パーティーの頭上から、獣のような爪が襲い掛かる。
ガシュウッ!!
咄嗟に召喚士は魔道士を庇う。
召喚士「うぐっ!!」
ズザァッ…
魔道士「召喚士さんっ!!」
召喚士「大丈夫…!魔道士さんは!?」
魔道士「私は…擦りむいただけでっ…!」
戦士「召喚士…!」
召喚士の背中に血がにじみ、滴る。
盗賊「…ちぃっ!」
後転に、身をかわした盗賊が背後よりナイフを投げる。
バシィッ
ナイフは尾で地面に叩きつけられた。
戦士「何だ…土蜘蛛…!?」
盗賊「先程とは…まったく違う!」
58 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/24(火) 15:54:40.33 ID:Q.FTHewo
て、天狗のしわざじゃ!
59 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/24(火) 15:56:04.90 ID:DtboEWko
ガンダムユニコーンってなんだろうっと思ってググったら
はみ出したウェブヘアーもみあげに吹いた。
60 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/24(火) 15:58:08.28 ID:CJHt1UAO
>>55
ちょwwwwwwww
大佐… 性欲を持て余す
61 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/24(火) 16:01:23.52 ID:Juck93so
パーティーの前に姿を現した魔物は、
今までの土蜘蛛と違い、体は虎のようであり、
女性の顔のような頭部を持つ、異形の者であった…。
土蜘蛛「随分と暴れてくれたじゃないのさっ…!」
戦士「お前が親玉だな…!」
土蜘蛛「まったく…人間のクセに」
召喚士「観念しろっ…土蜘蛛!」
土蜘蛛「五月蝿いねっ!アタシはここが気に入ったんだ…」
盗賊「……」
土蜘蛛「人間のアンタらが出ていきな!キッキッキッ!」
魔道士「…ひ、ひどいっ」
土蜘蛛「どうせ言っても聞かないだろう…餌とするかねっ!」
戦士「…望むところだよ!」
盗賊「…立てるか!?」
召喚士「ありがとうございます!…さぁ、来ますよっ!」
62 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/24(火) 16:02:55.29 ID:Q.FTHewo
コカちゃん、やっておしまい!
63 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/24(火) 16:03:47.54 ID:PCzUdiMo
女郎蜘蛛か
64 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/24(火) 16:03:55.42 ID:Juck93so
>>59
釣られてググってみたら、同じく吹いた
隣の席の先輩に「…?」って顔されました…
65 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/24(火) 16:04:56.39 ID:HId6VaIo
魔導師がユニコーンが処女にしか懐かないってことを知らなかったとはあまり思えないが・・・
召喚師が召喚したユニコーンなら特殊だと思って非なのに処女アピールしたかったのか・・・
占い師ちゃんな俺は無問題だな
関係ないけどアメリカのほうには行くのかねえ
DQ3っぽくなってきてるよな
66 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/24(火) 16:05:17.19 ID:/KxdD6DO
このユニコーン♀だったりして
67 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/24(火) 16:06:44.31 ID:HId6VaIo
>>66
!!
童貞にしか懐かないのか
68 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/24(火) 16:07:08.33 ID:sVdb0UDO
>>63
俺でも殺せるわww
69 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/24(火) 16:09:16.16 ID:sVdb0UDO
>>65
将軍がやまたのry
70 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/24(火) 16:13:44.23 ID:bnSz26AO
>>65
ユニコーンが、召喚士に魔道士を抱き抱えさせるように空気を読んだと考えるんだ
71 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/24(火) 16:16:23.96 ID:Juck93so
魔道士「詠唱します!」
召喚士「行けっ!ユニコーン!!」
シュイィィン
土蜘蛛がパーティーへめがけて突進する。
戦士「ちっ…!盗賊っ!」
盗賊「あぁ!」
戦士と盗賊が前衛に立ち、刀を構える。
土蜘蛛「…んっ!?」
土蜘蛛は急に足を止め、二人を見つめる。
召喚士「ユニコーン…今の…うちに…」
パアァァッ…シュイィィン
土蜘蛛「その小太刀…膝丸か…!」
戦士「ひ…膝丸?」
土蜘蛛「アタシの旦那を殺った…忌まわしき刀だ!!」
盗賊「…膝…丸…!?」
戦士「盗賊ーっ!!」
72 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/24(火) 16:22:58.12 ID:PCzUdiMo
>>68
いや、妖怪のほう
73 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/24(火) 16:23:51.13 ID:Juck93so
盗賊「・・・はっ!!」
タンッ!!
戦士「何ボーっとしてやがるっ!」
盗賊「す、すまんっ!!」
土蜘蛛「刀もろとも…バラバラに引き裂いてくれるわっ!」
土蜘蛛は地を蹴り、一気に飛び上がる。
魔道士「撃ちますっ!」
ドドンッ!!ゴオォォッ!!
宙へ向け、炎が蛇のようなうねりを見せて土蜘蛛を飲み込む。
土蜘蛛「…!!」
ドシャァッ…
召喚士「やった…っ!凄い…!!」
戦士「なんつう炎だ…!新技か…?」
魔道士「えっ、えーと…レ、レッドスネーク…ですっ!」
戦士「……そ、そっか…はは」
74 :
パパ Wガンダム ☆0○0△0
:2009/11/24(火) 16:25:05.81 ID:Q.FTHewo
レットスネーク…かもーん!
75 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/24(火) 16:26:10.21 ID:rT54XwSO
ツボの中から蛇が出るアルよ
76 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/24(火) 16:29:26.93 ID:DtboEWko
東京コミックショウ・・・ww
77 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/24(火) 16:39:11.26 ID:Juck93so
盗賊「…え!?…まだだっ!!」
土蜘蛛がゆっくりと起き上がる。
土蜘蛛「何て炎だい…落ちちまったよ、まったく…」
召喚士「き…効いてないぞ…!?」
魔道士「う、うそ…っ!?」
戦士「魔道士!次だっ!」
戦士が土蜘蛛の正面に回りこむ。
召喚士「魔力…あと一発か…二発!」
戦士は土蜘蛛の頭部を斬りあげる。
シュッ…ガキィッ!!
土蜘蛛は口を大きく開き、鋭い牙で刀身を噛み抑える。
戦士「ぐっ…!すげぇ…力っ!」
土蜘蛛「…キッキッキ!!」
戦士「…ならばっ!!」
雷切は激しく光り、土蜘蛛へ向けて雷を放った。
78 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/24(火) 16:47:18.93 ID:6p/PQHIo
ところで戦士と召喚士と魔道士ちゃんで
盗賊を恥に追い詰めるSSは向うに書くよね?
79 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/24(火) 16:52:51.08 ID:Juck93so
ガカアァァ…!!
土蜘蛛「キッキキキ!無駄だよっ!」
バチイィィン…
土蜘蛛の前足が戦士の腹を捉え、後方へ吹き飛ばされる。
戦士「ガハッ…く、くそ…何で効かねぇ…っ!」
盗賊「たっ!」
盗賊が走り出し、土蜘蛛の眼前に迫る。
シャッ!!
土蜘蛛「…なにっ!?」
盗賊は身を屈ませ、土蜘蛛の下に潜り込む。
盗賊「…やっ!!」
ザシュゥ…ドシュッ!!
膝丸と短剣を交互に振り上げ、土蜘蛛の腹部を乱れ斬る。
土蜘蛛「ちょこまかと…っ!!」
バシュッ…!!
80 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/24(火) 16:56:01.50 ID:Juck93so
>>78
ほほう…それは興味深いですな…メモメモ
81 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/24(火) 17:04:43.82 ID:8QJfUAQ0
そろそろ、召喚士が妥協召喚ではなく正規召喚でコカたんを呼び出すイベントがあってもよいと思うんだ。
っつーか、みたいですハイ
82 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/24(火) 17:15:37.40 ID:O6NiscAO
一スレ目はケータイでどうやって見るの?
83 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/24(火) 17:16:39.66 ID:Juck93so
>>82
dat落ちなのでまとめサイトがオススメです
http://nanabatu.web.fc2.com/new_genre/summoner_ike_Cockatrice.html
84 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/24(火) 17:24:17.65 ID:Juck93so
体の下を通して、土蜘蛛の針尾が盗賊を襲う。
タタッ!!
危機を察知した盗賊は横へ抜け、尾撃をかわす。
盗賊「魔道士!」
魔道士「はいっ!今度はっ!」
ドドン!!キイィィン…!!
氷の矢が宙より土蜘蛛めがけ、無数に降り注ぐ。
ドスン…ドドォ…ドスッ…
魔道士「だ、駄目っ!?…なんでっ!」
土蜘蛛「アタシに魔法なんてのは効かないよ!キッキ!」
戦士「そんなら…」
召喚士「俺らの番だ!…行けっ!コカトリス!!」
シュイィィン
土蜘蛛「へぇっ!召喚獣かいっ!」
コカトリスが大きく翼を広げ、地を蹴り羽ばたいた。
85 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/24(火) 17:31:49.02 ID:Juck93so
戦士「盗賊っ!!挟撃だ!」
盗賊「うむっ!」
盗賊が立ち上がり、短剣を背の鞘に戻す。
戦士「召喚士!」
召喚士「分かってるっ…!背後へ!」
声と同時にコカトリスは土蜘蛛の上を旋回し、背後へ回る。
戦士「だりゃあっ!」
ギキィィン!!
戦士の振りぬいた雷切が土蜘蛛の前足に受け止められる。
土蜘蛛「そんなものっ…!くぅっ…!」
盗賊が脇から迫り、ナイフを土蜘蛛に投げる。
シュバッ!!
土蜘蛛「効かないってのさ!!」
土蜘蛛は尾でナイフを払いのける。…が、
頭上よりコカトリスが、石化の息を真下へ放った。
86 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/24(火) 17:40:52.79 ID:Juck93so
ゴオォォォッ!!
土蜘蛛「何だっ!?やばい!?」
体を起こし息をかわすが、触れた尾が徐々に石化を始める。
土蜘蛛「…尾が…石に…!?」
ピキッ…ミシミシッ…
土蜘蛛「やって…くれるじゃないのさっ!!」
土蜘蛛は大きく口を開け、鋭い牙で召喚士に襲い掛かる。
戦士「……う…りゃあっ!」
戦士が土蜘蛛の顎へ雷切を突き上げる。
ガスッ!!
直撃を受けた土蜘蛛の体が大きく仰け反る。
戦士「へっ…」
しかし、前足のカウンターが戦士の頭上に伸びる。
盗賊「っ!!」
盗賊は素早く、残る一本のナイフを太もものホルダーから抜き、
戦士を襲う前足めがけて、一直線に投げつける。
シュバッ…キィン!!
87 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/24(火) 17:50:26.96 ID:Juck93so
前足は軌道を変え、戦士から大きく反れる…が、
もう片方の前足が盗賊の左腕を襲う。
ガスッ!!
盗賊「…うぁっ!!」
魔道士「盗賊さんっ!」
召喚士「っ!…行けっ!ユニ」
盗賊「後でいいっ!」
召喚士「…で、でもっ!」
盗賊「魔道士…一瞬だけ…隙を!」
魔道士「………分かりました」
魔道士は両手を合わせ、魔力を高め始める。
戦士「……まだ…か…?」
仰け反った体制を整えた土蜘蛛が再び顔を見せる。
パラッ…パキッ……カツン…パラ…
女性のような顔の奥から鬼のような頭部が姿を現した…。
88 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/24(火) 17:53:42.76 ID:8jYsZcYo
土蜘蛛「シェーッ」(おなじみのあのポーズ)
89 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/24(火) 17:57:55.10 ID:Juck93so
土蜘蛛「まさか…ここまで…っ」
盗賊「…行くっ!」
ダンッ!!
土蜘蛛「こっの…!!」
両前足を大きく構え、戦士を上から叩きつける。
ドズン…ギギ…ギッ…
渾身の一撃を、戦士は雷切で受け止める。
戦士「ぐっ…くぅ…!…ま、魔道士…!!」
魔道士「はいっ!!」
魔道士が腕を振り下ろすと、土蜘蛛の頭上より落雷が起きる。
ドドンッ!!…ガカアァァァッ!!
土蜘蛛「効…かないっ…て…!!」
召喚士「ダメージはなくても…充分…!」
盗賊「…はぁっ!!」
盗賊が右腕のみで構えた膝丸を、目いっぱい突き伸ばした…。
90 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/24(火) 18:05:35.01 ID:Juck93so
戦士が攻撃を一手に引き受け、魔道士が雷の魔法で
土蜘蛛の体を一瞬硬直させる…。
その時間だけで、集中力を高めた盗賊には充分であった。
タタタッ…バッ!!
目いっぱい伸ばした手が土蜘蛛の顔を捉える。
だが…土蜘蛛も口から針を放ち、盗賊の顔に放つ。
盗賊「……!」
集中力が高まった盗賊ははっきりと軌道を目に捉える。
顔を左に傾け、針を避けると腕を更に伸ばす。
針は盗賊の頬をかすめ、頬からは血がにじむ…。
ドスッ…ズシュウゥッ…
土蜘蛛「…くぁ…ぐ……っが!」
盗賊「……はぁっ…はぁ…はぁ」
ズズッ…
土蜘蛛の眉間に膝丸が深く…突き刺さった…。
91 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/24(火) 18:18:25.19 ID:Juck93so
土蜘蛛「くそぉ…くそぉっ…くっ…そ…!」
ズズズ…ズズ…
膝丸を眉間から抜くと、土蜘蛛が後ずさりし、よろける。
召喚士「行けっ!ユニコーン!!」
シュイィィン
戦士「盗賊っ…!」
ダッ!!
盗賊「はぁはぁっ…はぁっ…!」
魔道士「盗賊さんっ!?」
戦士はユニコーンの元へ盗賊を連れて行く。
パアァァァッ
魔道士「…あっ!あれっ!!」
土蜘蛛が滝の横を這い、天井へ逃げて行く。
戦士「しぶとい…!」
召喚士「……いや、待て!」
92 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/24(火) 18:24:09.32 ID:Juck93so
土蜘蛛の体が大きく膨らみ始める。
土蜘蛛「く…っそ…く…!!」
ボゴン…ボコッ…
戦士「な、何だ!?」
召喚士「…わ、分からない…!」
巨大に膨らんだ土蜘蛛は断末魔の声と共に、破裂した。
ボゴオォォンッ!!…ドシャァッ!!…ゴトゴトッ…
戦士「な、何だ…!?これ…っ!」
盗賊「…じ、人骨」
召喚士「人を喰らった…名残りなのか…!?」
破裂した腹部より、大量の人骨が降り注ぐ。
……ド…ドド…ッ…
魔道士「な、何か…聞こえませんか!?」
盗賊「…水!?」
突如正面の岩壁が崩れ、大量の水が溢れ出す。
召喚士「まずいっ!衝撃で滝がっ…!?」
93 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/24(火) 18:32:05.05 ID:Juck93so
戦士「まずいっ!退くぞっ!!」
ダッ!!
召喚士「コカトリス!!」
コカトリス「……承知!」
コカトリスが岩の通路を石化で塞ぐ。
召喚士「これで多少は……行こうっ!」
タッタッタッタッタ
盗賊「…!!」
魔道士「どうしました!?」
盗賊「さっきの穴…!」
盗賊はナイフにロープをくくりつけ、穴めがけて投げる。
シュバッ!!……カチッ!!
盗賊「……よしっ!」
戦士「こっから出るのか!…急ぐぞ!」
ドドオォォォ…・!!
召喚士「ここも危ない!!早くっ!」
盗賊「魔道士!手をっ…!」
魔道士「は、はいっ!…っしょ!」
94 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/24(火) 18:36:33.94 ID:Juck93so
全員がロープに掴まり、上り始めると、岩の通路が崩壊する。
ドゴオォォッ…ドドオォォ……
戦士「あっぶねぇ…!」
盗賊「……」
魔道士「よいっしょ…!よい〜っしょ!」
召喚士「魔道士さん、頑張…っ!?」
魔道士「…へっ!?ちょ、ちょっとっ!!」
召喚士「すす、すいませんっ!」
魔道士「上っ…絶対見ないで下さいっ!!///」
召喚士「のの、覗いて・・・ないですっ!」
魔道士「わ、分かりましたからっ!もうっ!///」
戦士「はははっ!…とりあえず早く上がってくれや!」
盗賊「…ふふっ」
四人はロープを上り、穴から山の外へと脱出した。
洞窟内は崩壊した滝が水の道を作り、水路へと姿を変えた…。
95 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/24(火) 18:37:24.56 ID:Juck93so
さて、ここまでですよ。ではまた!ノシ
96 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/24(火) 18:39:03.84 ID:rnXDGhQo
おおおおおおおおおおおいい!!
召喚士へ
魔道士のは…その…何色だった?
97 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/24(火) 18:40:39.81 ID:lptB2.SO
乙!
実は魔導師ちゃん履き忘れてた……とかは無し?
98 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2009/11/24(火) 18:43:47.21 ID:yE7Jfxg0
ノーパン!ノーパン!着物の後だったからそのままパイパン!
99 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/24(火) 18:45:55.58 ID:1oIl0cDO
>>1
乙
つか
>>1
のジャック臭くね?
100 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/24(火) 18:49:43.79 ID:sVdb0UDO
召喚師ぃぃぃ!!!
101 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/24(火) 18:51:11.19 ID:DtboEWko
昼間なら逆光で見えないんじゃないかな!
だがそれがいい!!
102 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/24(火) 19:05:36.55 ID:6p/PQHIo
何色だああああああああああああああああ!!!
ノーパンだああああああああああああああああああああああ
103 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/24(火) 19:12:42.72 ID:wA1DMcIo
>>1
は日本の刀とか好きなのか?
膝丸とかマニアックなww
104 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/24(火) 21:16:32.34 ID:UP70JdMo
召喚士「え…えと…よく見えなかったけど…白?」
>>103
好きですけど、土蜘蛛退治といえば…膝丸!!
盗賊が使用する兼ね合いで小太刀になりましたけど(^q^)
105 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/24(火) 21:19:53.61 ID:sVdb0UDO
召喚士くん、ちょっとこっちに来なさい
106 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/24(火) 21:21:41.80 ID:UP70JdMo
召喚士「これじゃ土蜘蛛も…生きてはいないでしょう」
戦士「…だろうな」
魔道士「それじゃ戻りましょうか!」
戦士「あぁ!バーサンに報告してやらねぇとな!」
盗賊「…うむ!」
魔道士「盗賊さん…傷、大丈夫ですか?」
盗賊「…あぁ…カスリ傷だ」
魔道士「でも…顔に…」
召喚士「……」
盗賊「…問題…ない」
魔道士「可哀想……スリスリ」
盗賊「わゎっ!へ、平気っ…だから!」
戦士「へへっ…!」
召喚士「はははっ」
盗賊「…いっ、行くぞ!」
107 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/24(火) 21:51:30.43 ID:UP70JdMo
〜山の町〜
魔道士「……そ、そんな!?」
召喚士「俺達が…巣へ行ってる…最中に!?」
戦士「ウソだろ…!?バーサン…?」
帰ってきたパーティーを迎えたのは、前日の面影もなく、
朽ち果てた宿の姿であった…。
盗賊「……くそっ!」
戦士「土蜘蛛め…ちくしょうっ!!」
ガンッ!!
魔道士「お、お婆ちゃんは!?お婆ちゃんっ!」
召喚士「…でも…なんでまた建物までこんな…?」
すると、下り道から人の声が聞こえる。
地主「さぁ、こっちこっち!こっちです!…んっ?」
商人「おやっ?誰かおるのかね…?」
召喚士「……?」
108 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/24(火) 21:56:46.39 ID:UP70JdMo
地主「何だい…!?アンタら…?」
戦士「えっ…?ここに寝泊まりしてたモンだけど…」
魔道士「……こんな姿にっ…!」
地主「…はぁ…旅の方か?」
商人「……ふぅん。それで、この土地かね?」
召喚士「何か…おかしいぞ!?」
戦士「…何なんだ…?」
地主「どうです?数年前までは宿がありましたが、今は…」
商人「本当に魔物は出ないんだろうな…?」
地主「えぇっ!そ、それはもうっ!!」
商人「う〜ん…見晴らしも良いし、確かに宿には持ってこいだなぁ…」
地主「そうでしょうそうでしょう!ささっ、こちらもどうぞ!」
地主と商人は宿の横を通り過ぎ、去って行く。
魔道士「…ど、どういう…事…!?」
盗賊「……」
109 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/24(火) 22:00:47.80 ID:UP70JdMo
召喚士「あ、あのっ!!」
地主「…?」
召喚士「ここの…宿は……」
地主「ん?…あぁ、もう数年前に土蜘蛛に襲われてな…」
商人「土蜘蛛!?」
地主「いえいえっ!旅の方が成敗して下さいましたよ!」
商人「…そ、そうか…それなら良いが」
召喚士「じゃあ…今は…誰も…?」
地主「昔は婆さんと娘家族でやってたみたいだが…」
盗賊「……」
地主「みーんな土蜘蛛にやられちまったよ…」
召喚士「……そう…ですか」
地主「もういいかね…?さっ、ではこちらに!」
商人「うむ」
魔道士「…え、えっと!?…つ、つまり…!?」
110 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/24(火) 22:06:17.96 ID:UP70JdMo
戦士「死んでも…誰かを…待ってたんだな」
召喚士「お婆さん…やりましたよ…」
魔道士「……お婆ちゃん」
盗賊は手に持つ膝丸を見つめている。
盗賊「……」
戦士「でも…何だったんだろうなぁ」
召喚士「そうだよ!風呂だって…料理だって!」
戦士「不思議な事も…あるもんだな」
召喚士「誰も信じてくれないよな…はは」
盗賊「……」
魔道士「私、今日からオバケ…信じます!」
召喚士「ははっ!俺も…!」
戦士「俺は信じてた派だからな…!」
盗賊「……ありがとう」
パーティーは山を越え、次の町へ向かった…。
111 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/24(火) 22:41:57.03 ID:HId6VaIo
魔導師は魔性の女だな・・・
112 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/24(火) 22:54:49.35 ID:UP70JdMo
ちょっと早いですけど、キリいいのでここまでにしときます!
本日も多数のご支援ありがとうございました!では、また明日!ノシ
113 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/24(火) 22:57:04.49 ID:CJHt1UAO
>>1
乙
114 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/24(火) 23:02:10.89 ID:yzOOGYDO
乙 楽しいです
115 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/24(火) 23:07:07.77 ID:T/ByC6AO
バーチャン……
116 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/24(火) 23:10:04.93 ID:DtboEWk0
うぉつ!
まさかのばあちゃん幽霊落ちにオラびっくら昆の塩昆部長だ!
よっぽど無念だったんだろうなぁ・・・。
117 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/24(火) 23:16:24.40 ID:.Y6D2PU0
乙です。
毎日楽しみにしてますぜ。
118 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/24(火) 23:18:03.33 ID:oguub76o
あら?
「ばあちゃんが土蜘蛛で餌を招き入れて遊んでた」説は違ったのかw
119 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/24(火) 23:21:47.94 ID:5xWVhwDO
>>1
乙
土蜘蛛との戦いかっこよくて面白かった!
120 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/24(火) 23:22:45.77 ID:8IYOvw2o
膝○見た時の反応の時点で分かるだろwwwwww
121 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/24(火) 23:24:06.90 ID:UKWhPkSO
乙
明日も楽しみた゛
122 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/24(火) 23:51:42.95 ID:jnGubdY0
何食わされてたんだろう……
123 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/25(水) 00:07:47.79 ID:pFlE9cDO
極楽にはうまい酒や飯があるらしい。つまりはそういうとこだ
124 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/25(水) 00:15:05.65 ID:SEJgMXoo
>>123
まて、その理屈で行くと召還士たちは死んでいるってことになるぞ
125 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/25(水) 00:56:13.23 ID:VvmEz2AO
>>1
乙
毎日頑張ってくれてるし、もうそろそろオプーナ買ってもいいよ!
126 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/25(水) 01:22:53.49 ID:s7k3hwAO
1otsuをlotsu(ろつ)と読んでいた時期が俺にもありました
127 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/25(水) 01:54:00.05 ID:L8idVRwo
よし膝丸の銘を蜘蛛切と改めようぜ
128 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/25(水) 02:17:34.02 ID:TsPr0iwo
そういうのいいから
129 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/25(水) 03:21:32.26 ID:Qd/KJOo0
ふぇふぇふぇwwwwww
召喚士たちはマヨヒガにでもいってたのかのぅwwwwww
狐とぬこの式神はいなかったかのぅwwwwww
130 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/25(水) 03:40:09.44 ID:URsZM7Q0
ばーちゃん・・・
・・・ふぅ
131 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/25(水) 10:47:43.51 ID:q6ziviUo
>>1
VIPで魔王スレ書いてね?
俺の気のせいかな?
132 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/25(水) 10:51:02.33 ID:ogGCPCEo
>>131
書いてないでげす。会社の年賀状作成してます
イラレとフォトショでPCがパッツンパッツンでげす
まとめにてついに第七部まで更新がっ!
どちらの方向を向いて土下座すれば宜しいでしょうか!?
http://nanabatu.web.fc2.com/new_genre/summoner_ike_Cockatrice.html
133 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/25(水) 11:03:30.79 ID:q6ziviUo
>>1
そか、勘違いでスマン。
召喚士やカタコトで喋る盗賊がいたらwwwwww
それよりも
>>1
と同じ職種の気がしてきたwwwwww
134 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/25(水) 11:34:13.53 ID:YPMbbgAO
あれとこれ同時進行なんて明らかに無理があるだろ…
135 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/25(水) 11:41:18.71 ID:ogGCPCEo
>>133
ホントだ!w見てきたら文体似ててビックラしました
vipの時は名無しですので…職種は触手製造業です
続き↓
136 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/25(水) 11:42:36.76 ID:ogGCPCEo
〜街道〜
戦士「へぇ…道の間にも家やら店やら建ってんだな」
召喚士「確かに…こういうのは珍しいね。東方の文化なのかな?」
魔道士「でも、魔物とか大丈夫なんですかね…?」
盗賊「…魔物は…あまり」
召喚士「人前には出ないんですか?」
盗賊「…夜とか…山とか」
魔道士「それなら住むのも楽で良いですねっ!」
戦士「…そうだなぁ…北方なんかと比べるとなぁ」
召喚士「……うん」
魔道士「あ…いい匂い〜、何ですかね?」
戦士「ホントだな、あの家…いや、店か」
盗賊「…おだんご屋さんだ」
召喚士「おだんご屋さん?」
魔道士「ちょっと寄って行きましょうよ!」
137 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/25(水) 11:45:10.12 ID:q6ziviUo
ぜんまいさむらいの店か!
138 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/25(水) 11:48:39.82 ID:ogGCPCEo
〜だんご屋〜
店娘「はいっ!お待たせっ!!」
戦士「おっ…!美味そう〜!」
魔道士「いただきまーすっ!!」
召喚士「…?これは…なんです?」
盗賊「…お茶だ」
召喚士「お茶?紅茶みたいなものですか…?」
盗賊「…うむ」
魔道士「…んーっ!甘〜い!美味しい〜!」
戦士「何だ、ガキみたいに…んっ!…うめぇ!」
召喚士「東方は自然に恵まれてて、本当に良い所ですよ…」
盗賊「…そうか」
戦士「南方も良かったけど…食事は東方が一番かもな!」
魔道士「でも西方も美味しかったですよ〜?」
戦士「むっ…!た、確かに…!!」
召喚士「はははっ!!」
139 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/25(水) 11:52:58.92 ID:fNHXWe.o
戦士と召還士が北方ってことは白人茶髪か金髪のイメージでおk?
140 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/25(水) 11:57:25.31 ID:ogGCPCEo
…
戦士「…なぁ」
盗賊「…ん」
戦士「…その膝丸…なんかあんだろ」
盗賊「……別に」
戦士「魔物の攻撃にも気付けない程の驚き…」
盗賊「……」
戦士「…俺の気のせいには…思えねぇけどな」
盗賊「…」
戦士「…なんかあるなら…話してくれよ」
盗賊「……戦士」
戦士「俺達は…もう家族みてぇなモンだろ」
盗賊「……う…うん」
バッ!!
魔道士「そうですよぉ!盗賊さんっ!!」
召喚士(……あぁ…今のは…今の雰囲気は良かったのに…)
141 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/25(水) 12:09:42.95 ID:ogGCPCEo
…
盗賊「…膝丸は…代々藤蔵家に伝わる刀だ」
魔道士「えぇっ!?」
戦士「何でそんなモンが…!?」
召喚士「まさか…土蜘蛛退治の人って…」
盗賊「…藤蔵の者かも…しれぬ」
魔道士「…そ、そうだったんですね」
戦士「なんつーか…偶然というか…奇跡というか…」
召喚士「で、でも…盗賊さんの手に渡ったのは…運命かもしれませんね」
盗賊「……こんな」
召喚士「…?」
盗賊「…こんな…刀なんてっ…欲しく」
戦士「…盗賊」
盗賊「…私はっ…刀も…藤蔵の名も…」
召喚士「……」
盗賊「…欲しくなんて…ない…!」
142 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/25(水) 12:19:48.95 ID:CGzbRu.o
藤蔵の名前出るたび笑ってしまうんだが
143 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/25(水) 12:21:45.93 ID:2u1XsAAO
支援
144 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/25(水) 12:23:21.25 ID:q74f8W6o
>>142
俺もだwwwwwwww
145 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/25(水) 12:26:22.67 ID:ogGCPCEo
盗賊「……膝丸って名前」
戦士「…?」
盗賊「…試し切りした罪人が…膝まで斬れたから」
召喚士「…!?」
盗賊「…ひどい名だと…思わんか?」
魔道士「……ヒドイです」
盗賊「…東方では…日常だ」
召喚士「……」
盗賊「…他国との…交流を避け…自閉性な」
戦士「…あんまり…みえないけどな」
盗賊「…貿易が盛んになれば…金に目が眩み」
召喚士「…」
盗賊「…戦う者は減り…商人ばかりっ!」
魔道士「盗賊さん…」
盗賊「…内輪で…いがみ合いばかり…!」
146 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/25(水) 12:28:39.53 ID:ogGCPCEo
>>142
>>144
俺もだwwwww
147 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/25(水) 12:54:40.88 ID:ogGCPCEo
戦士「…」
盗賊「こんな国も…藤蔵の家も…何も信じたくないっ!」
魔道士「…でも、少し…分かる気がします」
戦士「だから家を飛び出したってか…」
召喚士「…」
魔道士「盗賊さん…私は…分かりますよ!」
召喚士「…俺は…よく…分かりませんけど」
盗賊「…」
召喚士「だって…せっかく家族がいるのに…」
戦士「召喚士……」
召喚士「帰る所があるのにっ…!」
魔道士「……」
召喚士「あ…す、すいません…!」
盗賊「……いや」
召喚士「…俺はもう…帰る所なんてありませんから」
148 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/25(水) 13:03:15.23 ID:ogGCPCEo
戦士「俺も…まぁ、分からなくはないけどな…」
盗賊「……」
戦士「なんつーか…一方的、感情的になるんじゃなくてさ」
盗賊「…」
戦士「きちんと話して、その藤蔵の家の考えとかさ…」
盗賊「…」
召喚士「そうですね…幾ら嫌だからと言っても…家族ですし」
魔道士「……」
戦士「みんな色んな考えの下に生きてんだ…!」
召喚士「お互いの話を聞くのも大切ですよ…?」
盗賊「…それは…分かってる」
魔道士「……そうです…よね」
戦士「よしっ!このまま藤蔵の家に乗り込むぞ!」
盗賊「…えっ!?」
戦士「善は急げだ!腹割って話し合ってこいっ!」
149 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/25(水) 13:15:21.49 ID:ogGCPCEo
盗賊「…そっそんな…急に」
召喚士「まぁ…悪くはないですね…」
盗賊「…し、召喚士までっ!」
魔道士「私も…そう思っちゃいました…!」
盗賊「…魔道士っ!」
魔道士「実は私も…同じような…境遇なんです」
召喚士「えっ?」
魔道士「それについては…この件が終わったら必ず…お話します」
戦士「…分かった!」
召喚士「…いいですか?盗賊さん…?」
盗賊「……う、うむ」
魔道士「きっと…うまくいきますよ!」
盗賊「……」
戦士「あぁ…俺達も協力する!」
召喚士「えぇ…。大切な仲間…ですから」
150 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/25(水) 13:21:31.03 ID:ogGCPCEo
魔道士「…でも、怖い剣ですね…!」
戦士「膝丸か…そんな意味があったなんてなぁ」
召喚士「あ、名前変えちゃったらどうです…?なんて…」
戦士「…」
魔道士「…」
盗賊「…」
召喚士「で、ですよねー…はは!……すいません」
戦士「…いいアイディアだ!そうしようぜ!なぁっ」
魔道士「よしっ!とびっきりの考えますよー!」
戦士「お…お前は…やめといた方が…」
魔道士「…ヒザ…ニー…丸、サークル…輪…」
戦士「お、おいっ!お前らはなんか良いのないのかっ!?」
召喚士「…うーん蜘蛛退治…小太刀…藤蔵」
魔道士「あっ!!ニーサークルショ…」
盗賊「……蜘蛛切」
151 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/25(水) 13:26:18.26 ID:ogGCPCEo
戦士「蜘蛛切か…シブイな」
召喚士「うん、良いんじゃないですかね!」
魔道士「あーん…せっかく考えたのに〜!」
盗賊「…すまぬ」
魔道士「いえいえっ!気にしないで下さい!エヘヘ」
戦士「さて、だんごも食ったし…行くとすっかね!」
召喚士「目指すは…盗賊さんの家!!」
魔道士「都より先の方でしたっけ…?」
盗賊「…ああ……半日もあれば」
戦士「んじゃあ、都を経由して行けば大丈夫だな」
召喚士「そうだね…遅くなったらそこで宿をとろう」
魔道士「ご馳走様でしたー!」
店娘「はぁーいっ!またどうぞ〜っ!!」
魔道士「さ、盗賊さん!行きましょう〜!!」
盗賊「…うむ!」
152 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/25(水) 13:34:37.32 ID:4VvXOkSO
魔導士のネーミングセンスwwwwww
でもそれが良い!
153 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/25(水) 13:38:31.36 ID:nUbmTMQ0
えー・・・ホントに変えちゃったよ・・・
154 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/25(水) 13:45:35.81 ID:ogGCPCEo
>>153
実は最初から変えるつもりだったんだ
…ゴメンナサイ(´・ω・`)
155 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/25(水) 13:48:57.49 ID:4f5grcgo
>>154
これは主の物語だ
もっとわがままに振る舞いたまえ
156 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/25(水) 13:49:48.01 ID:XQrZ0gDO
そういや召喚士は「いただきまんこ」って言ったことあるの?ww
157 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/25(水) 14:03:05.70 ID:nUbmTMQ0
>>154
いやこっちこそすまんこ
周りの意見に流されてんのかな〜って思っちゃっただけで
>>155
の言う通り好きなようにやって欲しいです
158 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/25(水) 14:09:47.96 ID:ogGCPCEo
>>155
よーし!じゃあわがままに振る舞いの追加シナリオで、
なんと王子が魔道士と盗賊の処女を(ry
>>156
あの師匠が育ての親なので…てか師匠が言ってそうな
>>157
いえいえ。一応伏線があったりなかったり…なかったり
続き↓
159 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/25(水) 14:11:47.27 ID:ogGCPCEo
〜都〜
魔道「うわぁ〜…大賑わいですね!」
盗賊「…うむ」
魔道士「あ、あのお店なんだろう…?」
戦士「しかしホントに魔物の一匹も出なかったな…」
召喚士「特殊な結界でもあるのかな…?」
戦士「まだ日も暮れる前だ…行けるかな」
召喚士「盗賊さん…どうします?」
盗賊「…どちらでも」
魔道士「じゃあ一気に行っちゃいましょうかっ!」
召喚士「そうですね!都はまた今度…」
戦士「帰りに寄ろうぜ…!なんか色々見たい!」
召喚士「ははっ、じゃあそうしようか!」
盗賊「…同意」
魔道士「じゃあ行きましょう〜!」
160 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/25(水) 14:12:30.63 ID:XQrZ0gDO
>>158
む!処女!!
161 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/25(水) 14:16:39.97 ID:s7k3hwAO
>>146
笑ってんじゃねーよw
162 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/25(水) 14:16:53.13 ID:ogGCPCEo
〜山道〜
召喚士「すっかり日も落ちたなぁ…」
魔道士「暗くなるの早いですね」
戦士「東方だからだろ?ほら、東から日が昇って…」
召喚士「そうだね…西方は日の出も遅かったもんね」
盗賊「…ここから」
戦士「…ん?」
盗賊「…魔物が…出る」
召喚士「…分かりました」
戦士「いつもの陣形で進むぞ…!」
魔道士「はいっ!」
召喚士「…強い…ですか?」
盗賊「…強いのもいれば…弱いのも」
戦士「判断はお前に任せるぞ」
盗賊「……任せろ」
163 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/25(水) 14:42:17.63 ID:Qd/KJOo0
名前が蜘蛛切に変わったところで言わせてもらいたい・・・。
膝丸って名前がでてきたところから「ピザ丸」と言いたくって仕方がなかった。
164 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/25(水) 15:10:42.62 ID:RVmJO.Q0
魔道士「…ピザ…ニート…丸、サークル…輪…ぼっち」
165 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/25(水) 15:31:07.59 ID:s7k3hwAO
>>164
やめてえええええええええ
166 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/25(水) 15:32:25.11 ID:ogGCPCEo
>>164
なんという強力な魔法…
167 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/25(水) 15:38:34.87 ID:ogGCPCEo
ザッザッザ
召喚士「盗賊さんの家までは…結構あるんですか?」
盗賊「…2時間くらいか」
戦士「月明かりも…こう森の中だとな」
召喚士「灯りをともしましょうか…魔道士さん」
魔道士「はい」
ボオォォォ
梟の声と共に、火の光が闇に広がる。
戦士「さ…進もうぜ」
…
盗賊「…!?」
ガサッ…ガサッ……
戦士「どうした?」
盗賊「…何の…音だ?」
ガサッ……
168 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/25(水) 15:41:04.16 ID:ogGCPCEo
盗賊「下だっ!」
突如、地面が隆起し、四人は足のバランスを取られる。
召喚士「じ、地面がっ…!?」
ドドォ…ボコン…
土の中から巨大なムカデが姿を現した。
盗賊「…大百足!」
魔道士「きゃあっ!!ま、また虫ぃ…!?」
ガササッ!!
召喚士「今度は上っ!?」
気の枝から笑い声が聞こえる。
盗賊「…猩々か」
戦士「ショウジョウ…?」
猩々「クッキッキッキ…!」
木の上で、二匹の猩々が笑みを浮かべている。
戦士「仕方ねぇ…まとめてかかってきやがれ!」
169 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/25(水) 15:42:08.28 ID:Q54xxcAO
リアルタイムだひゃっほーう
170 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/25(水) 15:50:04.23 ID:XQrZ0gDO
たぬたぬ?
171 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/25(水) 15:52:03.18 ID:XQrZ0gDO
あぁショウジョウって読むのかww
なんだよたぬたぬってww俺バカスww
172 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/25(水) 16:00:52.92 ID:TN5OxQw0
>>171
もののけ姫で笑ってしまうわwwww
173 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/25(水) 16:03:41.98 ID:s7k3hwAO
かってにシロクマですね、わかります
174 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/25(水) 16:08:24.32 ID:ogGCPCEo
盗賊「気をつけろ!百足は炎を吐く!」
戦士「分かった!」
ダンッ!!
戦士と盗賊は背中を合わせ、百足と猩々の間に入る。
召喚士「魔道士さん…氷を!」
魔道士「はいっ!右手に氷…左手に…雷」
猩々は木々の上を飛び交い、背後へ回る。
戦士「図体の割りに…すばしっこいな!」
盗賊「奴らは私に任せろっ!」
シュバッ…タンッ!!
盗賊が木の枝に飛び上がり、猩々を追う。
戦士「さて…俺はこっちのバケモノか!」
大百足は大きな牙を左右に動かしている。
戦士は雷切を両手で水平に構える。
戦士「………」
175 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/25(水) 16:09:22.46 ID:ogGCPCEo
>>170-171
盗賊「……か、カワイイ」
176 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/25(水) 16:16:15.51 ID:ogGCPCEo
大百足が巨大な口を開き、炎を放つ。
ゴアオォォッ!!
戦士「来たっ!!」
戦士は左に飛び、大百足を水平に斬りつける。
ザシュウゥ…
大百足の足が三本切り落とされ、地面に落ちる。
大百足「キチキチキチッ…!」
戦士「さすがムカデ…これじゃ意味ねぇか…」
召喚士「くっ…!盗賊さんはっ!?」
木の上で繰り広げられる追い逃げの攻防に、
召喚士は目で追うが、把握しきれない。
ダンッ…タタタッ…シュッ…タタッ!!
盗賊(……思ったより…早い…!)
猩々「クッキキキ!どうなすった?」
盗賊「…!」
177 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/25(水) 16:22:06.86 ID:q6ziviUo
猩々「ニンゲン…クウ」
178 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/25(水) 16:24:18.94 ID:ogGCPCEo
サン「やめろっ!そんな事をしても(ry
179 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/25(水) 16:35:34.25 ID:4f5grcgo
>>178
黙れ小僧!
180 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/25(水) 16:37:55.55 ID:q6ziviUo
デイダラボッチは花咲爺だったのか
181 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/25(水) 16:41:26.91 ID:ogGCPCEo
猩々「もう終わりかえ?クッキッキ!!」
二匹の猩々は左右に分かれる。
盗賊「く!!」
盗賊は右に逃げた猩々を追う。
猩々「さて…当たりか外れか!」
猩々は反転し、盗賊めがけて飛び掛る。
シュォッ…タタンッ!!……シュッ…
盗賊「……っ!」
盗賊はその場で上の枝に飛び、攻撃をかわす。
しかし、背後には左へ逃げた猩々が迫っていた。
猩々「…クッキキキ!どちらも外れじゃて」
バキィッ!!
猩々が飛び上がり、盗賊を蹴り飛ばす。
盗賊「…ぐっ!!」
バキッ…ガサガサッ!!…バキッ…ドシャアッ…
枝と葉を突き破り、盗賊は地面に蹴り落とされる…。
182 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/25(水) 16:45:26.88 ID:/vwGqI.o
速さで盗賊が負けるだと・・・?
183 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/25(水) 16:47:54.86 ID:ogGCPCEo
召喚士「盗賊さんっ!!」
盗賊「…大丈夫!…受け身は取った」
服の土を払いのけると、ふと顔を上に向け、猩々を睨む。
猩々「お主…その肩…」
蹴りを放った猩々の右肩にナイフが突き刺さっている。
ブシュッ!!
猩々「小娘…あの一瞬でやりおるわ!」
猩々「クッキキ!蹴りの刹那に…のぅ…」
召喚士「さて…ここは…!」
猩々「仕方なし…百足を使うかの…!」
二匹の大百足の元へ枝伝いに駆ける。
召喚士「行けっ!コカトリス!!」
シュイィィン
盗賊「戦士ーっ!そっちへ行ったぞ!」
戦士「…おうよっ!!」
184 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/25(水) 17:02:38.33 ID:ogGCPCEo
コカトリスと盗賊が同時に飛び上がる。
戦士「さーて…こっちも行くかね!」
召喚士「魔道士さん!準備は!?」
魔道士「…いけます!」
戦士は雷切で大百足を斬りつけるが効果は見られない。
戦士「くそっ!デカイ分効きが悪いぜ…!」
バシュッ!!…ザシュウ…ザンッ!!
戦士「しかも雷まで効かねぇときやがる!くそっ!」
猩々「さて…百足、炎を…」
魔道士「やぁっ!!」
ドドンッ!!ガカアァァッ!!
猩々「…なんとっ!?」
猩々の飛びつく木に雷が落ち、枝が折れ砕ける。
盗賊「…しっ!!」
落下する猩々を盗賊の蜘蛛切が捉え、斬り飛ばした。
185 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/25(水) 17:11:43.13 ID:ogGCPCEo
猩々「ぐっ…ぅ!!」
猩々は片腕を切り落とされ、木の上に逃げる。
ババッ…タンッ!!
猩々「甘くみておったわ…!」
猩々「やるかね…」
猩々は腰から瓢箪を取り出し、中身を飲み始める。
ゴキュッ…ゴクッゴクッ…
猩々「プハー…!美酒美酒!」
猩々「勝利の美酒といきたきものよ…!」
戦士「戦いの最中に酒とは…呑気なモンだな」
魔道士「もう一回…!」
猩々「さて…そうらっ!!」
二匹の猩々が口から、上空へ激しく霧を蒔く。
その直後、大百足が炎を放ち、霧に引火し、激しく燃え上がる。
ブシュウゥッ…ゴアオォォッッ!!
186 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/25(水) 17:19:09.97 ID:XQrZ0gDO
うおぉぉぉ!盗賊たんにカワイイ言われた!
魔導士ちゃんごめん、僕は盗賊たん!
187 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/25(水) 17:27:20.10 ID:qdKlCdc0
魔導士はそのうちメドローアとか使えるようになりそう
188 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/25(水) 17:32:35.81 ID:ogGCPCEo
>>186
魔道士「え〜っ?私は…捨てられちゃったんですね…グスン」
189 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/25(水) 17:38:05.16 ID:4VvXOkSO
僕は1スレ目から魔導士ちゃん一筋!
190 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/25(水) 17:38:44.94 ID:wox66cso
たくさんの人に愛されていながら捨てられたとか言ってるなんて!!
くそっくそっ罪な女
191 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/25(水) 17:39:22.75 ID:PrD8wBwo
私は1スレ目から召喚士さん一筋!
192 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/25(水) 17:46:28.71 ID:XQrZ0gDO
>>188
(´д`;≡;´д`)
193 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/25(水) 17:47:31.99 ID:ogGCPCEo
>>189
魔道士「本当ですか!?エヘヘッ!ありがとうございます!」
>>190
魔道士「罪だなんて…グスン。でも…ありがとうございます!」
>>191
召喚士「えっ!?お、俺ですか…?な、なんかすいません…」
以上を持ちまして、締め切らせて頂きます。
194 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/25(水) 17:53:53.82 ID:LI.y.1Yo
うおおおお!この愛よ占い師ちゃんに届け!
195 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/25(水) 17:57:14.85 ID:pFlE9cDO
>>194
残念だったな
196 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/25(水) 17:58:00.89 ID:ogGCPCEo
vip中につき、後ほどまで休載致します。すいません
197 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/25(水) 18:50:38.35 ID:y/8leFQ0
今日の
>>1
はゲームキューブとPCエンジンを同時プレイしてるのか…
198 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/25(水) 18:55:34.79 ID:tAa1vkAO
VIPのスレ分かんねぇww
199 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/25(水) 18:59:15.13 ID:s/Ha8xw0
誰かvipスレ教えてwwwww
200 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/25(水) 19:07:11.68 ID:0mdBlFw0
ヒント⇒@
多分これだと思う。。。
201 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/25(水) 19:26:08.05 ID:fEkTr/Eo
ルタースレかと思ったが時間的にあわないな。
202 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/25(水) 19:37:47.29 ID:pFlE9cDO
パー速たびたび500になるな
203 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/25(水) 20:10:22.12 ID:.QzXpCMo
戦士「ぐぉっ!!」
盗賊「…!!」
召喚士「なにっ!?」
パーティーの頭上を炎の霧が襲う。
魔道士「っ!!…撃ちますっ!」
ドドンッ!!…キキイィィン…
魔道士の放った氷が炎を沈下していく。
ダッ!!
身を伏せていた盗賊と戦士が立ち上がり、走る。
魔道士「くっ…うぅっ…ダメ!足りないっ!」
召喚士「……ならばっ!!」
召喚士の声に応じ、コカトリスが石化の息を放つ。
ゴオォォ…
息は氷を包み込み、ドーム状の石壁を作り上げた…。
召喚士「さぁ…これで炎は破りましたっ!!」」
204 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/25(水) 20:12:12.53 ID:zoWg.gSO
戦士、井出らっきょフラグ
205 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/25(水) 20:12:26.67 ID:.QzXpCMo
vip落ちちゃったwやっぱり1つに集中しろって事ですね!
>>197
ここは1のIDをチェックするインターネッツですね
>>200
マジレスでアンタ何者だよwビックリしました
206 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/25(水) 20:52:00.93 ID:tAa1vkAO
まとめWikiマダー?
207 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/25(水) 21:45:07.07 ID:.QzXpCMo
猩々「な、なんと!?」
その時、盗賊が目の前に姿を現す。
猩々「なっ…!?しまっ」
ザシュッ!!…ドンッ…コロコロ
蜘蛛切のひと振りで、猩々の首が飛んだ…。
召喚士「さぁ!もう一息!!」
コカトリス「承知っ!!」
コカトリスが空中より、大百足の顔へ息を吐きだす。
ゴオォォォッ…!!
召喚士「戦士!とどめをっ!!」
戦士「おうっ…!」
戦士は雷切を鞘に納め、大斧をかつぎ構える。
戦士「ふーっ…うりゃぁっ!!」
ブンッ!!……ザクゥ…ドシャアァッ!!
大斧の人振りは、大百足の体を真っ二つに切り離した…。
208 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/25(水) 21:48:31.73 ID:.QzXpCMo
大百足「グギャァァッ…!!」
ドシャアァッ…
猩々「…ひっ!!」
ダッ!!
戦士「逃がすかっ!」
召喚士「いやっ!追わなくていいよっ!」
盗賊「…うむ、あの傷なら…もう何もできまい」
戦士「……だな」
ドスン
魔道士「ふーっ…終わりましたね」
召喚士「強かった…」
戦士「傷…大丈夫か?」
盗賊「…ん?…あぁ」
召喚士「さぁ、もう少しです。頑張りましょう!」
四人は薄暗い山道を更に先へと進んで行った…。
209 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/25(水) 21:50:49.28 ID:Q54xxcAO
やっべwwwwwwオレの携帯の予測でも
とうぞ→藤蔵が1番に予測されるwwwwwwww
210 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/25(水) 21:57:59.61 ID:LI.y.1Yo
雷切だとか蜘蛛切だとか読んでたら備前長船が欲しくなってきた
備前長船カッコカワイイよ備前長船
211 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/25(水) 22:05:13.13 ID:.QzXpCMo
>>209
藤蔵 に一致する日本語のページ 約 8,730 件中 1 - 10 件目 ( 0.209 秒)
>>210
備前長船は占い師ちゃんが持って…ないですね。ハイ
212 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/25(水) 22:08:45.53 ID:jTSxbkIo
刀の話をしてると
燃えよ剣の刀探しの話を思い出す…
213 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/25(水) 22:09:21.31 ID:.QzXpCMo
〜藤蔵家、正門〜
戦士「こんな…山奥に…」
召喚士「で、でか…」
魔道士「お、お城…ですね・・・」
キィッ
盗賊「…さぁ」
四人は正門の中へ入る。
戦士「おいおい…まだ先があるのかよ」
盗賊「……うむ。こっちだ…っ!!」
シュッ!!…カッ
物陰からペーティーへ向けてクナイが二本飛ぶ。
戦士「何だっ!?」
シュバッ!!
塀の上から影が二つ、闇夜の空に飛ぶ。
召喚士「…ちぃっ!」
214 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/25(水) 22:09:37.99 ID:2l3QmB.o
ペーティへ
215 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/25(水) 22:11:03.83 ID:47OeBu2o
ぺティナイフ
216 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/25(水) 22:15:53.61 ID:.QzXpCMo
盗賊「…やめろっ!」
チュインッ…キンッ…キィン!!
二つの人影と盗賊が火花を散らす。
黒ずくめの女が声を発する。
女忍「…!!…ひ、姫様っ!?」
男忍「な、なにっ!?」
二人の忍びが太刀を納め、後方に下がる。
盗賊「あぁ…私だ」
女忍「姫様っ!!御無事でっ!?」
男忍「失礼をっ!!」
忍の二人はその場で膝を地に着ける。
盗賊「構わぬ…今戻った」
女忍「…御無事で……良かった」
男忍「私は御館様に報告をっ!!」
シュバッ…タッタッタッタッタ…
217 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/25(水) 22:21:01.66 ID:.QzXpCMo
戦士「……」
魔道士「…ひ、姫…」
召喚士「……ほ、本当に」
女忍「…こちらの…方々は?」
盗賊「私の客だ…」
女忍「左様ですか」
女忍が立ち上がり、盗賊に近づく。
女忍「さぁ、お客人もこちらへ・・・」
召喚士「は、はい」
ザッザッザ
正門内をしばらく歩くと、城門が姿を現す。
女忍「姫様のお戻りだ!開門せよっ!」
ゴゴン…ギイィィィ…
戦士「……なんか」
召喚士「…ば、場違い…だな…はは」
218 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/25(水) 22:23:33.50 ID:LI.y.1Yo
尋ねてきた人をいきなり襲うなんてどれだけ内気な家なんだww
219 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/25(水) 22:28:10.71 ID:.QzXpCMo
ザ゙ッザッザ…
戦士「まだ歩くのか…?」
各所の忍びが膝をつき、盗賊を出迎える。
忍「姫っ!よくぞ御無事でっ…!」
盗賊「うむ」
ザッザッザ…
忍「おかえりなさいませ!」
盗賊「…うむ」
ザッザッザッザ
忍「姫様っ!お怪我などは!?」
盗賊「……う、うむ」
魔道士「な、なんか…ホントに…」
召喚士「す、凄い…人だったの…かな」
戦士「参ったなこりゃ…」
しばらくすると、建物が見えてくる。
220 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/25(水) 22:34:29.70 ID:.QzXpCMo
〜藤蔵家、本殿〜
正面から着物の男が歩いてくる。
風忍「姫…おかえりなさいませ」
盗賊「…風忍か」
風忍「…?そちらの方々は…?」
女忍「姫様のお客人との事でございます」
風忍「…そうか、戻って良いぞ。ご苦労」
女忍「はっ!」
シュバッ…タッタッタ…
風忍「どうぞ姫。お客人はこちらへ…」
盗賊「一緒で良い」
風忍「そう言われましてもな。身分の程は?」
盗賊「しっかりしておるわ。たわけ」
風忍「失礼を…。最近不届きな輩が増えております故…」
盗賊「…また…戦か」
風忍「御庭番の宿命でございますよ…」
221 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/25(水) 22:39:01.27 ID:LI.y.1Yo
たわけwwwwwwww
222 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/25(水) 22:40:07.68 ID:.QzXpCMo
召喚士「お、お邪魔します…」
戦士「でけぇな…家の中も…」
タッタッタ…
侍女「姫様っ!!」
盗賊「侍女!?」
ギューッ!!
侍女「おかえりなさいっ!お元気でしたか!?」
盗賊「や、やめんかっ!こらっ!」
侍女「うふふっ!さぁ、お着替えしましょう!」
盗賊「い、いいよっ!」
侍女「そうおっしゃらずに…あら!皆さんも着替えましょう」
魔道士「え?…えっ?」
風忍「では殿方は私と共にこちらへどうぞ」
侍女「あらカワイらしいお嬢さん!お名前は?」
魔道士「あ…ま、魔道士ですっ!」
侍女「魔道士ちゃん!じゃあこちらへどーぞっ!」
223 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/25(水) 22:40:37.39 ID:ZSmj/oAO
盗賊たんがよく喋っとる(・_・)
224 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/25(水) 23:01:14.07 ID:URsZM7Q0
ID:LI.y.1Yo
ID:LI.y.1Yo
ID:LI.y.1Yo
225 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/25(水) 23:03:59.68 ID:.QzXpCMo
風忍「君達…えーと…?」
召喚士「召喚士と申します」
戦士「戦士です」
風忍「ありがとう、改めて風忍だ。二人は姫の…」
召喚士「え、えーとパーティー仲間です!」
風忍「パーティー…?冒険者…かな?」
召喚士「そ、そうです!」
風忍「なるほど…それはお強いのであろう」
召喚士「俺は召喚士、こっちは戦士です」
風忍「召喚士…?あぁ陰陽師のような類であったかな」
召喚士「…おん…?」
風忍「たしか守護獣を召喚出来るのであろう?」
召喚士「あ、そ…そうです!」
風忍「戦士殿は…武士と言ったところか」
戦士「…え、えぇ」」
226 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/25(水) 23:04:39.61 ID:Qd/KJOoo
侍女から百合の香りがする。
227 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/25(水) 23:29:19.77 ID:.QzXpCMo
風忍「ん…?それは…刀か!?」
風忍は戦士の腰に据えられた雷切を見る。
戦士「…あ、えぇ」
風忍「どれ…ちょっといいかい?」
カチャッ…スラッ
風忍「…うーむ」
戦士「…な、何か?」
風忍「これは…どちらの刀匠の作品かな?」
戦士「あ…遠く西方の…今は亡き…」
風忍「西方か…いや、なかなかどうして…」
召喚士「…?」
風忍「あぁ、すまない。さ…これを着てくれ」
召喚士「ありがとうございます…」
風忍「素晴らしい刀だな。東方の魂を感じるよ」
戦士「命がかかった…作品ですから」
228 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/25(水) 23:33:17.46 ID:VvmEz2AO
俺の股間に付いてる雷切にもジャパニーズソウルが詰まってるぞ
さぁ侍女ちゃん、僕の雷切も接待してくださいな^q^
229 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/25(水) 23:33:52.44 ID:PrD8wBwo
>>228
に風忍が目を付けたようです
230 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/25(水) 23:37:12.18 ID:VvmEz2AO
黄金の国ジパング…
しかし私はそこで己の魂とも言える金を失ってしまったのだ
byタマブ=ク=ロチンタマ
231 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/25(水) 23:39:55.14 ID:.QzXpCMo
一方の部屋では、侍女に連れられ、女性陣が着替えている。
侍女「姫は…これっ!」
盗賊「こ、これっ!?…む、無理っ!」
侍女「無理じゃない!はい!」
盗賊「くっ!!」
侍女「魔道士ちゃんは…桃色…いや、黄色?」
魔道士「あ、あの…何でも…いいですよ?」
侍女「駄目よっ!着物は華なんですからっ!」
魔道士「は、はぃ…!」
侍女「はい!じゃあ、これ着て。あ、これも…!」
魔道士「は…はいっ!」
侍女「姫は着た?そしたら紅塗るからこっち…!」
盗賊「い、いいよ…紅なんて…」
侍女「いいからっ!!」
盗賊「は、はいっ…!」
232 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/25(水) 23:46:17.49 ID:.QzXpCMo
〜客間〜
戦士「なんか…ソワソワするな」
召喚士「分かる…こういうのってなんか…ね」
侍女「失礼致しまする」
ススッ!!
侍女が襖を開けると着物姿の魔道士が客間へ入ってくる。
戦士「………いいな」
召喚士「………あぁ」
スッスッスッ…ドターンッ!!
魔道士「い、いったっ…!」
侍女「魔道士ちゃん!大丈夫!?」
魔道士「だ、大丈夫です!…うぅ…!」
戦士「…くっ…くくっ…!」
召喚士「し、失礼だ…ぞ…!戦士…っ」
魔道士「……笑って…ますよね…?ふんっ」
召喚士「…す、すいません」
233 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/25(水) 23:51:02.60 ID:.QzXpCMo
魔道士「あ、歩きにくいんですっ!」
召喚士「…いやいや、でも…よく似あってますよ!」
魔道士「ホントですかっ?カワイイですかっ?」
召喚士「うん…カワイイですよ!」
魔道士「……あ、ありがとう…ございます///」
戦士「そういや、肝心のお姫さまは?」
侍女「もう、まもなく…お越しになられます」
しばらくすると、盗賊が客間に入ってくる。
スッ
召喚士「えぇぇっ!!?」
戦士「と…盗…賊…!?」
魔道士「うわぁ…き、綺麗…!!」
盗賊「…あ、あまりっ…見るなっ!」
盗賊は目を合わさず横切り、上座に座る。
全員が着座すると、上座の奥から足音が聞こえてくる。
234 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/25(水) 23:52:59.60 ID:.QzXpCMo
本日はここまで。ご支援まことありがとうございました!
それではまた、明日お会いしましょう!ノシ
235 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/25(水) 23:54:38.47 ID:ZSmj/oAO
ナ、ナンダッテー!!
乙
236 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/25(水) 23:55:22.06 ID:VvmEz2AO
乙
裸も良いけど着物は着物でそそるもんがあるな
237 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/25(水) 23:55:38.90 ID:rwOqZ2DO
追いついたと同時に終わった
乙です
ゆっくりでもいいので完結はお願いしたい
あと魔導士ちゃんは僕の嫁
238 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/26(木) 00:01:17.41 ID:yiONCgAO
乙お!
239 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/26(木) 00:02:25.23 ID:8aTvb1Yo
えるしっているか 0時を跨いだら 本日じゃなくなる
いや、普通に乙です。無理せずに頑張ってくださいね
240 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/26(木) 00:09:48.09 ID:5wMdpD20
>>230
とある侍が玉を女の争いで部下に潰されてな…
241 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/26(木) 00:11:02.51 ID:H4jlUZ6o
いつ完結するのですかね…ムダに長いおまけ
魔道士「盗賊さん!皆さんに着物のお披露目を〜!」
盗賊「むっ、無理無理っ!///」
魔道士「まずは私からっ…」
ヒラリッ
魔道士「エヘヘー似あいます〜?はい、盗賊さん!」
盗賊「……うぅ」
侍女「えーいっ!」
グルグルグルグルッ
盗賊「ちょーっ!お、帯がぁっ!!」
侍女「いいでわないかーほれほれっ!」
魔道士「ほれほれー!エヘヘッ!」
ガスッ!!
侍女「いったぁ…!本気で殴りましたね・・・!?」
盗賊「た、たわけっ!!」
ではおやすみなさいー!ノシ
242 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/26(木) 00:21:05.02 ID:Ozu4x3Mo
そういえば占い師のいってた爺さんは誰だったんだ?
243 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/26(木) 00:26:24.48 ID:7stsbcAO
>>242
ラスボスだよ
244 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/26(木) 00:59:59.17 ID:Zz3VigAO
たわけっ!
って懐かしいな
波平のFlashだかだったな
245 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/26(木) 01:02:00.08 ID:6cDIr6AO
おつお!
246 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/26(木) 01:04:04.00 ID:.88KbWYo
着物が似合うのは貧乳。巨乳で似合うのは極少数
つまり・・・
247 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/26(木) 01:11:48.18 ID:Bby8HDwo
おい☆らん
248 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/26(木) 01:12:41.53 ID:KUVuBBUo
胸も尻もでとる場合は腹にタオル巻いて寸胴にするから
爆乳レベルでなきゃ問題なくきれいに着れる
だから盗賊がぼいんなのに着物が似合うのも矛盾のない話なのである
249 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/26(木) 02:22:52.87 ID:jlKwq2DO
ジャパニーズはサイコウね!
250 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/26(木) 02:31:20.24 ID:Of0QXJo0
>>231
>一方の部屋では、侍女に連れられ、女性陣が着替えている。
アクs・・・ゲフンゲフン
251 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/26(木) 06:42:10.99 ID:/km6YADO
着物は素晴らしい日本文化だ。日本に生まれてよかった
252 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/26(木) 07:28:12.27 ID:Udz5Xas0
盗賊さん・・・着物は脱がす為にあるのですっ!
ドゥフゥフゥッww
253 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/26(木) 10:33:57.33 ID:FqeFf6DO
盗賊「たわけ…」チャキッ
254 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/26(木) 12:44:17.08 ID:wJo5Q0oo
風忍「御館様のお成りだ。面を下げよ」
召喚士「…?」
侍女「こうよ…」
侍女が深々と頭を下げる。それに続いて三人も頭を下げた。
スッ…ザッザッザッザ…ドスッ
声「……面を上げよ」
顔を上げると、正面の上座に一人の男が座っている。
戦士(…な、なんつう…威圧感だ…!!)
召喚士(この人が…盗賊さんの…!?)
盗賊「ご無沙汰しております……父様」
御館様「………」
盗賊「この度は……突」
御館様「風、この者達は…?」
風忍「はっ。姫君をお連れ下さいました、旅の方でございまする」
御館様「そうか…では、持て成してやれ」
そう言うと、御館様は上座を立ち去る。
255 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/26(木) 13:02:06.16 ID:Kocef.AO
がんばれ
いつもみてます
256 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/26(木) 13:18:57.16 ID:wJo5Q0oo
盗賊「ち、父様っ!!」
盗賊が声を掛けると、御館様はその場に立ち止まる。
御館様「……」
盗賊「わ…私は…っ」
御館様「貴様はこの家を捨てた」
盗賊「……」
召喚士「…」
御館様「最早、藤蔵の者ではない」
侍女「…!?」
風忍「……」
御館様「明朝、早々に立ち去るが良い」
ザッザッザ…
盗賊「ち、父様…」
魔道士「……っ」
御館様はそのまま客間を後にした…。
257 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/26(木) 13:21:02.64 ID:A7eNOUYo
ちちさま?
とうさまかちちうえじゃ無いのかww
258 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/26(木) 13:21:18.89 ID:eWfo35.o
乳様・・・
259 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/26(木) 13:21:40.06 ID:wJo5Q0oo
ご挨拶まだだった。こんにちは!ノシ
今日は夜来れないので今のうちに頑張ります
>>255
あざざーす!皆様もあざざーす!
260 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/26(木) 13:23:28.89 ID:wJo5Q0oo
>>257
間違えたー!w盗賊「と、父様…」でおながいします
とうさま、だと出てこなくてつい…orz
261 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/26(木) 13:39:00.56 ID:uY4eeIwo
ぬ、盗賊…
262 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/26(木) 13:40:46.84 ID:wJo5Q0oo
〜大広間〜
侍女「さぁ、こちらへどうぞ」
召喚士「あ、すいません…」
侍女「支度を」
女中「かしこまりました」
四人は中央に用意された座布団に着座する。
侍女「ここからは足を崩して、おくつろぎ下さいね!」
魔道士「あ、ありがとうございます」
ポンポン
戦士「これ…畳ってやつかな…?」
盗賊「……」
侍女「ほら、姫もお座り下さいな」
盗賊「すぐ…戻る」
侍女「あ、そんなにまくって!はしたない…」
タッタッタ…
侍女「……もう」
263 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/26(木) 14:04:40.95 ID:wJo5Q0oo
〜御館様の部屋〜
タッタッタ…
盗賊「し、失礼します…」
スッ
御館様「……」
盗賊「父様……」
御館様「まだ何か用か…?お客人」
盗賊「……」
御館様「二度と言わせるな。貴様は藤蔵の者ではない」
盗賊「……父様」
御館様「ましてや父などと…戯言を申すな」
盗賊「……っ」
御館様「……用がないのなら立ち去れ」
盗賊「わ、私は兄様の件…許すわけには参りません」
御館様「……」
264 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/26(木) 14:08:35.64 ID:wJo5Q0oo
盗賊「私は…私なりのやり方で…きっと…」
御館様「……それで?」
盗賊「……」
御館様「貴様ら兄妹は…藤蔵の恥さらしだ。出て行け」
盗賊「……言われなくとも」
御館様「…・・・」
盗賊「・・・お世話に・・・なりました」
スッ
盗賊は御館様の背に一礼すると、襖を閉めた。
御館様「・・・・・・阿呆が」
〜大広間〜
女中「お待たせ致しました」
魔道士「ありがとうございます!」
侍女「御飲み物は?」
戦士「酒があれば・・・!」
侍女「うふふっ!お持ちしますねっ!」
265 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/26(木) 14:13:28.07 ID:wJo5Q0oo
侍女が戦士に酒を注ぎ始める。
戦士「あ、どうも」
侍女「さぁ、お召し上がり下さいな」
召喚士「いただきます」
魔道士「いただきます!」
侍女「さぁ、召喚士殿もどうぞ…」
召喚士「あ、ありがとうございます…」
召喚士がお猪口を差し出すと、侍女が酒を注ぐ。
召喚士「盗賊さん…遅いですね」
侍女「まぁ…親子二人きりで話したい事もあるでしょう」
召喚士「そう…ですよね」
戦士「その辺りは、知ってるんですか?」
侍女「……まぁ…うん」
召喚士「盗賊さんはなかなか…話してくれないもので」
侍女「……そう」
266 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/26(木) 14:21:41.62 ID:wJo5Q0oo
戦士「まぁ本人が言いたくないなら、しょうがないけどな」
魔道士「そうですねぇ…」
侍女「あの子は…可哀想なのよ」
召喚士「…え?」
侍女「私から話して良いものか分からないけど…」
魔道士「……」
侍女「簡単な事だけでいい…?」
召喚士「もちろんです…!」
侍女「藤蔵家というのはね、東方を統べる将軍の…」
戦士「お庭番、警護だっけか…?」
侍女「えぇ。でも、最初は山に住む忍の一族だったの…」
召喚士「…なるほど」
侍女「何百年も前だけど…将軍が戦いに負けた事があったの」
魔道士「…魔王軍に…ですか?」
侍女「いいえ、人間同士の戦いよ」
267 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/26(木) 15:17:54.87 ID:wJo5Q0oo
召喚士「国の争い…」
侍女「その時敗走する将軍を山まで導き、匿ったのが藤蔵…」
戦士「…ほぅ」
侍女「それから、将軍は藤蔵の力を得て、復権したの」
魔道士「王様を助けてあげたのが、盗賊さんちって事ですね!」
侍女「そうよ。それから藤蔵家は将軍家の警護を務める身分になったの」
召喚士「なるほど…そんな歴史が…」
侍女「御庭番と呼ばれ、警護や諜報…そして暗殺まで…」
戦士「……」
侍女「でも何代か前に藤蔵が二家に分かれたの…」
魔道士「二つに…ですか…?」
侍女「御庭番の藤蔵家が本家…そして暗殺など裏の仕事を…」
召喚士「分家が…!!」
侍女「…その通り。彼らは通称、影…と呼ばれたわ」
召喚士「…影……影っ!?」
268 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/26(木) 15:26:48.47 ID:eWfo35.o
不破・・・
269 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/26(木) 15:36:09.12 ID:wJo5Q0oo
戦士「影…まさか…」
侍女「それから藤蔵本家はそれは大きくなっていったわ…」
魔道士「…このお城とか見ると…そうですね」
侍女「そして今の御館様の代で・・・ついに…」
召喚士「……」
侍女「藤蔵家は大名にまでのし上がったのよ」
戦士「大名ってぇと…」
召喚士「まぁ、領主みたいなものかな…」
戦士「それで…姫様…か」
侍女「まぁ今の将軍家はだいぶ威信も下がってはいるけど…」
魔道士「でも、王様は王様ですもんね」
侍女「えぇ。名ばかりであっても将軍の威光は大きいわ」
戦士「……」
侍女「でも…その一方、分家である影は、没落していったわ…」
召喚士「…同じ……将軍仕えなのに」
270 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/26(木) 15:56:37.35 ID:FqeFf6DO
>>268
四神朱雀喰らわせて首の骨折るぞコラ
271 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/26(木) 15:57:41.35 ID:wJo5Q0oo
侍女「裏の仕事だもの…当然と言えば当然よね」
魔道士「……」
侍女「更に、国内は安定し、暗殺や諜報の機会も減った…」
戦士「…そうだよな」
侍女「更に将軍家は影の仕事を直接の指示と悟らせたくはなかった」
召喚士「それで…疎んじられてしまった…という事か」
侍女「当然、影は本家を憎んでいるわ…」
戦士「かたや大名、かたや日陰者だもんな…」
侍女「そう…。それは大名になって更に加熱しているわ」
召喚士「…だからか…さっきの警備の数は」
侍女「この城は大丈夫よっ、そう簡単に忍びこんだり出来ないわ」
魔道士「安心ですねっ!」
侍女「まぁ影の事だから…油断は出来ないけど…」
タッタッタッタッタ
盗賊「……た、ただいま」
272 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/26(木) 16:08:35.18 ID:LfkKvADO
書き込みミスの藤蔵からここまで発展するとは・・・
面白いです
273 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/26(木) 16:15:30.26 ID:wJo5Q0oo
魔道士「あっ、おかえりなさいー」
侍女「もうっ、食事冷めちゃったわよっ」
盗賊「いやっ、いいよ…別に」
侍女「なんですってぇ!謝りなさい!ほらっ皆に謝りなさい!」
盗賊「うぅっ…ご、ごめんなさい!」
女中「い、いやっ!私達は別に…!」
板前「えぇ…。そんな気になさらずとも…!」
戦士「ふっ…ふふっ…なんか子供みてぇだな!」
召喚士「そうだね…ははっ」
盗賊「わ、笑うなっ!」
魔道士「ふふっ…エヘヘッ!」
侍女「姫…良いお友達が出来て良かったですね!」
盗賊「……」
侍女「あっ!違うか…良い殿方…」
盗賊「ち、違うーっ!違う違うっ!!///」
274 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/26(木) 16:18:10.60 ID:wJo5Q0oo
>>272
計 画 通 り (AA略)
そしてシナリオはジェバンニが一晩でやってくれました
275 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/26(木) 16:29:03.19 ID:wJo5Q0oo
…
戦士「悪いな…侍女さんから色々聞いたよ」
盗賊「…別に…構わん」
召喚士「複雑な事情があったんですね…」
盗賊「……」
魔道士「でも…なんでそれで盗賊さんが…?」
盗賊「…今の藤蔵が…嫌いなだけ」
召喚士「…今の…?」
盗賊「……昔は…違った…昔は」
戦士「……親父さんとは話せたのか?」
盗賊「…うむ」
魔道士「大丈夫でした…?」
盗賊「…まぁ…大丈夫だろう」
召喚士「……」
盗賊のうつむく表情は、少し陰り、切なく見える。
276 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/26(木) 16:59:21.57 ID:wJo5Q0oo
召喚士「盗賊さん…あの…」
盗賊「…ん」
召喚士「遺跡で見かけた影忍という男…」
盗賊「…あれは…影の者だ」
戦士「やっぱりそうか…」
召喚士「あんな所で一体何を…?」
盗賊「…さぁ…分からぬ」
魔道士「何か良からぬ感じがしますね…」
戦士「あぁ」
召喚士「…盗賊さんはどうしたいんですか?」
盗賊「!?」
戦士「……」
盗賊「…わ、私は」
召喚士「…はい」
盗賊「…ど、どうすればいいのか…分からないんだ」
277 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/26(木) 17:14:05.44 ID:0oUeXQDO
によによ
278 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/26(木) 17:17:13.90 ID:kHLmfsAO
追いついた!
…でも…毎回女性キャラが出る度に思うよ……
ロリは!ロリはまだかー!?
この際見た目ロリでも、男の娘でも良いから出してくれよー!!
(男の娘は逆に好b(ry)
279 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/26(木) 17:20:36.07 ID:wJo5Q0oo
魔道士「盗賊さん…」
盗賊がその場に立ち上がり、深呼吸をする。
盗賊「み、みんなっ、聞いてくれ」
戦士「…?」
盗賊「ここではなんだから…外へ」
召喚士「は…はい(盗賊さんが普通に喋ってる!?)」
〜中庭〜
盗賊「私には一人、兄がいた」
魔道士「お兄さんが!?」
盗賊「うむ…兄は幼い頃から優れた忍であった」
戦士「…ほう」
盗賊「兄は…本家と分家の確執を酷く嫌っていてな…」
魔道士「…」
盗賊「10年くらい前から、兄は両家の仲を取り持つ為に東奔西走した」
召喚士「…それは…凄い事ですね」
盗賊「だが……駄目だった…」
280 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/26(木) 17:36:23.61 ID:wJo5Q0oo
召喚士「…と、いうと…!?」
盗賊「兄は内通の疑惑をかけられ…家を追われた」
魔道士「そんなっ!?でも…」
盗賊「もちろん誰もが疑った…だが、証拠が…」
戦士「……証拠?」
盗賊「内通の文と…密会の現場を押さえられ…」
召喚士「……そ、そんな」
盗賊「兄は弁解したが、そのまま…家を追われた」
魔道士「そんなのおかしいですよ!?」
盗賊「あぁ、おかしい。兄は確かに和解の道を切り拓いていたのに!」
戦士「……っ」
盗賊「この家は…おかしいのだ…!」
魔道士「盗賊さん…」
盗賊「大名になんて…なるべきじゃなかったんだ!」
召喚士「……」
281 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/26(木) 17:40:30.65 ID:7stsbcAO
黒幕は越後屋だ
間違いない
282 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/26(木) 17:41:32.55 ID:wJo5Q0oo
>>278
信じるんだ!信じていればきっと現実となる!(キリッ
◆そのうち出るかもね、リスト◆
・ツンデレ女戦士
・銀髪色黒の盗賊
・清純派プリースト
・ロリッ娘(職業未定)←New!!
そういえば男キャラって需要ないなぁ…w
283 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/26(木) 17:45:43.49 ID:wJo5Q0oo
魔道士「あの…それで、お兄さんはどこに…?」
盗賊「…分からぬ」
召喚士「…」
盗賊「藤蔵の奴らは…死んだ…と」
戦士「……信じるのか…?」
盗賊「…まさか」
戦士「…だよな」
召喚士「盗賊さんが家を出た理由って…!」
盗賊「……それもある」
魔道士「…」
盗賊「だが、逃げたと言われれば、その通りだ…」
戦士「盗賊…」
盗賊「こんな家になど居たくはない…!」
召喚士「…」
盗賊「そして…兄様は必ず……生きている!」
284 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/26(木) 17:46:24.41 ID:7stsbcAO
・女武道家 ←これ追加で頼む
285 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/26(木) 17:51:12.97 ID:wJo5Q0oo
魔道士「盗賊さん…私…」
盗賊「兄様が見つかるまで…私は旅を続ける」
召喚士「……それで、いいと思いますよ!」
盗賊「……例えそれが…亡骸だったと…しても」
戦士「縁起でもねぇ事、言うんじゃねーよ…」
盗賊「…すまぬ」
魔道士「私は…盗賊さんと一緒にいたいっ!」
盗賊「……魔道士」
魔道士「これからも一緒にっ!旅したい!」
盗賊「…もちろんだ」
魔道士「私もお手伝いします!いや、させて下さい!」
盗賊「……ありがとう」
戦士「…はぁ…まだまだ長い付き合いになりそうだわな」
召喚士「…こ、このまま…一生付き合っちゃえば…?」
戦士「…バカ!な、何言ってんだよ!」
盗賊「…///」
286 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/26(木) 17:52:43.19 ID:tj3Fz0oo
普通に頼れる40代みたいな豪快で渋いおっさんがいて欲しい。エウレカのチャールズみたいな。
287 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/26(木) 17:54:44.20 ID:ADp8U0so
男キャラは召喚士と戦士+αで割とおなかいっぱいかな
父様みたいなキャラ好き
で、占い師ちゃんの出番はマダー?
288 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/26(木) 17:57:48.91 ID:wJo5Q0oo
…
魔道士「あれ…?戦士さんは?」
召喚士「トイレ…じゃないですかね?」
魔道士「はー…でも、お姫様なんて…憧れますけどね」
召喚士「…そ、そうですか?」
魔道士「召喚士さんは、王子様とか憧れません?」
召喚士「いや…なんだか大変そうで…はは」
魔道士「エヘヘッ!あ…そういえばどうするんだろう…」
召喚士「…!?」
魔道士「盗賊さん…戦士さんの事、好き…ですよね?」
召喚士「うぇっ!?…あ、ど…どうでしょうかねぇ…はは」
魔道士「きっと好きだと思いますよ!なんか会話とか増えたし…」
召喚士「……はは」
魔道士「あ、前も言いましたっけ!エヘヘ」
召喚士(女の子って…やっぱ…そういうの分かるんだなぁ)
289 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/26(木) 18:02:15.80 ID:wJo5Q0oo
魔道士「戦士さんも…好きなんだろうけど…何か…」
召喚士「…何か?」
魔道士「きっと過去の未練とか…そういうのがありそう!」
召喚士「あ、あぁー…!そうかもしれませんねー…」
魔道士「……何か知ってます…?」
召喚士「いやいやいや!全然全然!!」
魔道士「盗賊さんはもうお姫様じゃなくなっちゃうのかな…」
召喚士「…どう…なんでしょうね」
魔道士「…家を捨てて、身分を捨てて…偉いなぁ…」
召喚士「…魔道士…さん?」
魔道士「あ、何でもないですー!エヘヘッ!」
召喚士「そう…ですか…?」
魔道士「さぁ、盗賊さんも待ってますし…戻りましょうー!」
召喚士「で、ですね!」
二人は中庭を去り、屋敷の中へ戻って行く。
290 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/26(木) 18:03:25.23 ID:wJo5Q0oo
>>286-287
なるほど。参考になりますです
291 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/26(木) 18:04:06.94 ID:FBhQycDO
商…誰かきたようだ
292 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/26(木) 18:06:02.27 ID:0oUeXQDO
そーいや、キザっぽい奴いないな
293 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/26(木) 18:12:33.82 ID:wJo5Q0oo
〜屋敷内廊下〜
風忍「それで…何かご用かな?」
戦士「風忍さん、アンタなかなか刀に詳しそうですね」
風忍「人並みだろう。まぁ東方では、の話だが…」
戦士「東方に…腕の良い鍛冶屋は知りませんか?」
風忍「刀匠か…まぁ、何人かいるにはいるが…」
戦士「例えば…武器に炎を宿したりとか…出来る…」
風忍「ほぅ…。そうなると限られるな…」
戦士「もし存じてるなら…是非!!」
風忍「……まぁ…構わんよ」
戦士「ありがとうございます!!」
風忍「ここから更に北へ向かった所に山脈がある」
戦士「…ほほぅ」
風忍「明確な場所は知らんが…その山に凄腕がいるよ。一人」
戦士「…風忍さん!…ありがとう!!」
294 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/26(木) 18:29:02.72 ID:kHLmfsAO
ロリを出してくれるかもしれないのか…
>>1
!ありがとう!!
出来ればですます口調でお願いします!m(_ _)m
295 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/26(木) 18:33:25.92 ID:w527ZMAO
これはロリ娘刀鍛冶フラグ?
それとも、
ん?誰か来たみたいだ。
296 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/26(木) 18:45:50.10 ID:wJo5Q0oo
>>294
第二十五部ぐらいかもですぞ?いやそんなに無理か…
>>295
斬新な発想ktkr!なるほど…勉強になるです
あぁぁ…時間切れ…今日はおしまいですます!ノシ
297 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/26(木) 18:54:25.27 ID:w527ZMAO
お疲れ様です。
また遊びにくるよ
(´・ω・)ノシ
298 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/26(木) 19:17:04.95 ID:2bk0yiwo
>>294
あんまり細かく注文すると
>>1
がどんなロリが好きなのかわからなくなるぜ
まぁロリが出たところで俺は魔導士ちゃん一筋なんだが
299 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/26(木) 19:31:36.09 ID:7stsbcAO
乙〜
毎日楽しみにしてるぜ
300 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/26(木) 20:01:28.54 ID:QE/9XN60
300
301 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/26(木) 20:32:41.69 ID:r8NCci60
ほんとこのスレだいすき
302 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/26(木) 20:36:07.46 ID:Z7HX9Zco
ぼくもだいすき
気持ち悪い書き込みがなければもっとすき
303 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/26(木) 20:58:58.90 ID:oyWg2QDO
>>1
乙〜。ところでさ、
(*´д`)王子石化まだー?
304 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/26(木) 21:06:42.93 ID:uEV9172o
どんだけ掘り返すんだよ
305 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/26(木) 21:09:18.09 ID:Ozu4x3Mo
>>286
マジシャン「…」
306 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/26(木) 21:09:35.17 ID:jlKwq2DO
じゃあ石化魔導士ちゃんは僕んの
307 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/26(木) 21:09:53.16 ID:WMJaa1oo
昔ハンカチ王子と呼ばれていた劣化王子の事を思い出した
308 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/26(木) 21:09:59.32 ID:Zz3VigAO
おまえらやめろwwwwww
これまでの流れからすると
>>1
がなんでもかんでも回収して
大変なことになるぞwwwwww
309 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/26(木) 21:21:58.95 ID:LPIUSAw0
周りの声って話に口出すと物凄くウザイよね
パー速だからって調子乗りすぎ
310 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/26(木) 21:24:05.28 ID:dGawoASO
>>309
>パー速だからって調子乗りすぎ
お前何様だよ
311 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/26(木) 21:28:49.81 ID:7stsbcAO
お前らコンポタでも飲んで落ち着けよ
312 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/26(木) 21:39:35.32 ID:QAsEOMAo
パー速でこの勢いってなかなかすごくね?
313 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/26(木) 21:41:21.69 ID:WMJaa1oo
>>1
が過労死するw
314 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/26(木) 21:45:37.15 ID:KUVuBBUo
>>1
マジ休憩したくなったら休憩してくれていいからな
315 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/26(木) 21:50:29.23 ID:Ozu4x3Mo
ネタに詰まったんじゃないなら出来るだけ自分でやって欲しいけどな
316 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/26(木) 21:54:12.93 ID:Fac1ltE0
今のままの
>>1
でいて
317 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/26(木) 22:03:22.49 ID:Udz5Xas0
>>1
乙!そしてロリッコに期待!
そういえばこのSSの世界にはほかのファンタジーな種族は存在するのかな。
ドワーフは魔物として登場したけど。
後シルフたんは俺の嫁!
318 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/26(木) 22:10:14.33 ID:uyAVrOMo
はげど
注文しちゃう子とか
319 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/26(木) 22:12:38.89 ID:aqYFcAso
>>1
たまにはゆっくりオナニーでもして休憩しなよ〜
320 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/26(木) 22:20:49.27 ID:/lOAw.AO
なにか発言すると
>>1
がそれを拾って、
語られるはずだったストーリーが変わりそうで何も言えない俺
321 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/26(木) 22:40:34.58 ID:5wMdpD20
頼むから
>>1
の世界観にチャチ入れるのやめてくれ…
322 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/26(木) 22:44:03.79 ID:LPIUSAw0
>>320
予想厨、注文厨じゃなければ別にいんじゃない?
>>1
も周りが話してるの楽しんでるみたいだしここVIPじゃないし
323 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/26(木) 22:45:52.34 ID:0HfHohEo
>>321
チャチ?とりあえず君が黙ってたほうが平和になる気がする。
324 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/26(木) 22:56:39.96 ID:ibTxbkAo
うっせ全員黙れ
予想でも何でも結構だが
>>1
の良作に泥塗るな
325 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/26(木) 23:02:30.51 ID:Udz5Xas0
はいは〜い!質問ですが質問系もNGナノカナー?
シルフたんの下着の色とか。
326 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/26(木) 23:03:30.43 ID:/Q894yUo
おおお おまいら ちょっととと おちちちけつ
327 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/26(木) 23:03:37.21 ID:ibTxbkAo
そこは白だろJK
すいません実はピンクです・・・・
328 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/26(木) 23:06:03.24 ID:0L9TVVoo
ここはあえて水色
329 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/26(木) 23:06:13.59 ID:zVKg6VUo
自治厨沸いてきたな
作者の言うことなら喜んで聞くよ
330 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/26(木) 23:12:16.22 ID:0HfHohEo
ID:ibTxbkAoはNGでもいいレベル
331 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/26(木) 23:13:34.02 ID:yiONCgAO
おまいらおちつけwwww
こんなにいんならみんなでwikiでも作ってやろうぜwwww
332 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/26(木) 23:14:46.73 ID:yiONCgAO
おまいらおちつけwwww
こんなにいんならみんなでwikiでも作ってやろうぜwwww
333 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/26(木) 23:21:49.97 ID:0HfHohEo
おまえが落ち着けと。
334 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/26(木) 23:27:23.06 ID:yiONCgAO
どうやらそのようだ
魔道士ちゃんの炎で逝ってくる・・・OTL
335 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/26(木) 23:33:11.52 ID:1/xe92DO
>>334
じゃあ俺も
336 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/27(金) 00:07:29.03 ID:CQBTmaU0
ウワアアあうわうアアアアウワあああああうああああああああえあええうぇええ
337 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/27(金) 00:08:35.14 ID:CQBTmaU0
ごめん誤爆した
338 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/27(金) 00:14:49.20 ID:NGCdEgAO
俺の股間に付いてる刀もある有名な刀匠に打ってもらった名刀なんだぜ
そのなも女体泣かせ
その昔、この刀一本で数人の女体を悦ばせた事からこの名がついたと言う…
しかしドーテーという異国の呪いにより、今はその実力を発揮できないでいる
背景設定楽しいです^q^
339 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/27(金) 00:16:31.88 ID:c0ecN8go
叩かれて堅くなるってMだろ
340 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/27(金) 03:46:21.01 ID:tTF0st20
刀身が短いのに鞘が長すぎないかい?
341 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/27(金) 06:39:29.81 ID:IPUNfEAO
>>339
>>340
もうやめて!
>>338
のライフはとっくに0よ!
342 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/27(金) 10:41:55.53 ID:zCicWp6o
おはようございます!伸びすぎワロタ
設定や物語なんてあってないようなもので…
ネットで垂れ流してるSSってリアルタイムなもんで、
漫画や小説と違って、すぐに反応頂けるんですよね
だから、リクとか絵とか凄い嬉しいですし、
基本は好きに書いちゃってますが、要望があれば
取り込んでいきたいな、などと思っております
もちろん全てにはお答え出来ないですし、人によっては
おいやめろ、って思うのもよく分かります
まぁ、漠然としたプロットしかないので、世界観は壊さず、
程よいさじ加減で色々とやってみたいと思います!
長文失礼!皆様に感謝!縦読みじゃないよ!続き↓
343 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/27(金) 10:43:11.54 ID:zCicWp6o
〜盗賊の部屋〜
盗賊「はぁ…疲れた…」
侍女「お疲れ様でした!」
盗賊「…もう…着物はいいよ」
侍女「せっかく素敵なのに…勿体無い」
盗賊「…それにもう…姫じゃないし」
侍女「……姫」
盗賊「だ、だから!…姫じゃないっ」
侍女「私にとっては…姫はずうっと姫ですよ!」
盗賊「……侍女」
侍女「10年間…ずっとお世話してきましたもの」
盗賊「……うむ」
侍女「寂しく…なるなぁ…」
盗賊「……」
侍女「ここ最近だって…姫がいなくなって…」
344 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/27(金) 10:46:04.91 ID:zCicWp6o
盗賊「…侍女」
侍女「私だけじゃないですよ…藤蔵全体が…ね」
盗賊「……」
侍女「御館様が一番寂しがってたと思いますよ」
盗賊「…父様…が?」
侍女「そりゃそうですよ。娘が家出しただなんて…」
盗賊「わ、私はだなっ…」
侍女「分かってますよ。きっと…御館様だって本当は…」
盗賊「……そう…か」
侍女「御館様とお話されたのでしょ?」
盗賊「…うむ…した事は…したが」
侍女「…?」
盗賊「…縁を…切られたと言うか…その」
侍女「…御館様の本心だと思ってます?」
盗賊「…わ、分からぬ」
侍女「本心なわけがないでしょ!」
盗賊「…でも…兄様の時も…!」
侍女「若様の時だってきっと…」
盗賊「…とにかく…私はもう、藤蔵の姫ではない」
侍女「……」
盗賊「…一冒険者の…盗賊だ」
345 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/27(金) 10:52:57.86 ID:zCicWp6o
侍女「……そんな」
盗賊「…すまぬ」
侍女「はしたない…盗賊だなんて!」
盗賊「…へ?」
侍女「もっと格好良く、忍者!とかないんですか?」
盗賊「だ、だって…忍者なんて…東方しかいないし」
侍女「だから良いんじゃないですかぁ!」
盗賊「…忍者なんてっ…み、みんな知らないもん!」
侍女「…ふふふっ!」
盗賊「わ、笑うな…!馬鹿者!」
侍女「…じゃあせめて、これぐらいお持ち下さいな」
侍女は席を立ち、天井に飛び上がる。
シュバッ…タッ…ガチャ…ジャラッ
侍女「はいっ、どうぞ!」
盗賊「クナイ…か」
346 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/27(金) 10:58:20.87 ID:fqln3mIo
仕事もしながらこんなにポンポンアイデア出てくる1すげー!!乙!
347 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/27(金) 11:06:05.47 ID:zCicWp6o
侍女「私の特製ですよ?」
盗賊「…侍女には色々と…世話になったもんな」
侍女「くの一頭として当然です!」
盗賊「…そうか」
侍女「まぁ…勝手に妹みたいに思ったりもしてますけど」
盗賊「……!!」
侍女「え…と、これが塗り毒ね。それで…」
盗賊「……侍女」
侍女「…グス…えと……えっと…」
盗賊「……」
侍女「ふふっ…あ、クナイ入れ…グスッ…」
盗賊「…厠へ…行ってくる」
盗賊は部屋を出て襖を閉める。
盗賊「……あ、ありがとう…お、お姉ちゃんっ…!」
タッタッタッタッタ…
侍女「ふっ…ふぐぅっ…グスッ…っ…!」
侍女は堪えきれず溢れた涙を、袖で拭い続けた…。
348 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/27(金) 11:17:11.36 ID:0jbx5x2o
クラスチェンジ来る?でもそしたら名前はどうなるのかと一瞬思ったが杞憂のようでした
349 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/27(金) 12:08:06.44 ID:JW7HQASO
全く忍者っぽいそぶりが無かったのに侍女も忍者だったんだな…
ギャップに完璧やられた…
350 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/27(金) 12:08:13.46 ID:zCicWp6o
〜厠〜
ジャーッ…チョロチョロチョロ…
パタン
魔道士「あ、盗賊さん!」
盗賊「…魔道士」
…
魔道士「そうですか…お父さんと…」
盗賊「…うむ」
魔道士「でも…縛られた人生って、イヤじゃありません?」
盗賊「…そうだな」
魔道士「なんだか…やりたい事も出来ないし…」
盗賊「…」
魔道士「自分が生きてるって感じ、しないんですよねぇ」
盗賊「…魔道士…お前」
魔道士「…盗賊さんにだけ…言いますね」
351 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/27(金) 12:12:14.03 ID:zCicWp6o
盗賊「…ん?」
魔道士「私も…盗賊さんと似たような境遇なんです…」
盗賊「……」
魔道士「私も、家が嫌で飛び出して…」
盗賊「…そうか」
魔道士「ごめんなさい…!今度ちゃんと話します」
盗賊「…うむ」
魔道士「…皆さんの前で…きちんと」
盗賊「……それがいい」
魔道士「さ、さぁ…戻りましょうか…!」
盗賊「…だな」
魔道士「それじゃ盗賊さん、おやすみなさい!」
盗賊「あぁ…おやすみ!」
魔道士「エヘヘッ!」
タッタッタッタッタ…
盗賊「……ふふっ」
352 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/27(金) 12:13:49.01 ID:UrtbQD.o
盗賊 姫
召喚師 朱雀先生
魔道士 これから明かされる
戦士 普通の人・・・だと・・・?
353 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/27(金) 12:26:38.63 ID:fgvwZkgo
>ジャーッ…チョロチョロチョロ…
水の音なのかそれとも・・・(ゴクリ
ってか水洗トイレだとっ!?
354 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/27(金) 12:27:20.59 ID:kPzTrkDO
ジャーッ…チョロチョロチョロ…
355 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/27(金) 12:32:35.13 ID:zCicWp6o
>>353-354
トイレなんてそう出て来ないから、あえて入れてみました
何の音かは妄想力テストです。皆様のご想像通りに…
>>352
以下ネタについて…読みたくない方は飛ばしちゃって下さい
ここまできたら戦士も普通の人ってワケにはいかない気がします
実は気付かれないよう、さりげなーく…種は蒔いてます
今後をお楽しみ(?)に…
たかテラ後付け設定だらけのパーティーw
356 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/27(金) 12:37:51.13 ID:Dfn1uR20
>>353
ゴクリとか何飲んでんだお前俺と変われ
357 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/27(金) 14:19:57.64 ID:wrCYjM20
もうやだこのSS変態しかいない
358 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/27(金) 14:37:12.88 ID:xQMaBYAO
だがそれがいい
359 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/27(金) 15:05:11.42 ID:XJIThgDO
戦士は俺のジャスティス
360 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/27(金) 15:10:15.81 ID:zCicWp6o
テクテクテク…
盗賊「…?」
盗賊は先の部屋からうっすらと見える灯りに気付く。
盗賊「……」
テクテク…スッ
水忍「…あぁ…姫様」
盗賊「水、どうした…こんな宝物庫などで」
水忍「…御館様が急にご覧になりたいと申されましてね」
盗賊「…父様が?」
水忍「えぇ。もうお戻りになられましたが…」
盗賊「…そうか」
水忍「片付ける前にご覧になられますか?」
盗賊「…?」
水忍「…どうぞ。お入り下さい」
盗賊は宝物庫の中へ足を運ぶ。
361 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/27(金) 15:20:31.87 ID:zCicWp6o
盗賊「こ…これっ…!!」
水忍「どうです…?見事な宝物の数々でしょう?」
盗賊「……っ…くっ…!」
水忍「若様は最後まで上手くなりませんでしたな…あははっ」
盗賊「……うぅっ…」
水忍「姫様は…いつ見てもお見事な出来ですな…」
盗賊「……ぐっ…うぅ…」
水忍「御館様もこちらを覗かれるのは久方振りでした」
盗賊「……っ」
水忍「では…しばらく席を外します故…」
シュバッ
盗賊「……うっ…うぅっ…!」
宝物庫には盗賊と兄が描いた数々の絵が飾られている。
盗賊「ひぐっ…うっ…あぁぁっ…!」
盗賊は床にヒザを落とし、しばらくの間、子供のように泣いた…。
362 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/27(金) 15:37:15.83 ID:v1H7GwE0
水忍や風忍が居るなら土忍や抜忍や鉄火忍も居るのか
363 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/27(金) 15:56:26.94 ID:Hcs1FkAO
>>362
バトン渡したり海の王様を倒したりするんですね、わかります
364 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/27(金) 15:59:50.71 ID:zCicWp6o
〜次の日〜
盗賊「……」
戦士「本当にいいのか…?」
盗賊「…あぁ」
召喚士「……」
盗賊「…また…いつか」
魔道士「そうですね…」
タッタッタ…
侍女「姫っ!」
戦士「あれ…昨日の侍女さん…!?」
侍女「……えぇ」
召喚士「格好が…全然違うもので」
侍女「あぁ…見回りや任務も…持ち回りだ」
魔道士「なるほど〜」
盗賊「…それで…どうした?」
365 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/27(金) 16:03:29.06 ID:zCicWp6o
侍女「…これもやろうと思ってな」
ジャラッ
盗賊「…まきびしか」
侍女「…うむ」
ザッザッザ
風忍「…姫、そして皆もお気をを付けて」
戦士「ありがとうございます!」
風忍「…ん?姫っ!?…その刀…!」
盗賊は腰に結んである蜘蛛切を外す。
召喚士「蜘蛛切ですね…」
盗賊「……返す」
風忍「これを…どこで!?」
魔道士「ここに来る途中の山で…」
風忍「……」
侍女「…これは…若様が去る時に、持ち出した物よ」
366 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/27(金) 16:06:49.22 ID:zCicWp6o
盗賊「兄様…が!?」
風忍「えぇ…」
盗賊「…そう…だったのか」
風忍「ところで、蜘蛛切とは…?」
召喚士「あ、ええ。その山で土蜘蛛退治をしまして…」
魔道士「その時に盗賊さんがこの蜘蛛切で倒したんですよ!」
侍女「…そうだったの」
戦士「膝丸…だっけか?そんな不吉な名前じゃ似つかわしくねぇしな」
風忍「…なるほどな」
盗賊「…そういう事だ。…ん」
盗賊は風忍に蜘蛛切を差し出す。
ザッザッザ
御館様「……」
風忍「…御館様!」
召喚士「……!!」
367 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/27(金) 16:11:57.05 ID:zCicWp6o
侍女「…どう…されました?」
御館様「なんだ?その刀は…?」
風忍「はっ、膝丸にございまする!」
御館様「儂には蜘蛛切と聞こえてきたが?」
侍女「…名を…改めた…との事に」
御館様「たわけがっ…!藤蔵の家宝が名を改めるかっ!!」
戦士「!!」
風忍「はっ!ご尤もに!!」
御館様「そのようなナマクラ刀、我が家の物ではないわ」
召喚士「!?」
盗賊「…!」
御館様「さっさと客人に返さぬか!」
風忍「…失礼を致しました!」
風忍は蜘蛛切を盗賊へ手渡す。
盗賊「……父…様」
368 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/27(金) 16:12:09.67 ID:nXVexwDO
父キター!!
369 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/27(金) 16:21:55.91 ID:zCicWp6o
御館様「……」
ザッザッザ
戦士「……」
戦士は去り行く御館様へ一礼する。
風忍「…ははは…どこで聞いておられたのやら」
召喚士「…あ、ありがとうございます!」
侍女「…いいえ、御館様が申された事ですから」
盗賊「……ありがたく…!」
魔道士「良かったですね…盗賊さん…!」
召喚士「じゃあ…行きましょうか…?」
盗賊「…うむ」
風忍「それでは…」
侍女「……姫…ご無事で!」
盗賊「…うむ…ありがとう」
四人は藤蔵家の城を去り、山を下った…。
370 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/27(金) 16:23:12.86 ID:.a/QnQDO
父親系はツンデレさんが多いですね
371 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/27(金) 16:31:18.63 ID:zCicWp6o
…
戦士「なぁなぁ盗賊…」
盗賊「…?」
戦士「侍女さんてさ…喋り方変わってなかったか?」
盗賊「…あぁ…そういう人だ」
召喚士「そういう人…?」
盗賊「なんというか…忍装束になると…無口になる」
戦士「…そ、そう…か」
魔道士「なんか…似てましたね」
盗賊「…ん?」
魔道士「喋り方。盗賊さんと!」
召喚士「あぁ…!言われてみれば確かに…!」
戦士「あー分かるわぁ…!」
盗賊「そ、そう…か?」
魔道士「きっと…盗賊さんにとって特別な人…なんですね!」
盗賊「…そう…なんだろうな…きっと」
372 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/27(金) 16:42:42.86 ID:zCicWp6o
戦士「とりあえず…ひと段落か。しっくりはこねぇけど」
盗賊「…うむ」
召喚士「さて…どうしましょうか…?」
魔道士「都へ行きますか?」
召喚士「えぇ、ちょっと気になる事があって…?」
盗賊「…?」
戦士「俺は…北へ向かいたい」
召喚士「北…?」
戦士「あぁ…実は北に凄腕の鍛冶屋がいるって聞いてな…」
魔道士「鍛冶屋さん…ですか…?」
戦士「…斧を完成させる為に…なにか手掛かりはねぇかなって」
召喚士「ドワーフさんの…!!」
戦士「ああ」
召喚士「確かに…何か分かるかもしれないな」
盗賊「…うむ」
373 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/27(金) 16:49:17.49 ID:zCicWp6o
戦士「召喚士は?」
召喚士「うん、陰陽師って人を探してみたいなって…」
魔道士「陰陽師?」
盗賊「…東方の…召喚士のようなものだ」
戦士「…なるほどな」
召喚士「もしかしたら新しい召喚獣に繋がるかもしれない…」
魔道士「そうですね…!可能性ありますねっ!」
戦士「そうなると…こりゃ久々に…」
召喚士「うん。別行動と行くか…」
魔道士「え?一緒に行かないんですか?」
戦士「まとめて行ってもいいけど日数かかるし…」
召喚士「盗賊さんの話だと、東方は町沿いに行けば魔物は少ないですから」
魔道士「あ、そうか…」
盗賊「…同意」
戦士「そういうこった!」
召喚士「じゃあ…二手に分かれて行きましょうか!」
374 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/27(金) 16:57:02.98 ID:zCicWp6o
魔道士「えぇと…そうなると〜」
召喚士「戦士と…盗賊さん」
盗賊「…!?」
召喚士「北の道は分かりません。案内を」
盗賊「…う、うむ!」
戦士「頼んだぜ!」
盗賊「…わ、分かった!」
召喚士「俺と魔道士さんは都へ…」
魔道士「はい。楽しみですっ!」
戦士「集合はどうする…?」
盗賊「…都で良かろう」
召喚士「分かりました。では完了次第、都の…えっと」
盗賊「…旅籠…という宿を当たれ」
召喚士「分かりました。では旅籠にパーティーで宿を確保します」
魔道士「では…お気をつけて!!」
戦士「あぁ!そっちもな!!」
375 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/27(金) 17:01:59.06 ID:zCicWp6o
ところでこれ、個人的な読みやすさをふまえて、
空白込み30行前後にしてるんですが、どうなんでしょう?
376 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/27(金) 17:03:26.97 ID:3EDNzoso
問題ないでござる
377 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/27(金) 17:06:29.47 ID:A3YlTuwo
たわけ!いらん心配をするな!
378 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/27(金) 17:12:29.17 ID:bSHmvH6o
空白だけで30行はやめてください!
379 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/27(金) 17:29:04.00 ID:zCicWp6o
>>376
御館様「うむ、報告ご苦労。下がれ」
>>377
風忍「はは!ご尤もにて!!」
>>378
侍女「流石にそれは…!ご安心をっ!」
あざざーす!じゃあ現状維持にて…
380 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/27(金) 17:33:50.70 ID:tTF0st2o
空白を途中に入れるのは私にとっては非常に読みやすい。
381 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/27(金) 17:37:42.33 ID:4tT9Dtko
暴れん坊将軍はまだかね
382 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/27(金) 17:46:06.69 ID:zCicWp6o
ザッ
戦士「さて、行くか!」
盗賊「・・・うむ」
戦士「風忍さんの話だと、北の山脈だって事だ」
盗賊「…そうか」
戦士「山脈は分かるか…?」
盗賊「…なんとなく…だが」
戦士「魔物…出るかねぇ」
盗賊「……可能性は」
戦士「ま、頑張るしかねぇか!」
盗賊「…うむ」
戦士「召喚士がいないから回復は不可だ」
盗賊「…ああ」
戦士「いざとなったら退く。いいな…?」
盗賊「……同意!!」
383 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/27(金) 17:49:04.71 ID:zCicWp6o
召喚士「さぁ、行きましょうか」
魔道士「そうですね!」
召喚士「都までは…来た道を戻れば…」
魔道士「ですねーとりあえず山を抜けて…」
召喚士「前衛がいないので、極力戦闘は避けましょう」
魔道士「そ、そうですよね…!」
召喚士「いざとなれば、ユニコーンはいますが…」
魔道士「無理をしてもしょうがないですもんね!」
召喚士「はい!」
魔道士「…あのぉ、召喚士さん…?」
召喚士「…はい?」
魔道士「戦士さんと盗賊さん…ワザとくっ付けました…?」
召喚士「!!ま、まさか…!ははは!」
魔道士「だってわざわざ…前衛二人で…」
召喚士「さ、さっき言った通りですよ!考えすぎです!ははっ…!」
384 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/27(金) 17:53:28.48 ID:nApxMcAO
ローグ「問題ない、いざとなればワンドを振るさ」
385 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/27(金) 18:20:30.55 ID:zCicWp6o
キリいい気がするので一旦終えまする!
オシゴトオワラナイヨウ…オニイチャン…ウゥッ…
386 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/27(金) 18:38:48.97 ID:bOEmQsDO
乙!
お仕事も頑張って〜
387 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/27(金) 18:40:09.89 ID:tTF0st20
お仕事がんばってね!
クリスマスや年末年始も近いし大変でしょうから・・・。
いのきだいじに!
388 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/27(金) 18:42:54.64 ID:oGiw5YDO
元気ですかー!!!!!
389 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/27(金) 18:47:35.84 ID:HbJ4Imso
元気があれば寂しいクリスマスも乗り切れr…………ウッ……
390 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/27(金) 19:01:58.80 ID:TCu5lgAO
最近ホント、仕事終わってペニス物語見るのが楽しみでしょうがない
391 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/27(金) 19:11:20.21 ID:OkwitDgo
もし魔道士ちゃんのフラグがたったら
召喚士を意識して悶える魔道士ちゃんが見たい><
392 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/27(金) 19:17:16.33 ID:XIsk.sAO
>>391
それで召喚士を想って夜な夜な・・・
ところで最近サービスシーンが多いけどさ、見てる人って男しかいねーの?
実は私、男だけど
393 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/27(金) 19:26:02.47 ID:TPrK/QDO
>>392
わたし女だけど毎日
>>1
を見られて幸せだよ。
サービスシーン大歓迎、同一IDの方も見てるぜ!
大体書き出しがあれだしさぁww
394 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/27(金) 19:31:04.66 ID:tTF0st2o
サービスシーンが少年漫画ポクっていいわぁ。
少女漫画は露骨過ぎて好かんけど。
395 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/27(金) 20:10:16.63 ID:3yZ2DkQo
むしろ魔道→盗賊に感じる俺がいる
396 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/27(金) 20:33:07.45 ID:wrCYjM20
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org401833.jpg
戦士
所々おかしいのは仕様
397 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/27(金) 20:36:38.57 ID:3EDNzoso
だから絵はペニスのほうに出せよ・・・
興ざめする人がいるんだ。
398 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/27(金) 20:37:31.58 ID:bSHmvH6o
>>396
魔法陣グルグルに出てきそうなキャラですね
399 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/27(金) 20:46:08.27 ID:wrCYjM20
すまん
400 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/27(金) 20:55:41.98 ID:v1H7GwE0
>>381
豚汁返せ
401 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/27(金) 23:04:04.01 ID:WiH.B0.o
たらいま。メシフロ終ってがんばります!」
>>387-389
おい、やめろ。クリスマスも年末年始も投下してやるぜフヒヒ…orz
>>390
感謝!少しでも仕事の癒しになれば…
>>391-395
感謝!確かに女性意識せず書いてましたorz
まぁ開幕あれだしwカコイイ男性キャラ出そう。うん
>>396
初戦士ktkr!!ありがとうございます!
では続き↓
402 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/27(金) 23:05:13.03 ID:WiH.B0.o
〜藤蔵の城〜
シュバッ
風忍「任務、御苦労…」
火忍「おうっ…ん?何かあったのか?」
風忍「姫がお戻りになられた」
火忍「なんだと!?」
ダッ
風忍「もう旅立たれたぞ」
火忍「はぁ!?…マジかよぉ…!」
風忍「残念だったな」
火忍「…んで、どうだった…?」
風忍「…?」
火忍「決まってんだろ!姫っ!成長してたか!?」
風忍「…ん、あぁ」
火忍「馬鹿!身体の話だよ…!」
403 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/27(金) 23:07:19.93 ID:MyNw3.SO
>>401
お帰り〜
お疲れ様です!
404 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/27(金) 23:07:31.37 ID:WiH.B0.o
風忍「は!?…し、知るかっ!」
火忍「くっそー…イイ女になってんだろうなぁ」
風忍「…下品な奴だ」
火忍「構わんよ。どーせ姫は俺の嫁だ…!」
風忍「はぁっ!?馬鹿言えっ!そんなわけ…」
火忍「いーや…幼い頃に約束した!」
風忍「それだったら俺だって…!」
シュバッ!!
水忍「おや…?それでしたら私だって…」
火忍「あぁ!?いきなり出てきて何言ってんだてめぇは!」
風忍「水、何の用です?」
水忍「御館様直々の命にて、しばらく離れます」
風忍「そうか…御苦労」
水忍「はい、それでは…」
火忍「おい、水!!」
405 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/27(金) 23:10:11.37 ID:WiH.B0.o
水忍「…何です?」
火忍「姫にヨロシクなっ!!」
水忍「…貴方は。そういう所だけ鋭いですよねぇ」
火忍「へっ!俺様に不可能はないっ!!」
風忍「はいはい…」
水忍「…姫、魅力的な女性になっておられましたよ」
火忍「やっぱりな…!」
水忍「…では!」
シュバッ!!
火忍「んじゃ土と変わるわ…じゃな!」
風忍「ああ……」
火忍「お前もたまには休めよ!」
風忍「明後日で一旦代わるよ」
タンッ!!
風忍「………お館様」
406 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/27(金) 23:14:33.88 ID:WiH.B0.o
〜山中〜
戦士「うぅっ!…北はやっぱ冷えるわな…」
盗賊「…うむ」
戦士「北方生まれのくせにどーも寒いのはダメだ」
盗賊「……」
戦士「お前は大丈夫か?」
盗賊「…ん、ああ」
ジッ…
盗賊「か、顔がっ…近い!!」
戦士「えっ?あ…わ、悪いっ!」
盗賊「…い、いやっ!すまんっ!」
ザッザッザ
戦士「……」
盗賊「……」
ザッザッザ…
戦士「…」
盗賊「…」
407 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/27(金) 23:22:39.52 ID:WiH.B0.o
戦士「s、そういや盗賊の母親は…?」
盗賊「…母様は…物心つく前に」
戦士「そ、そうか…悪い!」
盗賊「い、いやっ!」
ザッザッザッザッザ
盗賊「…あ、あのっ!」
戦士「…ん?」
盗賊「…せ、戦士の…家族は…?」
戦士「親父は、俺が家を出てから失踪した…」
盗賊「…」
戦士「おふくろは、俺も小さい頃にな…」
盗賊「…す、すまぬっ!!」
戦士「え…?あ、気にすんな!はははっ!」
ザッザッザッザッザ…
戦士「……はぁ」
盗賊「……はぁ」
408 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/27(金) 23:26:42.59 ID:TPrK/QDO
>>401
私のリクエストじゃないけど、渋格好いい豪快な四十路のおっちゃん所望
あとは女の子に全精力を傾けてほしいの!
つるぺたロリっこ待ってる!
409 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/27(金) 23:28:44.94 ID:BZruLlYo
気まずさわらたwwww
410 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/27(金) 23:29:53.08 ID:WiH.B0.o
…
戦士「だいぶ登ったな…」
盗賊「…あぁ」
戦士「どんなもんだ…?」
盗賊「…この山を越えて…谷になれば」
戦士「…」
盗賊「…一つ町があるはず」
戦士「そうか…」
盗賊「…あとは…どこにいるのか」
戦士「そうなんだよなぁ…」
盗賊「…とりあえず…町へ」
戦士「そこで情報も集めてみよう!何か分かるかもしれん」
盗賊「…同意」
戦士「さぁ、もうひと踏ん張り…」
盗賊「待てっ!?…動くなっ!!」」
411 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/27(金) 23:37:09.58 ID:Hcs1FkAO
>>408
誰のだよw
あと、渋格好いいと豪快ってなんか矛盾してる希ガス
俺としては前sy(ry
412 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/27(金) 23:54:58.64 ID:WiH.B0.o
戦士「魔物かっ!?」
盗賊「…の…ようだ」
戦士「…一匹か?」
盗賊「いや…複数…三、四か」
戦士「…どうする!?」
盗賊「…走って…この先の」
戦士「岩場で迎え撃つか!」
盗賊「…うむっ!」
ダダッ!!
戦士「さぁ…来やがれ!」
ゆっくりと二匹の魔物が歩き近づいてくる。
盗賊「…山童!」
戦士「やまわろ…?」
全身が毛で覆われた、子供のような容姿の魔物が不敵に笑った…。
413 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/27(金) 23:55:11.11 ID:TPrK/QDO
>>411
今日誰かがそんなこと書いてたんだ。
もしもしだから探すの面倒だ、すまん。
414 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/27(金) 23:56:31.62 ID:TPrK/QDO
>>411
今日誰かがそんなこと書いてたんだ。
もしもしだから探すの面倒だ、すまん。
415 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/27(金) 23:57:14.94 ID:HbJ4Imso
大事なことなので二回言いました
416 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/28(土) 00:00:59.82 ID:bh6fBrYo
>>286
ですね。分かります。てか
>>305
w(´・ω・`)
417 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/28(土) 00:06:46.78 ID:VHS.7.AO
>>363
土忍「・・・」
418 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/28(土) 00:06:58.92 ID:lbEIB2DO
は、恥ずかしい…///
リロードしたのになぁ?
>>416
それだ、ありがとう!
419 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/28(土) 00:09:16.00 ID:bh6fBrYo
山童「にんげんだ…あそぼあそぼ…!」
戦士「…四匹どころか…なんつう数だ!」
盗賊「凶暴ではないが…力は強いぞ!」
山童「なにする…?すもう?」
戦士「スモウ…?あぁ、力比べか!いいぜっ!」
山童「すもう…やろうやろう!」
盗賊「おいっ!戦士っ!!」
戦士「凶暴じゃないんだろ…?ならいいじゃねぇか!」
一匹の山童が戦士の元へ近づく。
戦士「さぁ、きやがれ!!」
山童「ぼく…つよい…おまえ…かてないよ!」
山童が戦士めがけて体当たりをする。
ドゴッ!!
戦士「ぐっ!!…な、なんだっ!?」
山童「ほら…いったとおり…ききっ!」
420 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/28(土) 00:15:27.22 ID:bh6fBrYo
山童の体当たりで戦士が後方へ吹き飛ばされる。
ジャリッ!!
戦士「あっぶねぇ!…確か、手とか付いたら負けなんだよな」
盗賊「戦士っ…!」
山童「おまえ…だめ…よわい」
戦士「何言ってやがる!ハンデだよハンデ!」
今度は戦士が山童めがけ、体当たりをかます。
ドッゴォ!!
山童「!!…うえっ…!?」
山童が宙へ激しく吹き飛ばされる。
ズシャァッ!!
戦士「はい、お前の負けー!」
山童「ぐぐっ…にんげんの…くせに…」
戦士「さぁ、もういいだろ…」
山童の群れは二人を囲むように集まる。
421 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/28(土) 00:20:54.36 ID:UNAKqG2o
つるぺたロリっこキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
422 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/28(土) 00:24:08.03 ID:Af3s/Tc0
性別的にロリではないだろ・・・
423 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/28(土) 00:24:15.12 ID:9R4vEkIo
大人しいとはいえ化物に遊ぼうといわれて
相撲に参加する戦士は肝が据わってる
424 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/28(土) 00:43:51.10 ID:bh6fBrYo
山童「だめ・・・にがさない」
戦士「おいおい…話が違うじゃねぇか」
山童「はじかかせた・・・ゆるさない」
盗賊「…ちっ!」
戦士「はーっ…しょうがねぇか!」
戦士の溜め息とともに、山童が襲い掛かる。
シュッ…キィン…ガキッ…ドカッ!!
戦士「盗賊!一発は貰うなよっ!」
盗賊「分かってる!」
戦士は大斧を手に取り、一度頭上で回転させ構える。
戦士「さぁっ!!かかってきやがれっ!!」
山童は、戦士の前後左右より飛びかかってくる。
戦士は腰を落とし力を入れると、斧を激しく振り回した。
戦士「っりゃぁ!!」
ブオォンッ…ドグォッ!!…ゴスッ!!…ドゴォッ!!
大斧の乱劇に、数匹の山童が群れの後方に吹き飛ばされる。
425 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/28(土) 00:51:09.47 ID:bh6fBrYo
その背後に位置する盗賊は、蜘蛛切を抜き、両手で構える。
山童「おまえ・・・おんな・・・まけない!」
盗賊「……」
ザシュッ…!!…ドサッ
戦士「怖いお姉ちゃんだから気をつけろ…って遅せぇか」
盗賊は一閃の後、正面へ身を低く走り出す。
タタッ…シュバッ!!…ザシュッ…ザクゥッ…ザシュ!!
瞬く間に、三匹の山童が地に倒れる。
山童「おかしい…にんげん…よわい」
山童「こいつら…つよい!」
盗賊「戦士!見かけで騙されるな!」
戦士「…あぁ」
盗賊「こう見えても魔物だ!…手加減はするな」
戦士「分かってるけど…やり辛いよなぁ…!!」
山童に向け、斧を振り下ろした後、戦士はまた一つ溜め息をついた。
426 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/28(土) 01:11:41.09 ID:bh6fBrYo
山童「つよい…おれたち…よわい!」
一匹、また一匹と山童が後ろに下がって行く。
盗賊「…ふーっ」
ドスンッ!!
戦士「さ、終わりだな」
山童「おれたち…よわい…かえる」
山童は次々と山道へ去って行った…。
戦士「分かっちゃいるけど…やっぱりなぁ…」
カチャッ…
盗賊「…やり辛い…か?」
戦士「そりゃ…な。魔物だって悪いヤツばっかじゃないって知っちまったし…」
盗賊「……」
戦士「まぁ双方殺さずに解決出来れば一番じゃないか?ははっ!」
盗賊「…そう…だな」
二人は岩場を越え、町に向かい再び歩き出した…。
427 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/28(土) 01:13:36.30 ID:bh6fBrYo
だめだ…眠くて頭回らないでござる。ネルでござる。
すいません…!それでは、おやすみなさい!ノシ
428 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/28(土) 01:15:26.03 ID:tpZDzUoo
御疲霊
429 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/28(土) 01:40:18.83 ID:aa.Urv2o
お疲れサマン
戦士は酒好きみたいだから、猩々の酒もちゃっかり拝借してんのかね
430 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/28(土) 01:42:28.54 ID:VHS.7.AO
お憑かれ
431 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/28(土) 01:46:40.64 ID:S.t4j.AO
>>430
3倍ですか?標準ですか?
432 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/28(土) 01:51:17.12 ID:V0KQgRAo
すげー今更なんだけどさ・・・
> 盗賊「…忍者なんてっ…み、みんな知らないもん!」
↑
この「もん!」がかわいくてしょうがないんだが・・・
やだおれきもい
433 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/28(土) 01:55:58.80 ID:HpmBXsAO
おつつけ
434 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/28(土) 01:56:42.60 ID:Af3s/Tc0
お前が落ち着けww
435 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/28(土) 02:34:09.52 ID:ii.VYUAO
毎日楽しくよんでます
436 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/28(土) 02:57:58.25 ID:6g3lkrM0
今後新キャラ出てくるのかはわからんが時代設定的にありそうなのは
やっぱやめとくべきか
437 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/28(土) 03:00:26.30 ID:YV8rjYSO
越後屋だろ?
しかも物語の黒幕
438 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/28(土) 03:08:38.29 ID:EfwzF.U0
>>437
あくのそろばんを落とすまで凹り続けるんですね
439 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/28(土) 03:42:21.75 ID:VHS.7.AO
>>431
7倍なので見辛いです
標準がやっぱり一番ですね
440 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/28(土) 11:42:25.31 ID:csi.SoSO
お疲れ〜
毎日楽しみ。ありがとう
441 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/28(土) 13:32:22.83 ID:GqL1s.AO
おはようございます。ご支援感謝!
今日は一日外出につきもしもしにて!
442 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/28(土) 13:41:42.75 ID:GqL1s.AO
〜都〜
魔道士「うわぁ〜!今日も都は賑わってますねー!」
召喚士「えぇ。まずは旅籠を探しましょうか!」
魔道士「そうですねっ!」
召喚士「えっと…あ、すいません」
町娘「はい?」
召喚士「あの…旅籠と言うのはどちらでしょうか?」
町娘「旅籠…?あぁ、この先を右に行った所の大きな建物ですよ」
魔道士「ありがとうございます!」
召喚士「よし!早速行ってみましょうか!」
〜旅籠〜
仲居「いらっしゃいませ!」
召喚士「あの、空いてますか?」
仲居「はい!お二人様ですか?」
魔道士「四人なんですが…」
仲居「かしこまりました!お待ち下さい!」
召喚士「出来れば長期で…」
仲居「はい!ご要望致します!」
魔道士「良かったですね!お部屋取れて!」
召喚士「これで拠点は確保出来ましたね!」
443 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/28(土) 13:49:24.53 ID:GqL1s.AO
〜部屋〜
魔道士「立派なお部屋ですねー!」
召喚士「ええ…良い宿みたいですね」
声「失礼致します」
スッ
40代ぐらいであろう美しい着物姿の女性が襖を開ける。
女将「この旅籠の女将でございます」
召喚士「あ、ご丁寧に…どうも!」
魔道士「初めまして!お世話になります!」
女将「こちら、粗茶ですが…」
召喚士「あ…お構いなく!」
女将「お二人はご夫婦で…?」
召喚士「へっ!?」
魔道士「い、いやっ!ち…違いますよー!」
女将「あらっ!そうでしたの。てっきり…」
444 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/28(土) 13:56:06.41 ID:csi.SoSO
すまん
今全力でニヤニヤしてる
445 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/28(土) 13:56:48.67 ID:Q2G..6DO
魔道士は僕のだからそれはないよ仲居さんよ
446 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/28(土) 14:06:58.61 ID:j/vle.DO
>>445
が石化して粉々になってるんだけど。
447 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/28(土) 14:08:23.33 ID:Rv8PkAco
>>446
汚いから触るんじゃありません
448 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/28(土) 14:09:06.43 ID:GqL1s.AO
魔道士「も、もうっ!女将さんたら…!///」
召喚士「そそ、そうですよっ!は…はははっ!」
女将「あら…お似合いですのに…ほほっ」
魔道士「え…エヘヘ…!」
召喚士「は、ははっ…」
女将「それではごゆっくり…」
魔道士「あ、ありがとうございます…!」
召喚士「あっ!…お、女将さん!」
女将「はい…?」
召喚士「あのっ、陰陽師…をご存知ですか…?」
女将「陰…陽師ですか?…えぇ」
召喚士「本当ですか!?ど、どちらに…!?」
女将「当宿にもお泊りになられますし…お城には多数いらっしゃるかと…」
魔道士「お城にですか?」
召喚士「……なるほど」
449 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/28(土) 14:09:08.25 ID:zNtFZbYo
>>446
>>445
は天国でも魔道士はぼくのって笑ってるさ
450 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/28(土) 14:09:58.89 ID:a/MhMLIo
惜しいヤツを亡くしたな
451 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/28(土) 14:11:31.20 ID:GqL1s.AO
ワロタwもうバッテリーが半分に!orz
でも充電器買ったからいいもんね!
452 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/28(土) 14:18:06.65 ID:GqL1s.AO
女将「…?」
召喚士「あ、もし…陰陽師さんが旅籠へ来られたら、教えて頂けますか?」
女将「えぇ…構いませんけど…?」
魔道士「ありがとうございますっ!」
召喚士「実は…陰陽師の方を探してまして…」
女将「あらっ…そうでしたの。分かりましたわ」
召喚士「ありがとうございます」
女将「とんでもありません。ではごゆっくり」
スッ
魔道士「良かったですね!召喚士さんっ!」
召喚士「ええ。女将さんも良い人そうですし…まずは一安心ですね」
453 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/28(土) 14:27:31.58 ID:GqL1s.AO
魔道士「早速お城に行ってみます?」
召喚士「…そうですね」
魔道士「何か…あります?」
召喚士「いや…あくまで推測なんですが…」
魔道士「はい…?」
召喚士「女将さんの口調からすると、陰陽師は藤蔵のような将軍お抱えの方々のような…」
魔道士「な、なるほど…!」
召喚士「そこまでお抱えのつく将軍の城…見ず知らずの人間が訪ねても…」
魔道士「相手にしてくれないかも…」
召喚士「えぇ。まぁ…一度足を運ぶ価値はありますね…」
魔道士「……」
召喚士「観光がてら町を探索してみましょうか…!」
魔道士「はいっ!行きましょう!エヘヘッ!」
454 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/28(土) 14:35:51.22 ID:crYUFfk0
ロリは宿に巣む座敷童だな
455 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/28(土) 14:41:56.71 ID:GqL1s.AO
〜都〜
魔道士「あれ…何のお店ですかね?…あっ!おだんご屋さん!」
召喚士「へぇ…道がまっすぐ整備されてる…」
魔道士「わっ!見て下さい、あの人!凄い着物〜!」
召喚士「都の中心に城があるのか…魔物が出ないから出来る事だよなぁ…」
魔道士「あれなんだろう…良い匂い〜!」
召喚士「どの道もまっすぐで…迷いそうだな…」
魔道士「…召喚士さん!」
召喚士「あっ…は、はい!」
魔道士「…顔が恐いですよぉー?ふふっ!」
召喚士「え、あ…すいません」
魔道士「何かあったらどんどん相談して下さいねっ!エヘヘ!」
召喚士「!!……ありがとうございます!」
魔道士「…?ふふっ…エヘヘ!」
召喚士(や…やばい!笑顔が…な、何意識してるんだよ!俺!)
456 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/28(土) 14:43:47.95 ID:xU4T1CIo
おっとぉ
457 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/28(土) 14:52:59.89 ID:GqL1s.AO
魔道士「お城…行ってみましょうか!」
召喚士「そ、そうですね!そうしましょうか!」
テクテクテク…
召喚士「結構歩きましたね…大丈夫ですか?」
魔道士「私は全然!でも近くでみると…大きいですねー!」
召喚士「そうですねぇ…!」
魔道士「あ…あれが入口かな?」
魔道士の目線の先に城門がある。
左右には刀を携えた二人の侍が立っている。
召喚士「やっぱりそう簡単には…いきそうもないな…」
魔道士「門の上にも…見張りの人が…」
門上の塀には、侍と忍装束が何人か歩いている。
召喚士「あの格好は…御庭番?藤蔵の人かな?」
魔道士「あっ、そうかもですね!」
召喚士「盗賊さんがいれば…いや、おそらくは無理か…」
458 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/28(土) 14:58:04.02 ID:O.vaAOso
ほほぅ・・・召喚士くん・・・
459 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/28(土) 15:12:07.97 ID:Q2G..6DO
バジリスク辺りに頼んで魔道士ちゃんと一緒に石化させてもらう
じゃあの
460 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/28(土) 15:42:09.11 ID:VHS.7.AO
>>459
* *
* + だめです
n ∧_∧ n
+ (ヨ(*´∀`)E)
Y Y *
461 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/28(土) 15:45:32.11 ID:yKFo0xEo
召喚士「盗賊と戦士くっつけるつもりが自分と魔道士がくっついていたでござるの巻」
462 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/28(土) 16:19:25.99 ID:GqL1s.AO
魔道士「とりあえず聞いてみましょうか…」
召喚士「そうですね…やるだけやってみましょう」
テクテク
召喚士「すいません」
門番「…ジロッ」
召喚士「ちょ、ちょっとお聞きしたいんですが…」
門番「…」
召喚士「陰陽師の方はいらっしゃいますか…?」
門番「……何用で?」
召喚士「あ、いや…」
門番「お約束は?」
召喚士「いや…してませんが…」
門番「ではお引き取りを…」
召喚士「……」
463 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/28(土) 16:26:05.81 ID:GqL1s.AO
魔道士「なんとか…会わせて頂けませんか…?」
門番「お引き取りを…」
魔道士「…そんなぁ」
召喚士「ま、魔道士さん!さぁ…行きましょう!」
テクテク
召喚士「思った通りだ…」
魔道士「厳重ですねぇ…」
召喚士「将軍の城…か」
魔道士「他の方法は…何かありますかね?」
召喚士「多分…ですけど。あまり気が進みませんが…」
魔道士「…どんな?」
召喚士「……ワークショップです」
464 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/28(土) 16:27:10.16 ID:1QFvIMDO
召喚士「……コカトリスッ!!!」
465 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/28(土) 16:28:18.66 ID:zNtFZbYo
召喚士「焼きはらえ!」
466 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/28(土) 16:29:01.19 ID:MBNFFKwo
実際、コカトリスとスフィンクスを同時召喚したら城くらい落とせそうな気も
467 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/28(土) 16:29:54.77 ID:EiAxPESO
魔道士「…そんなぁ」
召喚士「ま、魔道士さん!さぁ…行きましょう!」
テクテク
召喚士「思った通りだ…」
魔道士「他の方法は…何かありますかね?」
召喚士「多分…ですけど。あまり気が進みませんが…」
魔道士「…どんな?」
召喚士「……ハローワークです」
468 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/28(土) 17:04:42.33 ID:GqL1s.AO
>>467
ワロタw
469 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/28(土) 17:05:34.25 ID:9R4vEkIo
普通はいきなり城の門番に尋ねる方が気が進まないだろっていう
470 :
sage
:2009/11/28(土) 17:10:10.54 ID:Y08SRrIo
>>469
おそらく、前衛がいないからだと思われる。
471 :
◆qp4zn.2j86
[sage saga]:2009/11/28(土) 17:23:45.21 ID:gnH2cXE0
魔道士「ワークショップですか…?」
召喚士「えぇ。前にも同じように…」
魔道士「あ…!海峡の時の…」
召喚士「そうです。やはり人を探すには一番有効的かと…」
魔道士「なるほどですね…確かに」
召喚士「城が駄目なら…直接…」
魔道士「でも…東方にもワークショップってあるんですか?」
召喚士「大陸のワークシヨップで、東方関連の依頼が幾つか…」
魔道士「そっか!遺跡の時もクライアントは…!」
召喚士「そう…東方の人でした」
魔道士「だったらその逆で…東方にもワークショップが…」
召喚士「はい。ある、という事になります!」
魔道士「そっか!…あ、ところで…気が進まないっていうのは?」
472 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/28(土) 17:25:17.88 ID:gnH2cXE0
実家のPCを占拠した!あれ…?とりてす
473 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/28(土) 17:35:24.98 ID:gnH2cXE0
召喚士「まず…日数ですね…」
魔道士「日数?」
召喚士「はい。仮に陰陽師関連の依頼があっても、長期では…」
魔道士「そっか…あっちの二人もいつ戻るか分からないですもんね」
召喚士「そうです…そしてそれは前衛がいない…という事です」
魔道士「陰陽師さんは後衛っぽいですもんね…」
召喚士「うまく前衛以外の依頼があるかどうか…」
魔道士「なるほど…」
召喚士「必ずしなければならない、という事ではありませんから」
魔道士「…そう、ですよね」
召喚士「そう考えるとリスクが大きいんですよね…」
魔道士「なるほどー…言われてみればですねぇ…」
召喚士「まぁ、絶対ではないですし…見るだけ見てみましょうか」
魔道士「はい!東方のお仕事ってどんなのか気になりますしねっ!」
召喚士「それじゃ、早速……の前に」
魔道士「…?」
召喚士「…ご飯にしましょうか!ははっ」
魔道士「はいっ!エヘヘッ!!」
474 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/28(土) 17:52:58.22 ID:gnH2cXE0
その頃、北の山では…
戦士「おっ!山頂がみえてきた!!」
盗賊「…あぁ」
戦士「はーっ…いやぁ登った登った!」
盗賊「…山頂まで登る意味…あったのか?」
戦士「ばっかだなぁ…山に来たら山頂からの絶景を見るのが基本だろ!」
盗賊「……そ、そうなのか?」
戦士「そうだよ!見てみ、この綺麗な景色!」
二人の眼前には海まで一望出来る絶景が広がっている。
戦士「どうだ…?いいもんだろ?」
盗賊「…あぁ」
戦士「こういうのを二人で分かち合えるっていうのが登山の醍醐味だな…」
盗賊「…う、うむ!」
戦士「俺ら二人にしか分からない、思い出になるって事だ!」
盗賊「ふぇっ!?」
戦士「え…あっ!い、いや!変な意味じゃなくて…!」
盗賊「わ、分かってる!」
戦士「なんつーか…その二人で共有出来るっつーか…」
盗賊「きょ、共有!?」
戦士「違うっ!えっと…あれだ、旅の思い出で…その…」
盗賊「……ふっ…ふふっ…!」
戦士「…?ま…まぁいいか…はは…はははっ!」
盗賊「ふふっ…!」
戦士「さっ!下って一気に町を目指そうか!」
盗賊「うむ!」
475 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/28(土) 17:53:42.20 ID:/fLDlADO
外出っていうのは実家へ帰る事だったのか。
実家からご苦労さん。続き楽しみにしてるぜー!
476 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/28(土) 18:07:55.32 ID:gnH2cXE0
〜食事処〜
ガラッ
店主「いらっしゃい!そちらの席どうぞ!」
召喚士「へー…なんかいっぱいありますね」
魔道士「おそば…おそばってなんでしょうね?」
店主「はい、どうぞ…なんにしましょう?」
コトッ
召喚士「どうも…えっとこの天丼を一つ」
魔道士「私は…山菜そば…?を一つ!」
店主「へい!毎度!お待ち下さい!」
しばらくすると、店主が料理を運んでくる。
店主「へい、お待ち!」
召喚士「おー・・・いい匂い!」
魔道士「美味しそう〜!!いただきますー」
召喚士「……モグモグ…うん!美味しい!」
魔道士「おそば美味しい〜!山菜も良い味ー!」
店主「そうかい?ありがとうございます!」
魔道士「ほんと美味しいですよ!初めての味〜!」
477 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/28(土) 18:12:53.71 ID:gnH2cXE0
店主「東方は初めてですかい?」
召喚士「えぇ!今回初めて来ました!」
店主「新婚旅行かい!?」
召喚士「ブフゥッ!!」
魔道士「ち、違いますっ!旅ですぅ!」
店主「ありゃ、そいつは失礼しました!ガハハッ!」
召喚士「…ゴホッ!…っ…ふーっ」
魔道士「………」
…
召喚士「はぁ…美味しかったですねぇ!」
魔道士「はい!お腹いっぱいですー!ふふっ」
召喚士「さて…そろそろ…ん?」
二人の脇を男が外へ走っていく。
ダダッ!!ガラッ!!
店主「く、食い逃げだぁ!!」
魔道士「!?」
召喚士「食い逃げっ!?」
ダッ!!
魔道士「あっ!召喚士さんっ!」
タッタッタッタッタ
召喚士「おいっ!ま、待てっ!!」
タッタッタッタッタ
男「はぁはぁはぁ…っ!」
タッタッタッタッタ
召喚士「待てったら…こっの…!!」
ガシィッ…ドサッ!!
478 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/28(土) 18:30:26.03 ID:EiAxPESO
召喚士「待てったら…こっの…!!」
ガッシボカッ!!
479 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/28(土) 18:31:25.70 ID:Ql9MxkDO
召喚師「止めだ!行けっ!コカトリス!!」
480 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/28(土) 18:35:34.77 ID:gnH2cXE0
召喚士は食い逃げの男を背後から捕まえる。
召喚士「観念しろ!」
男「はぁはぁっ…す、すまぬっ!…見逃してくれっ!」
召喚士「何を言ってる!…さぁ…来い!!」
召喚士は男を連れ、食事処まで戻る。
魔道士「召喚士さんっ!」
召喚士「あっ、大丈夫です!それより…」
ズリッ…ドサッ
店主「ありがとうございます!…おい、てめぇ…」
男「すまない!本当にすまないっ!」
店主「すまないと思うなら厨房の鉄板で土下座でもしろ!」
男「うぅっ…!申し訳ない…っ!」
召喚士「なぜ食い逃げなど…?」
男「そりゃ…金が……」
魔道士「お金がないのにお店に入ったんですか?」
男「もう…空腹で餓死しそうで…すまぬっ…!」
召喚士「……」
481 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/28(土) 18:37:36.50 ID:gnH2cXE0
たいむあっぷ…夜来れたら来ますです!
もしくはもしもしから…。支援感謝!ノシ
482 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/28(土) 18:52:42.81 ID:vhc1Joso
だれか焼き土下座のAA頼む
483 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/28(土) 18:53:22.54 ID:MBNFFKwo
ブス… ∫ ;′ ∫ ,;′
ブス…',. -――-゙、 ;' ジジジ…
; / へ `>、'; ∫
_;'___{. ,>-/、/=;´イヽ;'_
/三三j='rー、\_>、)_??, >;;〉三'`、ジジ…
/三三└'゙ー:;‐;;‐;;'`ー;;ヾ'`"´三'三;`、
囮ヱヱヱヱヱヱヱヱヱヱヱヱ囮
囮災炎災炎炙災炒炎災灸災炭囮
◎┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴◎
484 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/28(土) 19:08:36.10 ID:V7U/bQSO
なんというコンビネーション
485 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/28(土) 19:45:31.67 ID:pO5ct3Uo
ふむ、つまりこれがあれなんだな。
486 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/28(土) 19:53:00.17 ID:tE1AmsSO
>>485
いやいや、これはそれで、あーなってこうなるんだな
487 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/28(土) 19:53:53.87 ID:zNtFZbYo
あれがああなってそうしたらあれがああなるつまりああなるってのはあなるってこと
488 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/28(土) 20:02:40.26 ID:Q2G..6DO
…魔道士ちゃん
489 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/28(土) 20:28:21.03 ID:pO5ct3Uo
>>486
>>487
ありがとう
お陰で課題が終わった
490 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/28(土) 21:25:21.78 ID:1Zg9dkAO
あっちのあれは、そっちではそれで、こっちではこれなんだぞ
491 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/28(土) 21:27:51.36 ID:VHS.7.AO
>>489
それは阿部先生からのですか?
492 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/28(土) 21:36:58.56 ID:R0W4KM.0
追いついちゃった・・・
>>1
御疲れ様
493 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/28(土) 23:59:37.00 ID:IZoAB82o
やっぱ盗賊には「ふぇ?」ってセリフは似合わないな
他の所は良いのにそれが残念でしかたない
494 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/29(日) 00:01:10.12 ID:DknSeFQo
>>493
なんのための脳みそだ
そこは自分の好きなように見えるようにだな
495 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/29(日) 00:05:36.57 ID:0.rhYsDO
久しぶりに一気読みしてくる
496 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/29(日) 00:39:38.42 ID:JsdfA7go
店主「そういう問題じゃないだろうが!」
男「聞いてくれっ!…俺は将軍家を解雇されて…」
店主「知るかっ!そんな事食い逃げと関係ねぇだろ!」
男「そりゃそうだが…!俺に非もなく…」
店主「やかましい!お上に裁いて貰え!死罪だ死罪!」
召喚士「何か…ワケありのようですね…?」
魔道士「えぇ……」
男「旅の方!聞いてくれ!俺は親父が…」
店主「お客さん!ほっといて下せぇ。こっちの問題だ」
召喚士「そう…ですけど……」
魔道士「召喚士さん…!」
召喚士「…はい、分かってます!」
店主「おらっ!立てっ!!」
男「…ひっ!」
召喚士「ちょっと…待って下さい!!」
497 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/29(日) 00:43:37.83 ID:JsdfA7go
男「…え?」
召喚士「その人の代金…立て替えさせて貰えませんか…?」
店主「おいおい…」
男「!?」
召喚士「俺達が…払いますから。なんとか…」
魔道士「命は助けてあげて下さい!」
男「…た、旅の方…!?」
店主「いや…でもなぁ」
召喚士「なんとか…ここは免じて」
召喚士は店主に10倍以上の代金を手渡す。
店主「いや…まぁ…うーん…」
魔道士「お願いします…!」
店主「ちぇっ…しょうがねぇや!」
召喚士「ありがとうございます!!」
店主「おい、食い逃げ野郎!旅のお方に感謝するんだな…!」
498 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/29(日) 00:44:07.66 ID:jP/1OgDO
>>1
来てたー!
だが寝なくては…明日読むもんっ
499 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/29(日) 00:49:55.19 ID:/6JzBsSO
来てた!
wwktk
500 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/29(日) 01:17:45.20 ID:JsdfA7go
男「…え?」
召喚士「その人の代金…立て替えさせて貰えませんか…?」
店主「おいおい…」
男「!?」
召喚士「俺達が…払いますから。なんとか…」
魔道士「命は助けてあげて下さい!」
男「…た、旅の方…!?」
店主「いや…でもなぁ」
召喚士「なんとか…ここは免じて」
召喚士は店主に10倍以上の代金を手渡す。
店主「いや…まぁ…うーん…」
魔道士「お願いします…!」
店主「ちぇっ…しょうがねぇや!」
召喚士「ありがとうございます!!」
店主「おい、食い逃げ野郎!旅のお方に感謝するんだな…!」
501 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/29(日) 01:21:24.39 ID:JsdfA7go
おいこら大事でもないのに何で二(ry
502 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/29(日) 01:21:46.04 ID:p91YwREo
うわあああ続きかと思ったら同じだた><
503 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/29(日) 01:24:55.51 ID:tndrF6ko
>>501
どんまい
504 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/29(日) 01:35:45.50 ID:JsdfA7go
男「……うぅっ」
召喚士「なんで…こんな事を」
男「将軍家を…解雇されまして…」
魔道士「クビ…ですか?何で…」
男「拙者、武士…と申します」
召喚士「武士さん…ですね。俺は召喚士、こっちが…」
魔道士「魔道士です」
武士「どうも…。生まれは北の街でして、親父は北の大名の藩士でした」
召喚士「…はい」
武士「親父はなかなか優秀な藩士で…ある時、誘いが来たのです」
魔道士「…」
店主「…」
武士「将軍家から直々の家臣にならないか…と」
魔道士「…それは、出世ですねぇ」
武士「えぇ。そして親父は承諾し、将軍家の家臣となりました…」
505 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/29(日) 01:42:39.12 ID:JsdfA7go
召喚士「それで…?」
武士「拙者も元服しておりました故、同じく家臣となったのです」
魔道士「元服…?」
店主「あれだ…えーと、成人して一人前になったって事でさぁ」
武士「実はこう見えて、剣の腕もありまして…」
店主「嘘つけっ!そんなわきゃねぇだろ!」
武士「いやっ…本当ですって!」
召喚士「まぁまぁ…、続きを」
武士「その甲斐もあり、拙者達親子は旗本として参じていました」
店主「旗本…!立派なお侍じゃねぇか…!!」
魔道士「旗本っていうと…」
召喚士「王の親衛隊…ってところですね」
武士「はい。そして…1年程前、内乱がありました」
店主「ありゃヒドかったな…北だったか?」
武士「そうです。かつて親父が仕えていた…」
506 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/29(日) 01:47:15.91 ID:0.rhYsDO
そういや最近パー速に来るスレもすくねえよなあ
リア充氏ねの風潮が蔓延してるのとまともに安価もしないゆとり増殖のせいか
関係ない話してすまん支援してるぞ
>>1
507 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/29(日) 01:50:45.98 ID:JsdfA7go
召喚士「北の大名家…ですか!?」
武士「もちろん親父も心を鬼にし、討伐へ向かいました」
魔道士「かつては仲間だったのに…辛いですね…」
武士「そして北軍を破り、将軍家優位となった頃…一」
召喚士「…」
武士「命により、親父が降伏勧告の使者に抜擢されたのです…」
店主「かつての仲間を説得しろってこったな…」
武士「しかし…!親父が帰ってくる事はありませんでした…!」
召喚士「まさか…!?殺され…」
武士「いえ…それならまだ良かったのかもしれません…」
魔道士「…と、言いますと…?」
武士「その夜、北軍は夜襲を仕掛け、自軍は壊滅…敗北しました」
召喚士「夜襲一回で…ですか…!?」
武士「はい…弱点を悉く突かれ、一瞬の内でした…」
魔道士「つまり…作戦がバレていた……。あっ!」
武士「そうです…。親父は…北に寝返ったのです!!」
508 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/29(日) 01:52:23.50 ID:JsdfA7go
>>506
分かりますぞ。だからこそ毎日更新して盛り上げたい!
そう思ってます。目指せパー速連続投下日数でギネスw
509 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/29(日) 02:00:35.77 ID:JsdfA7go
店主「なんてこった…!」
武士「当然、息子の拙者も死罪と下されました」
召喚士「死罪…?では、なぜ…?」
武士「はい。将軍家の参謀が口添えしてくれて…なんとか死罪は…」
召喚士「免れた…と。参謀がわざわざ…ですか」
武士「まだ若くて、年齢も近かった事もあり、懇意に…」
魔道士「いい人ですねー!強いんですか?」
武士「腕っ節はありませんが…陰陽師の名代です」
召喚士「陰陽師!!?」
店主「おぉ!名代様か…!そんな方と知り合いとは…!」
魔道士「凄い人なんですか…?」
店主「そりゃもう、なんたって名代は陰陽師の頂点ですから!」
召喚士「す…凄い!!」
武士「名代の口添えでなんとか追放…で済んだのです」
召喚士「そういう事でしたか……」
510 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/29(日) 02:06:34.56 ID:JsdfA7go
店主「アンタ剣の腕あんだろ?他の殿様に仕官しないのかい?」
武士「将軍家から奉公構をだされておって…」
召喚士「何ですそれ…?」
武士「あ、要は拙者を雇う事は許さん…というお触書です」
店主「奉公構を出されちゃ…どうしようもねぇわな」
魔道士「それで…今は…」
武士「ついに金も底を尽き…や、やむなく…」
バッ!!
武士「本当にすまないっ!!申し訳ない…!」
召喚士「いやっ!そんな!いいですって…!」
店主「土下座されてもなぁ…もう金も貰ったし…」
魔道士「そうですよー!」
店主「何よりそんな話聞いたら…許すしかないだろ」
召喚士「そ、そうそう!良かったですね、武士さん!」
武士「ありがとう皆さん!本当に…ありがとう!!」
511 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/29(日) 02:15:14.07 ID:YWtOLkDO
>>508
ギネスが認めてくれるかわからんが
最後まで応援し続けるぞwwwwww
512 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/29(日) 02:15:14.94 ID:4kErfoSO
成る程、北か…。
いかんいかん。予想はよそう。
黒髪ロングロリ九尾召喚希望C
513 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/29(日) 02:18:11.37 ID:JsdfA7go
召喚士「武士さん!その代わりに…お願いがあります!」
武士「……な、何でしょうか…?」
召喚士「名代さんに…会わせて頂けませんか…?」
魔道士「なるほど!!」
武士「…?か、構いませんが…?」
召喚士「やった…!」
魔道士「やったぁ!!」
武士「…?」
召喚士「では…早速宜しいですか…?」
武士「あ…はい。じゃあ城へ行きましょうか」
店主「じゃあな!旅のお方もお気をつけて!」
魔道士「ありがとうございますー!」
召喚士「それでは!!」
店主「また何かあったら立ち寄んな!」
武士「すまぬ…恩に着る…!!」
514 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/29(日) 02:21:14.82 ID:WuzAdDgo
中年層総ツンデレ
515 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/29(日) 02:23:17.10 ID:MIow5zA0
でも嫌いじゃないよそういうの
516 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/29(日) 02:46:46.36 ID:JsdfA7go
やべ…落ちてた。キリいいし寝ます…orz
では、また後で。おやすみなさい!ノシ
>>514-515
ホントだ…おかしいなぁ。無意識なんですけどね…
517 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/29(日) 02:53:01.21 ID:MIow5zA0
そうか
では私の隣で寝るが良い
518 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/29(日) 03:13:52.13 ID:lHWYQkAO
>>517
俺「エターナルフォースブリザード」
そのたわけた妄言を後悔しながら死ぬが良い
ささっ、
>>1
殿 こちらへ
519 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/29(日) 06:40:56.80 ID:YG.DCNQ0
あはは!えへへ!!おほほデゥフwwwwww
520 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/29(日) 08:48:39.65 ID:hygjC6DO
何で追放されてるのに城に行けるの?
521 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/29(日) 09:14:37.43 ID:KglyHQSO
>>520
それは、あれがこうなるからだよ
522 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/29(日) 09:16:15.76 ID:.m7cpI.o
/)
///)
/,.=゙''"/
/ i f ,.r='"-‐'つ____ こまけぇこたぁいいんだよ!!
/ / _,.-‐'~/⌒ ⌒\
/ ,i ,二ニ⊃( ●). (●)\
/ ノ il゙フ::::::⌒(__人__)⌒::::: \
,イ「ト、 ,!,!| |r┬-| |
/ iトヾヽ_/ィ"\ `ー'´ /
523 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/29(日) 10:14:42.32 ID:atbYKMDO
/)
///)
/,.=゙''"/ 人人人人人人人人人人人人
i f ,.r='"-‐'つ____ < >
/ _,.-‐'~/__, , ‐-\ < こまけぇこ・・・ん? >
,i ,二ニ⊃(●). (●) \ < >
ノ il゙フ (__人__) \ YYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY
,イ「ト、 ,!,!| ' ̄ ̄` |
/ iトヾヽ_/ィ"\ /
==========================
l ヽ. | | | |
. | __| | __ | |^)_ | ,-、
_ | | | | .|ノ |. i ヽ
i'i. ヽ. -‐、 ! !-! ‐- ヽ. 〉、 l
/ _ ノ.ヽ. `' (ノo(ヽ?/ ヽノ (ノ |
ヽ. ,`ヽ,ソ )ノ ノ/o |
\ ' / / l ()ヽ l
ヽ. ' | (⌒ヽ |
ヽ. | しノ /
==========================
524 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/29(日) 11:13:41.71 ID:nCa6iK20
おはよー
525 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/29(日) 11:45:19.61 ID:0LcWAtc0
あちゃー、またおいついちった
526 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/29(日) 12:02:36.53 ID:HXoG6Pg0
名代さんに会いに行くのに城に行く必要がないかもしれないじゃないか
527 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/29(日) 12:02:41.92 ID:0Ond9pIo
>>508
連続投下だと少し前に完結したSSがかなり長い期間連続投下してたな。
後半で作者が入院してしばらく間が空いてたけど。
>>1
は無理しないようにしてほしい。
ここんところパー速のが多いわ。SSばっかだけど。
528 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/29(日) 12:06:26.04 ID:uqPsyeAo
>>526
武士「あ…はい。じゃあ城へ行きましょうか」
529 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/29(日) 12:26:06.96 ID:QXiy7/20
>>527
ママレだな。13スレものSSはすさまじいよな。
長期SSでもっとも長いSSってなんだろな?
530 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/29(日) 12:29:48.61 ID:0Ond9pIo
>>529
やっぱり知ってる人いるよな。
13スレって聞くと案外短い感じだけど、実際は長かったなぁ。
もっと長いSSあるって聞いたことあるけど、gdgdになってるって魔王のスレで書いてる人いたぞ
531 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/29(日) 12:48:28.93 ID:RDzPf6AO
あっちの重複スレでやれ
532 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/29(日) 12:52:38.01 ID:JsdfA7go
ノシ
ちら読みはした事あります。13スレですか…射程圏内だな(ニヤリ
それは冗談として100スレ頑張ります。これも冗談です。続き↓
533 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/29(日) 12:53:34.24 ID:JsdfA7go
〜都の城〜
門の前には先程同様、門番が二人立っている。
ザッ…
召喚士「武士…さん?」
ザッザッザ
武士「久方ぶりだな…」
門番壱「……?」
武士「すまぬが、名代を呼んでくれないか?」
門番壱「……はぁ」
武士「拙者が来た、と申せば良かろう…」
門番壱「何用で…?」
武士「え…?いや、だから拙者が呼んでいると…」
門番壱「お引き取りを…」
武士「だからっ!拙者が…!武士が呼んでおるとだな…っ」
召喚士「武士さん…!行きましょう!」
召喚士が武士の腕を掴み、引っ張る。
534 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/29(日) 12:54:22.71 ID:sdfhLi6o
ダメだ立場が分かってないwwww
535 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/29(日) 13:01:57.17 ID:qNiy/pwo
何か裏があるかと思ったが図太いだけだったwwwwwwww
536 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/29(日) 13:01:59.93 ID:JsdfA7go
武士「し…しかし…!」
召喚士「日を改めましょう!ははっ」
門番壱「お主ら…昼間の…?」
魔道士「し、失礼しました!」
タッタッタ…
門番弐「何なんだ…?」
門番壱「さぁ…そ、それより今…武士と言ってなかったか?」
門番弐「武士様…?はっはは、あんなみすぼらしいお姿なわけなかろう」
門番壱「それもそうだな…顔も小汚いし。また、仕官希望素浪人であろう」
…
武士「……おかしい」
召喚士「ま、まぁ今日はゆっくり休んで…明日また…」
武士「あやつら…どうして…?」
魔道士「武士さん、おうちはどちらなんですか?」
武士「あ……恥ずかしながら……ありません」
537 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/29(日) 13:06:53.69 ID:JsdfA7go
〜旅籠〜
武士「何から何まで…本当にかたじけない!!」
召喚士「いえいえ!四人で取ってましたし…」
魔道士「残り二人はまだ来ないので大丈夫ですよ!えへへ」
武士「このご恩は必ず…!名代を!!」
召喚士「まぁまぁ…とりあえず部屋に!」
〜部屋〜
スッ
女将「失礼致します…」
召喚士「あ…どうも」
女将「あら…お仲間の方がいらしたのかしら…?」
召喚士「まぁ…今日から仲間のような…ははっ」
武士「ご無沙汰…しております。女将」
女将「…?………武士…様!?」
武士「……恥ずかしながら…都へ…戻って参りました」
538 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/29(日) 13:28:20.30 ID:JsdfA7go
召喚士「お…お知り合いで…?」
女将「あ…武士様とお父上様は殿の旗本でしたから」
武士「えぇ…こちらでは殿の遊郭としてもよく参りました」
魔道士「遊郭…?」
召喚士「はい、つまり…あ、いやっ…!」
魔道士「…?」
召喚士「そ、そうだったんですか!」
女将「武士様はこの若さでお家随一と言われる程の腕前で…」
武士「いや…そこまでは…!」
女将「いえいえ、知る人はそう噂しておりますわよ」
召喚士(あれ…?本当に凄い人なんじゃ……)
女将「さ、武士様。ひと風呂浴びて、とにかくそのお顔を…」
武士「あ、あぁ…かたじけない。召喚士殿、魔道士殿も…」
召喚士「いえっ、お互い様です」
魔道士「そうですよー!気にしないで下さいねっ」
武士「……ありがたいっ!!」
539 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/29(日) 13:32:09.83 ID:JsdfA7go
…
召喚士「武士さん遅いなぁ…」
魔道士「そうですねぇ。お腹空いちゃいました〜」
タンタンタン…
召喚士「あ、戻ってきたかな…?」
スッ
武士「失礼…お待たせを…ん?」
召喚士「………」
魔道士「……!?」
武士「ど、どうなされました…?」
召喚士「武士さん…ですよね!?」
魔道士「ぜ…全然顔が…!?」
武士「恥ずかしながら…一年、髪も髭も…切らず…」
召喚士「……確かに…これなら立派な剣の使い手に見える!」
武士「風呂とて…川で身体を流す程度の生活でしたから…」
540 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/29(日) 13:36:50.35 ID:JsdfA7go
魔道士「いただきまーす!」
召喚士「いただきます!」
魔道士「やっぱり東方のご飯って…美味しい!」
召喚士「どうしたんですか…?」
武士「あ、いえ…いただきます」
魔道士「でも女将さんは凄いですね!」
女将「…はい?」
魔道士「だって顔が全然違うのによく武士さんって…」
女将「長年お客様を見ておりませんよ…ほほっ」
召喚士「なるほど……あれ?…待てよ?」
武士「…どうなされた?」
召喚士「門番…の人、知りあいですよね?」
武士「えぇ、かつての部下ですから…」
召喚士「なるほど…そういう事か…」
武士「……?」
召喚士「武士さん、明日は名代さんに会えますよ…!きっとね!」
541 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/29(日) 13:37:39.29 ID:JUjgrgAO
いいのかい?
俺の脳内じゃバガボンドの又八から武蔵くらいにイメージがかわっちまったぜ?
542 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/29(日) 13:42:40.95 ID:P5I3JUQo
>>541
おばけのQ太郎→北斗の拳のケンシロウくらいのイメージ
543 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/29(日) 13:44:01.39 ID:.m7cpI.o
無双の張飛→趙雲にイメージ変更した
544 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/29(日) 13:47:27.78 ID:GPXPqlco
ヒンバス→ミロカロス
545 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/29(日) 14:00:34.64 ID:jmKo0EDO
速水いまいち→速水もこみち
546 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/29(日) 14:01:38.38 ID:JsdfA7go
〜谷の町〜
戦士「つ…着いた…」
盗賊「…う、うむ」
戦士「長かった…はぁ…」
盗賊「…誰の…せいだ」
戦士「…すまん」
盗賊「…いや」
戦士「とりあえず宿を探そう…」
盗賊「…同意」
〜宿〜
主人「はい、お二人様ですね。おや…もしや…」
戦士・盗賊「旅のな・か・ま、です!!」
主人「そ、そうですか…!ではこちらへ」
戦士「とりあえず横になりてぇ…」
盗賊「…同意」
547 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/29(日) 14:20:06.99 ID:JsdfA7go
〜部屋〜
戦士「ちょっと横にならせてくれ…」
盗賊「…う、うむ…風呂行ってくる」
戦士「おーう…」
トットット…
ガラッ…ピシャッ…ドサッ…ゴソゴソ
盗賊「……」
ガラッ…テクテク…ストッ…チャポッ…
盗賊「……ふー」
ジャバッ…バシャバシャ
盗賊(戦士と二人きりなんて…師匠の修行以来…かな)
カポーン
盗賊(しかも…こんなに長く…変に意識してしまう…)
ジャバジャバ
盗賊(どうした…もの…か…)
ブクブク…
548 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/29(日) 14:39:05.45 ID:1eetUIAO
>>1
ガンガレ
俺は毎日リアルタイムで見れて幸せだぜ
549 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/29(日) 14:42:59.27 ID:JsdfA7go
〜部屋〜
スッ
盗賊「…せん…し?」
テクテク
戦士「…すー…すー…」
盗賊(まだ寝てるのか…)
トスッ
盗賊「……」
戦士「すー…すー…」
ジーッ
盗賊(……カ、カワイイ…///)
戦士「すー…すー…」
盗賊(も…もう少し…近くで…)
戦士「すー…すー…ん?…パチッ」
盗賊「…!!!!!」
550 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/29(日) 14:46:47.01 ID:.4zvl6AO
おい戦士ちょっと替われ
551 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/29(日) 14:48:20.77 ID:J8KZ9Ggo
盗賊は「・・・同意!」のせいで好きになれない
やっぱ俺は魔道士ちゃん
チュッチュッ
552 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/29(日) 14:51:54.39 ID:.4zvl6AO
魔導士とかヤリマンっしょ
553 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/29(日) 14:53:48.03 ID:qNiy/pwo
おまえらあとで屋上…じゃなくて地下に来いよ
554 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/29(日) 14:59:34.09 ID:JsdfA7go
戦士「ん…あぁ、戻ったか…」
盗賊「…う、うん!」
戦士「ふあぁ……さて、風呂行ってくるかぁ…」
盗賊「…行ってらっしゃいっ!」
戦士「うーい……」
盗賊「………はぁっ」
…
戦士「さぁ、いただきます!」
盗賊「…いただきます」
戦士「明日は町中を探索しよう…ズズーッ」
盗賊「…うむ…モグモグ」
戦士「ふぁじやのふぇははりが…モグモグ…あるかもな」
盗賊「…うん」
戦士「ついでに息抜きも兼ねて、な!」
盗賊「……う、うん!」
555 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/29(日) 15:03:29.58 ID:atbYKMDO
僕の魔道士にケチつけるとは…覚悟しろよお前
556 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/29(日) 15:33:54.71 ID:AARFpBYo
>>552
,;r'"´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`ヽ、
,r'";;;;:::::;彡-=―-=:、;;;;;;ヽ、
/;;ィ''"´ _,,,,....ニ、 ,.,_ `ヾ;;;;〉
`i!:: ,rニ彡三=、' ゙''ニ≧=、!´ 屋上へ行こうぜ・・・・・・
r'ニヽ, ( ・ソ,; (、・') i'
ll' '゙ ,;:'''"´~~,f_,,j ヾ~`''ヾ. 久しぶりに・・・・・・
ヽ) , : ''" `ー''^ヘ i!
ll`7´ _,r''二ニヽ. l キレちまったよ・・・・・・
!::: ^''"''ー-=゙ゝ リ
l;::: ヾ゙゙`^''フ /
人、 `゙’゙::. イ
557 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/29(日) 16:05:19.57 ID:DniMZsAO
昔は「うむ」だったのに「うん」に変わったね
558 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/29(日) 16:11:26.35 ID:JsdfA7go
〜深夜〜
戦士「………」
盗賊「……すーすー」
戦士(……寝れねぇ)
ゴソッ…
戦士(なんで一緒の部屋なんだよ…)
盗賊「……すー…すー」
戦士「……」
ガバッ…スタスタ…スゥ…パタン
盗賊「………はぁ」
〜宿前〜
戦士「夕方横になっちまって…なかなか寝れねぇな」
テクテク
戦士「いや……盗賊と…二人きりだから…か…?」
しばらく道を進むと、脇道より物音が聞こえてくる。
559 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/29(日) 16:12:20.14 ID:JsdfA7go
>>557
微妙な変化に気付いてくれてありがとう…
560 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/29(日) 16:15:00.38 ID:dugkfC2o
より女の子らしくなってきたんですよね、皆わかってて(・∀・)ニヤニヤ
561 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/29(日) 16:19:18.50 ID:JsdfA7go
戦士「……?」
スタスタスタ…
声「…いやっ…!ちょっとっ!…やめっ…!」
声「へっ!とぼけるな!!おらっ来い…!」
声「おい…その前に…キッヒヒヒ…!」
戦士「…なんか…よく見る光景ってやつか…?」
戦士が裏道へ入ると、三人の男が一人の女を囲んでいた。
ザッザッザ…ジャリッ
戦士「はいはい…おっさん方、そこまでにしましょうや」
男参「あぁ!?なんだお前…?」
男壱「関係ねぇだろ…!でしゃばるな」
戦士「そうは言われてもねぇ…」
女「…っく!……はな…せっ!」
男弐「お兄ちゃん…とりあえずほっといて貰おうかい」
戦士「なぁアンタ…助けは要るかい?」
女「!!……うっ…!…た、助けてっ…!」
562 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/29(日) 16:21:45.66 ID:JsdfA7go
>>560
ですよねーwありがとうございます!
563 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/29(日) 16:23:40.99 ID:qNiy/pwo
今回は盗賊もちゃんと浴衣とか着て寝てるんだろうな
564 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/29(日) 16:25:40.32 ID:vE18iCQo
これは着衣の乱れた女性を部屋に連れ込んで盗賊に誤解されるフラグか
565 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/29(日) 16:46:36.10 ID:JsdfA7go
戦士「…だ、そうです」
男壱「おい…女抑えとけ」
男参「はいよ」
女「きゃっ!!…うぅ…」
男弐「馬鹿かお前?手ぶらで何言ってんだ…?」
戦士「やっべ…そういや、そうだった」
男壱「やっぱりただのイカレた野郎か!ハハハッ!」
チャキッ
男弐「一瞬で楽にしてやるよ…キヒヒッ!」
戦士「はぁ…どうしたもんかね…」
戦士は身を低く走り出し、右手で砂利を掬いあげる。
戦士は男弐の顔めがけて、砂利を投げつける。
男弐「それを投げて目潰しにしようってんだろ!キヒヒ!」
男弐は顔を横に向け、上半身を低くし砂利をかわす。
戦士「……甘めぇって」
566 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/29(日) 16:50:15.76 ID:.m7cpI.o
山童を余裕でぶっとばす戦士が一般人と喧嘩したら相手が死んじゃうんじゃね?
パンチで2mくらい吹き飛んで行きそうな……
567 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/29(日) 16:52:16.49 ID:JsdfA7go
ジャッ…
間合いを詰めていた戦士は、男弐めがけて砂利を蹴り上げる。
男弐「…っ!うわっ…っぷ!」
すかさず戦士は男弐の腰から脇差を抜き取る。
戦士「ありゃ…短けぇ。しかも手入れがなってねぇなぁ…」
男弐「…この…野郎!!」
男壱「脇差一本で何が出来る!おい、そっちへ回れ」
二人の男が戦士を前後から挟撃する。
ザッザッザ…
男弐「だりゃあっ!!」
男弐が頭上から刀を振り下ろすが、戦士の脇差が顔の前で受け止める。
ギキィン!!
男弐「…くっ…ぐぬぅ…」
戦士「……さぁ…次はこっちの番か?」
しかし戦士の背後からは男壱が迫り、斬りかかる。
568 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/29(日) 16:58:53.39 ID:JsdfA7go
戦士「ちっ…」
戦士は身を反転させると、脇差を下に降ろし、
男弐の手首を掴みあげ、引っ張る。
男壱の刀と男弐の刀がぶつかりあい、音が響く。
ジャッ…グイッ!!……キィンッ!!
男壱「っ!!」
戦士「らぁっ!」
男弐「…うわっ!!」
シュバッ…ドスゥ…
戦士の脇差が男弐の腹を捉える。
ドシャア…
男参「お、おいっ!!」
男壱「……ちっ…!」
男弐は意識を失い、その場に倒れこんだ…。
戦士「えーと…、みね打ちじゃ!安心せいっ!…だっけか?」
569 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/29(日) 17:05:02.33 ID:c8j1YADO
一番
>>544
がしっくりきた
570 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/29(日) 17:07:01.45 ID:c8j1YADO
>>552
1スレ目を読み直してこい
571 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/29(日) 17:09:02.40 ID:otyLzsSO
戦士かっけぇなおい
572 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/29(日) 17:27:34.78 ID:JsdfA7go
男壱「おい、お前も来い…」
男参「コイツは…?」
男壱「眠らせておけ」
ゴスッ!!
女「うっ……」
ドサッ…
戦士「てめぇ…」
男参「……ふー…ふー」
戦士は男弐から刀を取り上げる。
チャキッ!!
男壱「う…りゃあっ!」
男参「・…でやぁ!」
二人の男が同時に刀を振りかざす。
戦士「……ふーっ」
戦士は両手の刀を下に下げ、大きく息を吐いた…。
573 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/29(日) 17:33:09.61 ID:jmKo0EDO
5スレ目にして戦士に濡れた
574 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/29(日) 17:48:31.65 ID:JsdfA7go
背後から迫る男壱の剣を戦士が右手の刀で受け止める。
正面から男参が切り上げるも、左手の脇差で同様に受け止めた。
キチ…ギチッ…
男壱「ぐっ!……ぬぅ…」
戦士「…くっ……」
男参「…こ…のっ…」
戦士「…ふんっ!」
戦士は男壱の腹部を蹴ると、すかさず反転し、
男参の首めがけて刀の柄で打ち抜く。
ドカッ…スッ…ガスゥッ!!…ドシャァッ
戦士「」へっ…同じ痛み、味わえただろ…?」
男壱「…く…っそ…」
ジャリッ!!
戦士は倒れる男壱へむけて、刀を突き出す。
戦士「さぁ、チェックメイトだ。どうする…?」
575 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/29(日) 17:56:02.21 ID:JsdfA7go
男壱「…貴様、何者だ?その腕ただ者ではあるまい」
戦士「いやぁ…ただの旅人だけどなぁ」
男壱「将軍家の…者では、ないのか…?」
戦士「将軍家…?」
男壱は起き上がり、声を発する。
男壱「その女…おそらく将軍家の内通者だぞ…」
戦士「だから…何だよ」
男壱「その女を匿えば…貴様もこの地では反逆者と…」
戦士「多勢に無勢…ましてや女一人を相手に…」
男壱「……?」
戦士「そんな状況に腹が立った。それだけだ」
男壱「……」
戦士「それに俺は東方のモンじゃねぇ。将軍も北も関係ない」
男壱「…くっ!」
戦士「さ、分かったらそこをどけ。帰らせて貰うぜ」
戦士は女を担ぐと、宿へと戻って行った…。
576 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/29(日) 17:57:08.54 ID:jZUmpeM0
戦士かっけー!
577 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/29(日) 18:04:14.11 ID:JsdfA7go
〜宿〜
ソーッ
戦士「……」
盗賊(ん…?戻ったか…)
バサッ…トスッ……シュルシュル…ゴソッ
戦士「…口を…開けて」
ゴソゴソ
戦士「さぁ…飲め…」
女「…ん……っ」
盗賊(女!?…ななな何!?何してるっ!?)
戦士「ちっ…飲んでくれないか…」
女「……ん…っく」
戦士「……あ…っ、動くな…って」
盗賊(…………)
戦士「あーあ…顔にかかっちまったじゃねぇか…」
ガバッ!!
盗賊「せっ、戦士!!貴様何をっ…!!」
578 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/29(日) 18:06:08.05 ID:.4zvl6AO
ほっほっほ、只の旅の隠居でございます
ただ、少々お節介焼きですがな
ほっほっほ
579 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/29(日) 18:06:21.74 ID:DknSeFQo
戦士、女「「オセロですがなにか?」」
盗賊「・・・・・」
580 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/29(日) 18:19:51.54 ID:JsdfA7go
戦士「・・・あん?お、起きたか」
盗賊「…!?そ、その…女は…?」
戦士「あぁ…実はな…」
…
盗賊「…なるほど」
戦士「北と将軍家ってのは対立してんのか?」
盗賊「…さぁ。私がいた頃は特に…」
戦士「そっか…。水変えてくるわ…」
ザッ
盗賊(北と将軍家が…?どういう事だ?)
女「…うっ……げほっ!ごほ!」
盗賊「!?だ、大丈夫…か?」
盗賊の声に反応し、ゆっくりと女が目を開ける。
女「……こ…こは…?」
スタスタ…スッ
戦士「…お、気づいたか!!」
581 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/29(日) 18:59:41.06 ID:JsdfA7go
女「あ…なた…は…?…うっ!」
戦士「後頭部を殴られてる。…無理に起きるな」
女「…うぅっ!」
戦士「盗賊、これで冷やせ」
ポスッ
盗賊「うん」
戦士「今日はそのまま寝てた方がいい…」
女「…す…すいませ…ん」
盗賊「……飲めるか?」
女「…はい」
スッ…コクッコクッ…ゴクッ…
女「あ…ありがとう…ございま…す」
盗賊「…寝て…しまったか」
戦士「俺らも寝よう…事情は明日の朝だ」
盗賊「そうだな」
582 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/29(日) 19:12:07.07 ID:JsdfA7go
〜次の日〜
召喚士「おはようございます」
武士「おはようございます」
召喚士「ゆっくり寝れましたか?」
武士「えぇ…久々の風呂に布団に…」
召喚士「それは良かった…!」
武士「まことに…感謝!…かたじけない…」
召喚士「も、もうよして下さいよ!充分聞きましたから。あははっ」
テッテッテ
魔道士「おはようございます!お待たせしましたー」
召喚士「よしっ!行きましょうか!」
魔道士「どこへ行くんですか?お城…?」
召喚士「いや…まずは服屋です」
魔道士「服屋さん…ですか?」
召喚士「はいっ」
583 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/29(日) 19:18:38.88 ID:jZUmpeM0
さすがにみすぼらしい服では城に行けないしなー
てか召喚士達どんだけ金持ってんだwwwwww
584 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/29(日) 19:27:44.68 ID:GPXPqlco
ミノタウロス戦で大金を結局もらったんじゃなかったっけ?
マジシャン先生の付けもチャラになってたし。
585 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/29(日) 19:49:55.95 ID:HD6b57so
まず戦士・盗賊・女が同じ部屋に居ます
ベッドでは女が寝てしまいました
戦士と盗賊の部屋なのでベッドは2つです。
あとは・・・
どういうことなの・・・
586 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/29(日) 19:52:09.71 ID:IdhZpAAo
この時代ですでに世界通貨があるのか
すげえな
587 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/29(日) 19:53:49.09 ID:Kx4YN1Yo
げ、現実・・・
588 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/29(日) 19:54:00.11 ID:jP/1OgDO
>>585
和室だったとしたら…?
589 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/29(日) 19:55:45.53 ID:GPXPqlco
東方の国だからベッドじゃなく布団じゃないの?
「北」って言っても「東方の国の都よりの北」ってことじゃ?
どっちにしても戦士は盗賊に布団を譲って座って寝たりしそうだけど。
590 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/29(日) 20:07:40.60 ID:JsdfA7go
遺跡調査→ミノタウロス討伐戦掛ける→西国、
にてたらふくお金を貯め込んでます。フヒヒ
(三代目朱雀先生(仮):談)
和室です。戦士は座布団枕に畳で寝たようです
(某東方生まれの盗賊:談)
世界通貨はありませんが、どの国のお金でも買い物出来ます
ワークショップや貿易(と物語)の円滑化のためだそうです
(国軍外務省貿易担当員:談)
591 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/29(日) 20:14:18.07 ID:JsdfA7go
〜呉服屋〜
主人「いらっしゃいませ」
召喚士「すみません、こちらの方に服を…」
武士「拙者に…ですか?」
召喚士「そうですよ、さすがに…その格好では…」
武士「た…確かに…かたじけない」
魔道士「召喚士さん、ついでになんですけど…」
召喚士「はい…?」
魔道士「私達も買いましょうよっ!」
召喚士「へっ!?」
武士「おぉ…それはいいですな!きっと似合いますぞ!」
魔道士「せっかく都にいるんですし…ねっ!」
召喚士「そ…そうですね・・・ははっ…」
主人「ではお侍様、こちらへどうぞ…」
魔道士「私も選んで来ますー!」
592 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/29(日) 20:19:12.26 ID:atbYKMDO
魔道士ちゃんの和服姿…俺をそっちの世界に召喚してくれ!
593 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/29(日) 20:20:39.16 ID:JsdfA7go
…
召喚士「俺はこれで…いいか」
テクテクテク…
魔道士「お待たせ…しました」
召喚士「やっぱり魔道士さん…似合いますね!」
魔道士「召喚士さんもよくお似合いですよ、エヘッ!」
召喚士「そ、そうですか…?あははっ…」
ザッザッザ…
武士「お待たせ…しました」
召喚士「…カ、カッコイイ…!!」
魔道士「武士さん…ですよね…!?」
武士「ついでに髷まで結って頂いて…」
主人「いえいえ…まさか武士様とは知らず。こちらこそ…」
武士「いえっ、お構いなく。代金は後日改めて…」
召喚士「あ、ここは俺達が…大丈夫ですから…!」
594 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/29(日) 20:24:50.25 ID:Uf5wmcAO
召喚士「ここは俺たちが」 バリバリ
595 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/29(日) 20:25:13.53 ID:C1ACEJQ0
もっとやって!
596 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/29(日) 20:39:00.90 ID:4kErfoSO
御館様「何を言う?ここは儂が」バリバリ
597 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/29(日) 20:42:51.02 ID:JsdfA7go
ネクロマンサー「いえいえ…ここは私が」バリバリ
598 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/29(日) 20:43:30.84 ID:3otba6ko
スフィンクス「ここはぼくがー」バリバリ
599 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/29(日) 20:43:41.95 ID:qNiy/pwo
魔道士「やめて!」
盗賊「…や、やめろ!」
600 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/29(日) 20:51:29.58 ID:iPUeMOQo
∧_∧
( ゚ω゚ ) 支払いは任せろー
バリバリC□ l丶l丶
/ ( ) やめて!
(ノ ̄と、 i
しーJ
601 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/29(日) 20:54:08.41 ID:KglyHQSO
師匠「チッ……しゃあねぇなぁ〜。弟子達に払わせる訳にいかねぇか…」バリバリ
てか、マジで聞きたい…俺の財布バリバリだけど、やっぱりまずい?
602 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/29(日) 20:55:53.18 ID:p91YwREo
>>601
いやがる人をお断り
603 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/29(日) 20:56:07.61 ID:tgecFQko
VIP落ちてる
604 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/29(日) 20:57:02.89 ID:.m7cpI.o
∧_∧
( ゚ω゚ ) 支払いは任せろー
バリバリC□ ハ,,ハ
/ ( ゚ω゚ ) お断りします
(ノ ̄と、 i
しーJ
605 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/29(日) 21:03:47.53 ID:JsdfA7go
…
武士「本当に…申し訳な」
魔道士「もう!いいですって!」
召喚士「そうですよ、それより…お願いしますね」
武士「あぁ…任せて下さい…!」
〜城〜
ザッザッザ…
門番壱「…あ…ぁ……」
門番弐「や…やは…やはり…!」
ババッ!!
門番壱「先日は…!!し、失礼しました!」
門番弐「やはり武士様であられたとは…!」
武士「良い良い、拙者はもう将軍家の者ではない。ただの浪人だ」
門番壱「しかしっ…!!」
武士「さぁ、頭を上げて立ってくれ…二人とも」
606 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/29(日) 21:11:32.55 ID:KglyHQSO
>>602
あぁ、それなら大丈夫だ。俺には一緒に出掛ける人いないから
607 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/29(日) 21:23:22.76 ID:jP/1OgDO
>>606
寂しいこと言うなよ…俺が付き合ってやるからよ
608 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/29(日) 21:28:33.76 ID:3otba6ko
\ / .::::::::::::::::::::::::;;:;;::,ッ、:::::: ) く ホ す
\ l ,ッィrj,rf'"'"'" lミ::::::: く れ モ ま
Y ,!ミ::::::: ヽ な 以 な
`ヽ、 | くミ:::::::: ノ い 外 い
|、__ ャー--_ニゞ `i::::,rく か は
``''ー- ゝ、'l  ゙̄´彑,ヾ }::;! ,ヘ.) ! 帰
゙ソ """"´` 〉 L_ っ
/ i , /| て r
≡=- 〈´ ,,.._ i 't-'゙ | ,へ ,r┘
,、yx=''" `ー{゙ _, -、 ; l レ' ヽr、⌒ヽ'
゙、`--─゙ /! `、
_,,、- ゙、 ー'' / ; `、
-''"_,,、-''" ゙、 /;;' ,' / 、\
-''" / `ー─''ぐ;;;;' ,' ノ
// / ヾ_、=ニ゙
609 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/29(日) 21:38:34.01 ID:JsdfA7go
門番弐「武士様…本日は一体…?」
武士「うむ…名代殿をお願いしたい」
門番壱「あれ…?そちらのお二人は…昨日の?」
召喚士「昨日はすいませんでした…」
門番壱「いえっ!こちらこそ!武士様のお知り合いとは知らず…!」
魔道士「き、気にしないで下さい…!」
門番弐「では、名代様へお伝えして参ります!!」
武士「うむ、頼む!」
…
タッタッタ
門番弐「名代様は…お会い出来ないと…」
武士「何っ!?」
召喚士「だ…だめか…!」
門番弐「人払いする故…今晩我が家を訪ねてくれ、との事です」
武士「!……相分かった」
610 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/29(日) 21:46:53.45 ID:JsdfA7go
魔道士「会えるんですね…!」
召喚士「そのようですね…良かった」
武士「お主らもありがとう。感謝致す」
門番壱「いえっ!武士様のお頼みとあらば…!」
武士「この事、内密に頼むぞ」
門番弐「名代様にもそのように言われました!」
門番壱「他の者には仕官希望の浪人、と伝えておきまする」
武士「すまない…それでは、また」
門番弐「はっ!」
ザッザッザッザッザ…
武士「なんとか会えそうです」
召喚士「ありがとうございます!!」
武士「いや、こちらこそやっと少しは恩が返せそうで…ははっ」
魔道士「夜に名代さんの家に行けば良いんですね?」
武士「えぇ…」
召喚士「それまでは…じ、時間でも潰してましょうかね」
611 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/29(日) 21:56:40.31 ID:JsdfA7go
〜谷の町〜
戦士「もう…大丈夫か?」
女「はい、ご迷惑をお掛け致しました…」
戦士「聞かせて…貰えるかい?」
女「……」
盗賊「…」
戦士「あの男達…北のヤツらか…?」
女「……はい」
戦士「アンタは…将軍家の人かい?」
盗賊「……」
女「……」
戦士「大丈夫。俺達はどちらの味方でもねぇ」
盗賊「つき出したりはせぬ…安心しろ」
女「……おっしゃる通りです」
戦士「……そうか」
612 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/29(日) 22:01:19.43 ID:KglyHQSO
>>607
アニキって…呼んでいいか…?///
613 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/29(日) 22:03:58.36 ID:JsdfA7go
盗賊「…一体…何が…?」
女「……」
戦士「安心しろ、俺は東方のモンじゃない…」
盗賊「…私は…御庭番の…藤蔵だ」
女「御庭様…でいらっしゃいますか…!?」
盗賊「…話してくれ」
女「…私は、諜報を頼まれて…北の大名家へ来ました」
盗賊「……」
女「北の大名は1年前から将軍家へ反乱を起こし…」
戦士「みてぇだな…」
女「私のお仕えする主人は、何かあるのではないか…と」
盗賊「…主人…とは?」
女「それは申せません…」
戦士「そうか。じゃあアンタの名前は?それぐらいいいだろ」
女「…はい、巫女…と申します」
614 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/29(日) 22:09:10.53 ID:jZUmpeM0
巫女…だと…?
615 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/29(日) 22:10:32.05 ID:GPXPqlc0
ミコミコナース
616 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/29(日) 22:11:46.79 ID:sM8Ur2I0
そこは隠密とかでも良かったんじゃないか
617 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/29(日) 22:17:12.44 ID:DknSeFQo
>>616
別にいいじゃないか・・・
618 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/29(日) 22:19:34.06 ID:0LcWAtc0
という事は脇からおっぱい見えるんだな?
619 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/29(日) 22:20:13.23 ID:FyB5UKIo
巫女服でどうやって見るんだと
620 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/29(日) 22:23:16.13 ID:JsdfA7go
戦士「巫女さんか…それで、これからどうするつもりだい?」
巫女「はい…北の城にはいられなく、この町にも…」
盗賊「…都へ…帰るのか?」
巫女「ここから北に、小さな町があります」
戦士「ほぉ」
巫女「そこはまだ行った事がありませんので…」
戦士「行ってみよう、ってか」
巫女「……はい」
盗賊「……」
戦士「盗賊、俺らも行くか」
盗賊「…私は…構わんぞ」
巫女「……!?」
戦士「この町で情報だけ集めたら、アンタと北の町まで行こう」
盗賊「…うむ」
巫女「…いえっ、で…でも」
戦士「俺らも用があってここに来た…お互い協力するってのはどうだい?」
621 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/29(日) 22:26:36.48 ID:0LcWAtc0
>>619
巫女服はワキがあいてたはず!!!!!!!!!!!!!
622 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/29(日) 22:26:45.08 ID:JsdfA7go
女中として忍びこんでいるので普通の着物ですよw
まぁ…戦闘服は巫女服ですけど…
623 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/29(日) 22:30:56.72 ID:4kErfoSO
成る程。お互い前衛と後衛を…いかんいかん、予想はよそう。
黒髪ロングクール貧乳巫女C
624 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/29(日) 22:33:03.51 ID:0LcWAtc0
>>622
orz < 死のう
625 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/29(日) 22:34:27.06 ID:4ZKWhmwo
あとでゆっくりとろうと思ってたらzipが消えていたでござる
626 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/29(日) 22:34:47.29 ID:.m7cpI.o
>>624
お前……ケツで会話できたのか……
627 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/29(日) 22:35:24.37 ID:dCOfloUo
>>622
ってことは魔物との戦闘で服が(ry
628 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/29(日) 22:48:24.82 ID:4kErfoSO
巫女「ただし、尻から出る。」
629 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/29(日) 23:00:11.91 ID:JsdfA7go
巫女「……しかし」
盗賊「…私から…頼む」
巫女「…御庭様が…そうおっしゃられるのなら」
戦士「よし!決まりだな!」
巫女「お、お世話になります」
盗賊「…こちらこそ」
戦士「早速一つ聞きたいんだが…」
巫女「何でしょうか…?」
戦士「この辺りに腕の良い鍛冶屋を聞いた事はないか?」
巫女「鍛冶屋…いえ、特には…」
戦士「…そうか」
巫女「すみません」
戦士「いや、気にしないでくれ」
盗賊「…では…町で情報を」
戦士「そうだな。もうしばらくこの町にるが…いいかい?」
巫女「はい。お任せ致します」
630 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/29(日) 23:01:59.59 ID:WzUQNcDO
巨乳のお侍さんがいないので巨乳の巫女で我慢します
631 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/29(日) 23:04:26.76 ID:.m7cpI.o
巫女さんの胸はつつましいものと相場は決まってるだろjk……
632 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/29(日) 23:05:20.55 ID:JsdfA7go
>>629
戦士「そうだな。もうしばらくこの町にいるが…いいかい?」
巫女「はい。お任せ致します」
〜町外れの神社〜
巫女「では、少しばかりお待ちを…」
テクテクテク…
戦士「ここが神社か…」
盗賊「……神社は陰陽師の…管轄だ」
戦士「じゃあっ、ここに陰陽師が!?」
盗賊「…いや。管轄のみで…陰陽師はいない」
戦士「そっか…」
テクテクテク
巫女「お待たせしました」
戦士「また…珍しい格好だな…」
巫女「そう…ですか?」
盗賊「…これが巫女の…正装だ」
戦士「そうなのか…よっし、それじゃあ出発だ!」
633 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/29(日) 23:07:02.51 ID:aogX8gAO
>>631
胸の膨らみがある巫女服の良さが分からんとはまだまだ青いな
634 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/29(日) 23:10:46.86 ID:JsdfA7go
二手に分かれたパーティーを襲う新たな事件!!
巫女とは一体何者なのか…そして召喚士は名代に会えるのか!?
次回第34話「東方の召喚士、その名は…名代!」お楽しみに!
今日は寝ますお!それではまた、明日!ノシ
635 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/29(日) 23:12:51.05 ID:jZUmpeM0
おやすみ〜
てかそんなに続いてたのねwww
636 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/29(日) 23:20:10.58 ID:4kErfoSO
乙ー。
ところでタイトルが、やたらとGガンっぽいのは使用なのか?ww
637 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/29(日) 23:22:32.75 ID:jP/1OgDO
>>1
今日も乙でした、お休み!
>>612
ど、どうせなら姉御とかでも構わないんだからなっ///
638 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/29(日) 23:27:16.48 ID:DknSeFQo
巫女は貧乳って決まっているだろうが
それとブラジャーは水玉とも決まっている
ってじっちゃんが言ってた
639 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/29(日) 23:43:30.03 ID:.m7cpI.o
>>1
乙乙
>>638
巫女さんはブラジャーとか付けないから
本物はサラシ巻いてるから慎ましい胸がさらに慎ましく見えます
640 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/30(月) 00:07:51.12 ID:.xnWO7.0
パンツ脱いだら乙だと……
このまま待ってる乙
641 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/30(月) 00:42:50.56 ID:vSeaGAAO
黒髪ロングクール貧乏巫女C
642 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/30(月) 01:24:02.13 ID:Uue0ygSO
※登場する女性は全て非処女です
643 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/30(月) 01:44:35.48 ID:Hkbc/AAO
おかしいな…
>>642
が読めないんだが
誰か読める奴はおらんかー!
644 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/30(月) 01:46:09.64 ID:vvZTZaUo
>>643
※登場する女性は全て美女・美少女です
645 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/30(月) 01:46:49.43 ID:EpK/qfYo
※ An appearing woman is a nonvirgin entirely
646 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/30(月) 01:51:17.48 ID:qRMLkAs0
※とうじょうするじょせいはすべてひしょじょです
647 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/30(月) 02:32:09.36 ID:2qLYl5Io
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/10/30(金) 10:37:24.63 ID:Dn5Suz7Y0
戦士「だってよ、このパ−ティーってさ」
召喚士「うん」
戦士「どうみても処女な魔道士にスタイルいいが無口な盗賊」
はいはい解決解決
648 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/30(月) 10:09:16.76 ID:eGMGTcko
おはようございます!盗賊も処女みたいですよ
16 :VIPがお送りします [sage] :2009/10/30(金) 10:57:27.04 ID:Dn5Suz7Y0
盗賊「・・・すまぬ・・・経験がなく」
649 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/30(月) 10:34:00.15 ID:3e1rIBAo
おはよ〜
今日もwwktkしてるぜ!
650 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/11/30(月) 11:17:56.81 ID:eGMGTcko
〜谷の町〜
戦士「情報なら…やっぱりここだな」
盗賊「…呑み屋か」
ガラガラッ
店娘「お客さん、営業は夜からだよ」
戦士「おぉ…すまねぇ、ちょっと聞きたんだが」
店娘「なんでしょ?」
戦士「この山の辺りに腕の良い鍛冶屋がいるって話なんだが…」
盗賊「…刀匠だ」
店娘「うーん…聞いた事ないなぁ…店長〜」
店長「んー?」
店娘「この山で鍛冶屋って知ってますー?」
店長「鍛冶屋…?町にはちらほらいるけどなぁー」
店娘「やっぱ分からないみたい…」
戦士「そうかぁ…ありがとう」
651 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/30(月) 11:28:57.89 ID:tdg0k2wo
始まったな
652 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/11/30(月) 11:38:09.01 ID:eGMGTcko
〜町の鍛冶屋〜
戦士「どーもぉ」
鍛冶屋「あいよっ、いらっしゃい」
戦士「山奥に腕の立つ鍛冶屋の噂を聞いた事ないかい?」
鍛冶屋「あぁー…噂には聞いた事あるよ…」
戦士「本当かっ!?」
巫女「良かったですね」
鍛冶屋「ただなぁ…昔から言われてる噂話で、誰も知らんわ」
盗賊「…そうか」
鍛冶屋「いるならお目にかかってみたいもんだがね!ガハハ!」
戦士「…だよなぁ、ありがとう」
テクテクテク
巫女「駄目…ですね」
盗賊「……うむ」
戦士「手掛かりは…なし…か」
653 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/30(月) 11:54:57.34 ID:X1gsScSO
>>651
物語はまだまだ始まってもいない序章だがな
1otsuにはあと995スレ残っているし
って事で頑張れ支援!
654 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2009/11/30(月) 12:04:47.07 ID:eGMGTcko
>>653
物語はまだ0.5%しか進んでなかったww
一ヶ月に5スレ書いたから…16.6年\(^o^)/
655 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/11/30(月) 12:18:25.94 ID:eGMGTcko
〜都、夜〜
魔道士「いっぱい観光しちゃいましたねー!」
召喚士「色々と案内ありがとうございました!」
武士「いえいえ…くれくらい、お役に立てれば」
召喚士「さて…そろそろ…」
武士「えぇ、行きましょう。こっちです…」
スタスタスタ…
〜名代家、城門〜
魔道士「また…立派な家ですねぇ…」
武士「ここは将軍家の陰陽師頭が、代々住む場所なんです」
召喚士「なるほど…それで…」
武士「さて…行きましょうか」
三人は城門前の大きな鳥居をくぐり、中へ入る。
武士「…夜分に」
小姓「…お待ちしておりました。お入り下さい」
656 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/11/30(月) 12:28:16.66 ID:eGMGTcko
門の脇の小扉へ、小姓が誘導する。
小姓「夜分につき、申し訳ありません…」
召喚士「いえっ、お構いなくっ…」
扉を抜けると、石庭が広がり、その奥に屋敷が見える。
魔道士「わぁ…オシャレなお家ですねぇ!」
召喚士「本当ですね…!」
ジャッジャッジャ…
小姓「さ…こちらへ」
魔道士「はい、ありがとうございます」
テクテクテク
小姓「…武士様ご一行、到着なされました」
声「…入られよ」
小姓「はっ…」
スッ
武士「…ご無沙汰しております。名代殿」
657 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/11/30(月) 12:34:14.52 ID:eGMGTcko
部屋の中へ入ると、烏帽子を被った男が座っている。
名代「武士殿…よく参られた」
武士「いや…生きておるのが恥ずかしい限りで…」
名代「何を言われる…客人方もよう参られた」
召喚士「始めまして、召喚士と申します」
魔道士「魔道士と申します」
名代「さて、今回は武士殿にお声を掛けて頂いた次第だが…」
武士「うむ、実はですな…」
名代「いや、実はな…某もお主に用があったのだ…」
武士「ほほぅ、それはまた…」
名代「行方を捜しておったのだが…なんという偶然か」
武士「そうであられたか…。それは好都合」
名代「要件とは…其方の異国の方であろう…?」
召喚士「は、はいっ!」
名代「構わぬ…申してみなさい」
658 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2009/11/30(月) 12:36:13.68 ID:eGMGTcko
ご飯行ってきまっす!ノシ
659 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/30(月) 12:39:44.07 ID:A5kACtEo
いてらー
660 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/30(月) 12:40:36.15 ID:X1gsScSO
いてら〜!
661 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/30(月) 12:41:37.69 ID:DlqDW6o0
ラーメンにブルーベリーを入れて食べたら健康になれるよ!
不味いけど。
食ってら!
662 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/30(月) 12:43:58.60 ID:h8rKR3oo
それはすっごくまずそうだな
663 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/30(月) 12:58:10.82 ID:3e1rIBAo
ラーメンにラズベリーならまだ……
664 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/30(月) 13:02:30.99 ID:VAiTR/wP
そんなあなた方にソフトクリームラーメン
665 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/30(月) 13:06:02.51 ID:Uue0ygSO
ラーメン食べる人間が健康を気にするとは…
スープ全部残すの方がまだ健康に良い
666 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/30(月) 13:19:02.60 ID:DlqDW6o0
健康云々は本気にしないでww
もしかしたら健康になったかもって思っただけで実際は精神状態が不健康になったからww
667 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/30(月) 13:24:16.68 ID:xHJxIYAO
てかスープをブルーベリーにしたら健康的じゃね?
668 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/30(月) 13:44:56.54 ID:X1gsScSO
ならいっそ、全てを合わせたミックスベリースープにソフトクリームをトッピングしたらいいんじゃね?
669 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2009/11/30(月) 13:46:11.60 ID:eGMGTcko
なぜこんな話題がwどうしてこうなった
670 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/30(月) 13:46:55.91 ID:ci0u5.DO
麺を茹でないで、揚げればよさそうじゃね?
671 :
香川県
:2009/11/30(月) 14:04:13.84 ID:LXEReZk0
お前ら饂飩食え
672 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2009/11/30(月) 14:10:24.05 ID:eGMGTcko
盗賊「…う、饂飩は…旨いっ…!く、食えっ!」
続き↓
673 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/11/30(月) 14:12:07.63 ID:eGMGTcko
召喚士「俺は…召喚士です」
名代「ほぅ…召喚士ですか…」
召喚士「はい。名代さんは陰陽師なんですよね?」
名代「いかにも」
召喚士「文化は違えと、通ずるものがあります…」
名代「…そうですね。私もそう考えております」
召喚士「実は、諸事情で召喚獣を集めておりまして…」
名代「…なるほど。私から習得したいと言う事ですな」
召喚士「お話の分かる方で良かった。その通りです!」
武士「名代殿、この方達は拙者の命の恩人なのです」
名代「……そうでしたか」
武士「私からも是非、お願い致す!」
魔道士「お願いしますっ!」
名代「いやいや…特に断るつもりもありませんよ」
召喚士「本当ですか…!?」
674 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/11/30(月) 14:22:13.96 ID:eGMGTcko
名代「召喚士と陰陽師…相容れるものなのか、興味深い…」
召喚士「えぇ…」
武士「名代殿、かたじけない!」
魔道士「ありがとうございます!」
名代「大した事ではございません」
召喚士「では、早速…宜しいでしょうか?」
名代「分かりました。某の道場へ参りましょう」
テクテクテク
屋敷から離れ、しばらく歩くと、庭の奥に建物が見える。
名代「さぁ、お入り下さい」
魔道士「広い……けど…」
召喚士「何も…ない…?」
名代「ここは私が儀式や修験を行う道場でございます」
召喚士「なるほど…修行場って事か…」
名代は中央へ歩き、胸元より札を取り出す。
675 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/30(月) 14:38:49.12 ID:fIjB4sDO
ラーメンアイスってのがあった気がするんだ……
>>1
いつもいつも乙です
676 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/11/30(月) 14:40:33.53 ID:eGMGTcko
召喚士「あの…名代さん」
名代「はい…?」
召喚士「陰陽師の方は…基本精霊とかあるんでしょうか…?」
名代「基本精霊…存じ上げませんな…」
召喚士「ぞ、属性…とかは…?」
名代「それも特に…」
召喚士「そ、そうですか…」
魔道士「やっぱり召喚士とは勝手が違いますね」
名代「召喚士の場合は何か…属性が?」
召喚士「見て貰った方が早い…かな」
名代「それは…是非!」
召喚士「はい……行けっ!シルフ!!」
シュイィィン
召喚士「度々・・・すいませんね。はは・・・っ」
シルフ「もう慣れたからいいよ!楽してご飯にありつけるし♪」
677 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2009/11/30(月) 14:42:25.34 ID:eGMGTcko
昔食べた事ありますよ、ラーメンアイスw
真夏に冷えたラーメンかと思って注文したら、
醤油ラーメンにソフトクリームが乗っかってた!
味は記憶してないので、きっとそういう事でしょう…
678 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/30(月) 14:53:44.95 ID:LXEReZk0
>>677
シルフ「なにその犬の餌」
679 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/11/30(月) 14:57:26.35 ID:eGMGTcko
武士「・・・お、おぉ」
名代「…お見事!」
召喚士「この子はシルフ、朱雀属性の精霊です」
名代「朱雀!?すると五行に由来しておるのか…?」
召喚士「四聖獣…が基本ですが…」
名代「基本…?」
召喚士「知られてはいないようなのですが…実際は五行だとか」
名代「何やら…複雑なようですね」
召喚士「はい、その辺はまだ…調査中と言うか…」
名代「そしてシルフ…が精霊でしたかな?」
召喚士「はい、シルフを基本に上位召喚獣を召喚出来るようになります」
名代「なるほど…修行による神通力の向上ですな」
召喚士「神通力…?」
名代「はい…。式神を使役する為の力です」
召喚士「し、式神…?」
名代「…これは…想像以上に相違があるようだな…はは」
680 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/11/30(月) 15:23:09.44 ID:eGMGTcko
〜谷の町〜
戦士「はぁ〜。結局何もなし…」
盗賊「…うむ」
巫女「仕方ないですね」
戦士「まったく…どうしたもんかね」
テクテクテク…
主人「あ…おかえりなさいまし…」
戦士「戻った…ん?どうした…?」
主人「へい、実はお殿様からの通達で…」
盗賊「…?」
主人「皆様方を泊めれば、死罪だと…」
戦士「な、なんだと…!?」
巫女「私の…せいで…」
主人「そういうわけで…申し訳ねぇが…」
戦士「いや、こちらこそ迷惑を掛けた…失礼」
681 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/11/30(月) 15:26:20.52 ID:eGMGTcko
テクテクテクテク
戦士「参ったな…泊まる所まで無くなっちまった…」
巫女「あ…あのっ」
盗賊「…ん?」
巫女「宜しければ…神社の方で…」
戦士「さっきの神社…?い、いいのかい?」
巫女「えぇ、私以外に使っている者はおりません故…」
戦士「それは助かる!…なぁ?」
盗賊「…あぁ」
巫女「でも…布団も何もございませんよ?」
戦士「野宿には慣れてる…!問題ない!」
盗賊「…だな」
巫女「それなら…。では、参りましょうか」
戦士「おう、先に風呂屋に寄ってくかぁ」
盗賊「……そうだな」
682 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2009/11/30(月) 15:33:04.37 ID:eGMGTcko
あ、そうだ…
今日で連載を始めて、一ヶ月でございます!
なんとか毎日投下出来てますが、これも全て
支援して下さる皆様のお陰です!ありがとう!
これからも頑張りますので、応援ヨロシクです!
以上、巻末コメントですw
683 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/30(月) 15:38:09.19 ID:Mwz7vVco
一ヶ月おめでとう!!
これからもがんばってくれ!
684 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/30(月) 15:38:45.76 ID:DlqDW6oo
そっかー。もう1ヶ月も建つんだ、早いなぁ。
何かお祝いしなきゃねぇ。
685 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/11/30(月) 15:46:41.72 ID:eGMGTcko
〜名代の道場〜
名代「…なるほど……そういう事か」
召喚士「なるほど…陰陽師…奥が深い」
魔道士「わ、分かりませんけど…お互い理解は…」
武士「…出来たようですな」
名代「式神には、特に属性は存在致しませぬ」
召喚士「…みたい…ですね」
名代「そして使役…召喚するにはこの…」
ゴソッ…
名代「札を必要とし、儀式を行い…召喚する」
召喚士「神通力と魔力の考え方は同等といって良いでしょう」
名代「…そうだな。すると鍵は…」
召喚士「召喚獣と式神の関連性…」
名代「……左様」
召喚士「似て非なるものなのか…それとも…」
686 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/30(月) 15:48:19.64 ID:fIjB4sDO
一ヶ月も乙ですー
それと俺が思ってたラーメンアイスと違ってたww
俺が見た事あるのはこんなんです……
http://imepita.jp/20091130/566260
他にも牛タンアイスなどもあるとか
同一IDの人にもよろしくお伝えくださいですww
687 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/11/30(月) 15:55:59.93 ID:eGMGTcko
名代「まぁ、やるだけの事はやってみるとしよう…」
ザッ…スタスタ…
名代は一枚の札を手に取り、目を瞑り儀式を始める。
名代「オン・バザラダトバン・オン・アミリタ・テイゼイ」
召喚士「……」
名代「カラウン・ノウボウ・アカーシャキャリバヤ・オン・アリキャ」
魔道士「……」
名代「マリボリ・ソワカ・オン・アラハシャノウ・オン・サンマヤ・サトバン」
武士「…」
名代「オン・バザラ・タラマ・キリク・オン・サンザンサク・ソワカ・ノウマク」
召喚士「な…なが…」
名代「サマンダ・バザラダン・センダマカロシャダ・ソワタヤ・ウンタラタ・カンマン!」
ババッ!!
名代「はぁっ!!」
名代が札を正面に飛ばすと、札が形を成し始める。
688 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2009/11/30(月) 16:00:08.75 ID:eGMGTcko
>>686
あれ…?なんか凄く…美味しそうです///
オラ食べたの、思いっきりうずまきソフトが乗ってましたよ
しかもスープは冷えてないのですぐ溶けるっていうw
689 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/30(月) 16:11:56.99 ID:X1gsScSO
一ヶ月おめでとう!!
ラーメンアイス美味そうだなww
690 :
◆1otsuV0WFc
[saga]:2009/11/30(月) 16:12:12.46 ID:eGMGTcko
札は徐云々に人のような形となり姿を変えた。
しかし顔は猫のような出で立ちで、尾や髭もある。
名代「式神…猫又でございます」
召喚士「猫…又!」
猫又「…キョロキョロ、あっ名代さまだ!」
トットット…ピョン
名代「こ、これっ!くっ付くでないっ!!」
猫又「だってぇ…久しぶりじゃないですかっ」
魔道士「な、なんか…イメージと…」
召喚士「そ、そうですね…」
武士「…う…うむ」
名代「いやっ、違っ!これっ…!客人の前ぞ!」
猫又は寂しそうに名代から離れる。
猫又「はぁい…」
召喚士「でも…なんだか楽しそうで、いいですね」
691 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/30(月) 16:13:27.87 ID:IMEzR/Yo
召喚士wwwwww確かに長いけどもwwwwwwww
692 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/30(月) 16:13:42.74 ID:eGMGTcko
sage付いてなかった…orz
693 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/30(月) 16:18:09.79 ID:Uue0ygSO
召喚士がニャンニャン召喚!!
召喚士がニャンニャンな展開!!
694 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/30(月) 16:26:41.87 ID:xHJxIYAO
こんな長いの戦闘中じゃ使えねーよ…
695 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/30(月) 16:29:34.40 ID:.ukh1wDO
>>1
最初からずっと読んでいるけどいつもありがとなばかやろー
696 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/30(月) 16:35:58.12 ID:eGMGTcko
召喚士「さっきの詠唱…儀式ですけど…」
猫又「ふわぁ〜…」
名代「はい…あれは、各方角を表していて…」
シルフ「なにこれ…?面白ーい!」
召喚士「なるほど…しかし…な、長いですね…」
テッテッテ
猫又「何それ〜?」
名代「先のは分かり易く全使役の詠唱を…」
シルフ「しらな〜い」
召喚士「……」
名代「……」
召喚士「シ、シルフさん…ちょっと…静かに…」
猫又「名代様これ、取れちゃったー」
名代「……滅」
猫又「あっ…!」
シュイィィン
697 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/30(月) 16:43:14.90 ID:eGMGTcko
召喚士「……」
シュイィィン
名代「…す、すまぬ」
召喚士「いえっ、こ…こちらこそ」
名代「何やら互いに似たような境遇のようで…」
召喚士「そうですね…はは…」
魔道士「……」
武士「……はぁ」
…
名代「つまり、先の儀式はいつでも全ての式神を呼ぶ為の…」
魔道士「魔法詠唱…みたいな事ですね…?」
名代「左様…もし目的の式神を呼ぶのであれば…」
武士「……」
スゥッ
名代「オン・バザラ・タラマ・キリク!」
698 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/30(月) 16:49:59.23 ID:eGMGTcko
名代が飛ばす札が、女性の姿に形を変える。
シュイィィン…ヒュオォォ…
魔道士「さ、寒い…!吹雪!?」
名代「…式神、雪女です」
雪女「……」
召喚士「…凄い…!!」
名代「更には……」
名代は袖から札を取ると、再び投げる。
シュイィィン…ゴオォォ
今度の札は男の姿を現し、風を巻き起こす。
武士「・・・くっ!…こ、これは…!?」
名代「式神、天狗…」
天狗「……ふむ」
召喚士「…詠唱…なしで…?」
魔道士「さっきまでは…あれ…何で!?」
699 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/30(月) 16:56:18.64 ID:eGMGTcko
名代「先程までは空札、いわば何もないただの札…」
魔道士「……なるほど」
名代「今の天狗は予め札に儀式を記入を施したもの…」
召喚士「それによって…詠唱なしでも出せる…!」
名代「左様…お分かりかな?」
召喚士「はい、奥が深い…!」
名代「戦いは臨機応変…いかなる形でにも対応出来るように…」
武士「ご尤もであるな…」
召喚士「召喚術と似ている気はするけど…やっぱり…」
名代「違いがあるようだ…共有出来れば良いのだがな…」
召喚士「少しずつ…研究してみます…!」
名代「うむ。某も惜しみなく協力させて頂く」
召喚士「ありがとうございます!」
武士「ところで…名代殿。お主の要件とは…?」
名代「うむ…では、屋敷に戻るとしよう」
700 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/30(月) 17:06:26.00 ID:eGMGTcko
〜谷の町、神社〜
戦士「よし、二人は寝てくれ」
盗賊「…戦士は?」
戦士「ん…?外を見張ってるよ」
盗賊「…なら、わ…私も」
戦士「いいって。巫女さんの事見ててくれ」
盗賊「……」
戦士「気にすんなって」
盗賊「…わ、分かった」
タッタッタ
戦士「ふー…」
…
声「戦士…くん……」
戦士「……ん?」
声「戦士くん……起きて…」
701 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/30(月) 17:15:00.02 ID:8LNmngDO
名代の詠唱はどっかからの引用?それとも、1がそれっぼいなというやつを書いたん?
702 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/30(月) 17:22:23.17 ID:eGMGTcko
戦士「…あぁ…えっ!!?」
声「戦士くん…」
戦士「お、お前…幼馴染…!?」
幼馴染「そう…だけど?何慌ててるのよ…ふふ」
戦士「…な、何で!?…えっ…!?」
ガバッ!!キョロキョロ…
幼馴染「…どうしたの…?もう…」
戦士「……い、いやっ」
幼馴染「どう?頑張ってる…?」
戦士「ん?…あぁ、ぼちぼち…な」
幼馴染「そっか…じゃあまだ…会えないね…」
戦士「……すまねぇな」
幼馴染「…ううん…あ、それより…」
戦士「…んー」
幼馴染「…好きな娘でも…出来た…?」
703 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/30(月) 17:22:43.37 ID:O9nD5cAO
チンカラホイ
704 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/30(月) 17:27:29.45 ID:eGMGTcko
>>701
マントラの真言あたりでググるといいかもしれません
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9C%9F%E8%A8%80
たまに無双とかドラマで上杉謙信がホザいてるアレです
(アレは毘沙門天のオン・ベイシラ・マンダヤ・ソワカ)
後は十二支の守り神で五行照らし合わせたりすると、
この物語の召喚にまつわる真理が見えるとか…?
705 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/30(月) 17:37:07.50 ID:eGMGTcko
戦士「はぁ!?何言って…」
幼馴染「だって…最近心が…揺らいでない?」
戦士「そんな事あるかよ…」
幼馴染「それじゃ…ダメよ…」
戦士「…?」
幼馴染「いつまでも…過去を引きずって…」
戦士「…」
幼馴染「そんな事では…前に…進めない…」
戦士「…あのなぁ…そんな事言ったって…」
幼馴染「私…?もしそうなら…早く忘れて…」
戦士「……出来るかよ」
幼馴染「…もうケジメは…付けたんでしょ…?」
戦士「……俺は…」
幼馴染「私はもう…行くから……」
戦士「ちょっと待てっ…!おいっ…!!」
幼馴染「…さよなら……―――」
706 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/30(月) 17:40:38.28 ID:eGMGTcko
ガバッ!!
戦士「…はっ!!」
ホーホー…カサカサカサ…
戦士「…夢…か…!?」
パキッ
戦士「誰だっ!!」
戦士が振り向くと、一人の老人が鳥居をくぐっている。
老人「……ふぇ?」
戦士「なんだ…ジーサン、こんな真夜中にどうした?」
老人「お参りじゃよ…旅の」
戦士「旅…?」
老人「これから、山奥の刀匠の元へ行くでな…」
戦士「…今、なんて言った…?」
老人「…ふぇ…?」
戦士「山奥の…刀匠…!マ、マジかよ…おい!」
707 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/30(月) 17:41:51.73 ID:EpK/qfYo
老人…だと…!?
708 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/30(月) 17:43:38.15 ID:eGMGTcko
老人「そうじゃが…?」
戦士「ジーサン!俺も行く!!」
老人「…はぁ」
戦士「よっしゃ…よっしゃあ!なんてツイてるんだ!くそぉ!」
老人「夜中じゃて…そのようなデカい声…」
戦士「あ、す…すまねぇ…ついっ!」
タッタッタ
盗賊「…どうした?」
戦士「悪い!起こしちまったか…」
盗賊「…?」
戦士「まぁいいや、ジーサンちょっと…」
老人「…なんじゃなんじゃ?」
盗賊「……」
戦士「どうした…?」
盗賊「…いや…なんでもない」
709 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/30(月) 17:52:40.01 ID:xHJxIYAO
ん…?まさか…実はこっちが…!
710 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/30(月) 17:56:13.45 ID:eGMGTcko
〜本殿〜
盗賊「……なるほど」
巫女「良かったですね」
戦士「いやジーサン、助かったぜ!」
老人「助けたつもりはないがの…」
戦士「ハッハッハ!そりゃそうか…!」
老人「ワシはもう行くぞ」
盗賊「…急ぎ…か?」
老人「まぁの…」
戦士「しゃあねぇ…んじゃ、行くか」
老人「よっこらせ……」
戦士「そんな足腰で大丈夫か…?」
老人「なんじゃ?馬鹿にしとるのか…?」
戦士「いや、そういうワケじゃ…っ!」
巫女「じゃあ…出発しましょうか」
711 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/30(月) 18:05:22.85 ID:eGMGTcko
〜名代の部屋〜
召喚士「大体…分かってきました」
名代「それは何より」
召喚士「まず陰陽師の儀式には…札を用いる」
名代「はい」
召喚士「次に詠唱…これは各法則が当てられている」
名代「その通り…」
召喚士「既に該当の詠唱が分かっているものについては…」
魔道士「その部分のみで大丈夫って事ですよね…?」
名代「えぇ」
召喚士「更には、事前詠唱も可能…」
魔道士「これは魔法に似てますね」
召喚士「そうですね、予め魔力を蓄積するというか…」
名代「神通力の加減で強弱は調整可能です」
召喚士「一瞬で召喚出来る…便利な反面…」
武士「強さを誤れば…無駄骨…か」
712 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/30(月) 18:17:26.24 ID:eGMGTcko
名代「陰陽道はまだまだ奥が深い…」
召喚士「そのようです…」
名代「細かいところはまた後日に…」
召喚士「ありがとうございます」
武士「さて、名代殿…本題に…」
名代「うむ…実は、北の件についてだ」
武士「…やはりか」
召喚士「武士さん…」
名代「以前も申したが…お主の父上…」
武士「……」
名代「あのお方は、裏切るような人ではない」
武士「……しかしだな」
名代「お主は己の父を信じられんのか…?」
武士「……信じたい…信じたいが…!」
名代「…内通者は…他にいる」
713 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/30(月) 18:28:40.91 ID:eGMGTcko
召喚士「…!?」
武士「…それは…確かか…?」
名代「証拠は掴めていない…だが、可能性は高い」
魔道士「他に…裏切った人が…いる…?」
武士「その者…誰なのだ…?」
名代「ここ数年で出奔、失踪をした者…」
召喚士「……」
名代「更にはある程度の地位を築いている者」
武士「…」
名代「まずはお主の父上殿…しかし某は違うと踏んでいる」
武士「…そうであって…ほしいが」
名代「二人目は御庭の姫君…」
召喚士「!?」
魔道士「それって!?」
名代「……?」
714 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/30(月) 18:40:50.99 ID:eGMGTcko
召喚士「いえっ!何でもないです!!」
武士「…?して、姫君とな…?」
名代「うむ…だが姫君はまだ若く、そこまで出来るとは…」
武士「…確かに」
名代「そして三人目だが…」
召喚士「…」
名代「私の……叔父上だ」
武士「陰陽頭が!?ば、馬鹿なっ!?」
魔道士「陰陽頭…?」
名代「某もそう思いたい…しかしな…」
召喚士「…何か…あったんですか?」
名代「武士殿の死罪が決まる少し前の話になるが…」
武士「…ふむ」
名代「この屋敷を調べた事があってな…」
魔道士「お屋敷を…ですか?」
名代「そこに…不審な動きが幾つかあったのだ」
715 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/30(月) 18:42:45.93 ID:eGMGTcko
帰りますー!ご支援多謝!
設定が複雑化してきましたね…すいません
分からないところはご指摘して下さいね!
補足出来るところはしていきます!ノシ
716 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/30(月) 18:45:41.31 ID:0FyUpdg0
1乙!!
気をつけて!!
717 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/30(月) 19:04:00.94 ID:Qs45yUSO
本当に続きが楽しみな物語だなぁ
718 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/30(月) 19:38:26.05 ID:aLA7z7oo
四神に陰陽師か…
あかり「はれ!?もう終わりかいな!…よっわ〜〜〜wwwwww」
719 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/30(月) 19:50:37.74 ID:X1gsScSO
乙!気をつけて帰ってくれ!!
それと、解らない事が何点か…1otsuの歳と彼女の有無と男×男は大丈夫かと処女なのかどうかが………
ごめんなさい、嘘です…
設定は大して難しいとは思わないから大丈夫!
かなり楽しく読ませてもらってるよ!無理せず頑張ってくれ!
720 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/30(月) 20:05:55.45 ID:2qLYl5Io
乙
そして祝一か月連続連載
本当にすごい
721 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/30(月) 20:07:30.65 ID:KOrHJ.DO
>>1
乙!
一ヶ月毎日とかホントにすげぇな!!
一番始めから楽しく読ませて貰ってるよ。
東方編も佳境に差し掛かろうとしてる感じでますます続きが楽しみだぬ!
722 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/30(月) 20:19:19.23 ID:VG2bmADO
毎日更新とは経験が生きたな
ジュースを奢ってやろう
723 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/30(月) 20:46:40.31 ID:Hkbc/AAO
もうすぐクリスマスだ
>>1
にサンタさんが来るよう俺から頼んでおこう
724 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/30(月) 20:55:31.78 ID:IPYxmrgo
ただいま!vipからの方とかいるとうれしいですね!ノシ
>>719
1otsuは本体が20歳、同一IDが26歳、その他9〜55歳まで幅広くいます
あと、ふたなりでバイなので男×男も平気です
そんななんでセルフセクロスしてるから処女&童貞ではないです
彼女はまだ召喚出来ません。彼氏もです
本屋さんであずまんが大王の新装版を見て衝動買いしてしまった…
あれ…盗賊の設定って榊さんじゃね…?
サンタさん……ギャルのパンティおくれーーっ!!!!!
725 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/30(月) 21:01:13.65 ID:IPYxmrgo
武士「不審…とは?」
名代「まず、失踪したにしては綺麗に片付きすぎている」
召喚士「…屋敷が…ですか?」
名代「うむ。予め必要な物を持ちだす準備をしていたようにも見える」
魔道士「なるほど…」
名代「そして、失踪直前に正体不明の訪問客が数回…」
武士「それは確かな記録なのか…?」
名代「あぁ、何十年もこの屋敷に務めておる者が確認している」
召喚士「正体不明の訪問客…」
名代「そして…北で腕の立つ陰陽師の目撃例がある…」
魔道士「それって…」
名代「これは最近の話でな。某の部下に探らせている」
武士「…そうか」
召喚士「それで…武士さんの死罪を…」
名代「それもあるが…殺すには惜しい漢なのでな…」
武士「…名代…殿」
726 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/30(月) 21:01:33.82 ID:X1gsScSO
お帰り〜!!
律儀に答えてくれた1otsuに惚れた!
ちなみに俺もVIPからなんだぜ!
(と、好感度アピール)
727 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/30(月) 21:11:18.14 ID:Hkbc/AAO
>>726
俺漏れも
サンタさん
728 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/30(月) 21:12:07.93 ID:IPYxmrgo
名代「某は名代といえど陰陽頭の身。下手に動けぬ…」
武士「なるほど…そこで拙者か…」
名代「すまぬな…手間を掛けさせて…」
武士「何を言う…名代殿は命の恩人…この程度」
召喚士「魔道士さん…」
魔道士「…えぇ!」
召喚士「名代さん、俺達も手伝います!」
魔道士「手伝わせて下さい!!」
名代「!?し…しかしだな…」
召喚士「ここまで聞いてしまったら…」
魔道士「そうです!放ってはおけません…!」
武士「お二方…!」
名代「かなり危険な…任務ですよ…?」
魔道士「頑張ります…!!」
召喚士「それなりの修羅場は…くぐってきたつもりです!」
729 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/30(月) 21:14:07.22 ID:Hkbc/AAO
くそっwwうっかり途中で送信してしまった
これじゃ俺がサンタさんみたいじゃねーかw
>>1
には感謝してます
730 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/30(月) 21:15:50.25 ID:X1gsScSO
盛り上がってきた〜〜〜!!!
731 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/30(月) 21:46:41.41 ID:l98TLgAO
オレもvipからだぜ
さっきまとめサイトみたら自分のレスだけで50ぐらいあったwwww
732 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/30(月) 21:47:27.33 ID:X0FUFoso
その流れ要らないよね
733 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/30(月) 21:58:43.78 ID:IPYxmrgo
良かった…パー速来てしばらく経つのに…
みんな飽きずに…うぅっ…泣きながらご飯食べてくる!
734 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/30(月) 22:06:16.60 ID:L7y5a.AO
隠し味は涙ってやつか
1乙
735 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/30(月) 22:07:33.65 ID:IPYxmrgo
名代「分かりました…お力借りましょう…!」
召喚士「…はい!」
名代「明日、改めて詳細をお話します。今日は屋敷へ泊まられよ」
魔道士「あ、ありがとうございます」
武士「…名代殿…恩に…」
名代「武士殿…君はしばらくこの屋敷に居ると良い…」
武士「いやっ!拙者には奉公構が…!」
名代「なに…悟られなければどうという事もない」
召喚士「名代さん…!」
…
魔道士「あの二人…まだ召喚の話してますよー」
武士「男とはそういうものでござるよ」
魔道士「そうなんですかぁ…?」
武士「己が夢中になれる事に全力で挑み…」
魔道士「……」
武士「己が朽ちようとも弱き者を助ける…それが男でござる」
魔道士「……武士さん」
736 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/30(月) 22:11:14.52 ID:IPYxmrgo
〜山脈〜
戦士「ジーサン…あんたなかなか身軽だな」
老人「だから言ったじゃろ…大丈夫じゃと」
巫女「妖怪は…出ないですかね?」
盗賊「…分からぬ」
ザッザッザ…
戦士「休まなくて平気か…?」
老人「平気じゃて…このくらい…」
盗賊「……」
巫女「…はぁ…はぁ……はぁ」
戦士「巫女さん、大丈夫か?」
巫女「えぇ…なんとか…」
戦士「…少し、休むか」
盗賊「…だな」
老人「……仕方ないのう」
737 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/30(月) 22:24:59.67 ID:MV1e1ADO
あれ?武士にまさかの魔道師フラグ?
738 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/30(月) 22:50:14.37 ID:IPYxmrgo
戦士「ほらっ、水だ」
巫女「ありがとうございます」
盗賊「……」
老人「…?なんじゃ…?」
盗賊「…いや」
戦士「ジーサン、あとどれぐらいだ?」
老人「ここを登ればあと少しじゃ…」
戦士「…そうか」
巫女「もうじき夜が明けますね」
盗賊「…うむ」
戦士「大丈夫か?」
巫女「はい。ありがとうございます」
戦士「よし、一気に目指すか…!」
盗賊「…そうだな」
老人「よっこらせ…。さて…」
739 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/30(月) 22:56:45.57 ID:KOrHJ.DO
続きキテター!!
740 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/30(月) 23:05:09.39 ID:K5OovcDO
ここであの伏線回収か
741 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/30(月) 23:05:23.81 ID:IPYxmrgo
…
盗賊「…!!」
ザッ!!
戦士「…どうした!?」
盗賊「この先っ!何か…いる!」
巫女「えっ!?よ、妖怪…?」
老人「…ふむ」
戦士「…やれそうか?」
盗賊「かなり強い…だが、一匹だな」
戦士「ジーサンと巫女さんは後ろへ!」
老人「…すまんの」
巫女「援護します…!」
盗賊「…頼む」
深い霧の向こうから、人影が見える。
それは赤みをおびた体と頭部に角、『鬼』と呼ばれる妖怪である。
742 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/30(月) 23:14:36.86 ID:IPYxmrgo
戦士「なんだ…コイツは…!?」
盗賊「…鬼!」
巫女「……な、何で!?」
鬼「何だぁ…?人間か…?」
戦士「この…威圧!」
盗賊「……くっ」
鬼「ただの旅人ってワケじゃねぇよな」
戦士「…だと、したら…?」
鬼「グハハッ!殺すだけだ」
巫女「…!!」
鬼「だとしなくてもまぁ…死んで貰うけどな!」
そう言い放つと、鬼は棍棒を振り下ろす。
ブオッ…ドドオォンッ!!
戦士「ちっ!問答無用だな…!」
盗賊「…なんて…力っ!」
743 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/30(月) 23:17:31.39 ID:DzPT/2SO
やっぱ鬼ってシンプルながらいい敵役だと思うんだよね
744 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/30(月) 23:19:52.63 ID:IPYxmrgo
ズシャァッ…パラパラッ…
巫女「大丈夫ですかっ!?」
戦士「あぁ…!」
戦士が雷切を鞘から抜く。
盗賊も同様に蜘蛛切を抜き、身構える。
盗賊「…戦士」
戦士「…ん、あぁ」
バッ!!
同時に二人が左右に散る。
タンッ…タタッ…
盗賊が間合いを計り、背後に回り込む。
ジャリッ…
戦士「さて・・・力比べといこうか!!」
鬼「……グハハハッ!!」
振り下ろす棍棒と雷切がぶつかり合い、金属音を響かせる。
745 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/30(月) 23:30:12.95 ID:IPYxmrgo
ギキイィィン…!!
戦士「…ぐ…ぬぅっ…!」
鬼「…ぬぅ…!!」
戦士「…と、盗賊!」
盗賊「……」
盗賊が背後から鬼に斬りかかる。
鬼はすかさず後方へ金棒を振り、盗賊を狙う。
シュバッ…ブンッ!!
盗賊は宙で蜘蛛切を構え、金棒の一撃を受け止める。
ギキィン…カカッ、ザシュ……スタッ
盗賊「……」
後方に着地した盗賊は蜘蛛切の刀身を見つめる。
盗賊(ただの短剣なら…間違いなくやられていた)
鬼「…くっそぉ…なかなかやるじゃねぇか!!」
鬼の右足には、二本のクナイが突き刺さっている…。
746 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/30(月) 23:32:05.99 ID:X0FUFoso
棍棒or金棒
どっちに?
747 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/30(月) 23:34:57.35 ID:IPYxmrgo
鬼に金棒持たせると無敵なので棍棒です…orz<スイマセン
748 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/30(月) 23:39:05.84 ID:8B.5Xogo
普通の日本刀だと鬼が使うような金棒だとパッキリ折れそうだからなww
749 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/30(月) 23:43:16.07 ID:IPYxmrgo
老人「こりゃ…すごいのう」
鬼「ちっ…それに…お前」
鬼はクナイを抜きながら、戦士に話しかける。
鬼「お前、人間にしちゃ…なかなかのモンだわ」
戦士「へっ…!俺は魔物にモテるのかね…」
鬼「あん…?」
戦士「何でもねぇよ!おらっ、来やがれ!」
鬼「ナマイキなヤローだ…!」
ギィン…キンッ!!…ガキイィン…キィンッ…
巫女「鬼と…互角に…!?」
老人「大したもんじゃて…」
チュインッ!!
戦士「……はぁはぁ…はぁ…」
鬼「…ふー…ふーっ…」
盗賊「……」
750 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/11/30(月) 23:46:38.33 ID:/JsF0kso
戦士と鬼の間に友情が芽生えようとしていた
751 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/30(月) 23:50:27.31 ID:IPYxmrgo
鬼「ホント…大したモンだ!」
戦士「そりゃどーも…」
鬼「妖怪になるならいつでも歓迎するぜ?グハハッ!」
戦士「…誰がなるかよ!バカが…!」
鬼「じゃあ終わりにするかねぇ…!」
鬼は棍棒を地面にこすり付ける。
振り上げた瞬間に無数の石つぶてが戦士を襲う。
戦士「なっ…!?」
バキッ!!…ゴスッ…ガラッ…
戦士は身を守り直撃を防ぐが、鬼は既に間合いを詰め寄っている。
鬼「グッハハハ!貰った!!」
巫女「はっ!?…やぁっ!」
巫女が投げた紙が伸び、布となり、鬼の体に巻きつく。
鬼「…な、何だ!?…くっそ!」
盗賊「戦士っ!!」
戦士「…っ……おうっ!」
752 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/30(月) 23:53:11.96 ID:2xkAMQAo
大したヤツだ・・・
753 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/11/30(月) 23:55:40.39 ID:IPYxmrgo
鬼「くっそ…!と、取れねぇ!!」
盗賊「…しっ!!」
盗賊お蜘蛛切が鬼の横腹を捉える。
ザシュウ…
鬼「ちっ!!」
ダッ
戦士「終わりだっ!!」
戦士は勢いよく雷切を振り下ろす。鬼の体に電撃が走る。
ビュオッ!!ガカアァァッ!!
鬼「……!?」
グラァ……ドサァッ…
戦士「…はぁ…はぁ……ふぅっ」
チャキッ……タッタッタ
巫女「大丈夫ですか!?」
戦士「あぁ、悪い!助かった!!」
754 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/11/30(月) 23:55:48.61 ID:KOrHJ.DO
戦士は東方編大活躍だな!
755 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/11/30(月) 23:59:14.04 ID:IPYxmrgo
さすがに戦士は格が違った。これは確定的に明らか
756 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/01(火) 00:00:31.71 ID:4ZG5crEo
しかし、そのとき鬼の身体に電流走る…!
757 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/01(火) 00:01:49.85 ID:FBh8glMo
おい
なんか謙虚なナイトが混じってんぞ
758 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/01(火) 00:09:13.43 ID:04WtoVEo
そういえば騎士ってでてきたっけ
759 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/12/01(火) 00:11:49.20 ID:ns1DM8Ao
キリ悪いけどダメだ…すいません!><
>>758
ナイトは格が違うので、まだ出ません!
760 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/01(火) 00:12:50.64 ID:4ZG5crEo
御疲れ
無理はしないで
761 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/01(火) 00:15:53.66 ID:e8CfTkYo
>>1
乙乙。いんふる流行ってるから体調に気をつけてね
一ヶ月達成おめでとう&面白い多SSありがとう
体を大事に、もう一年くらいは続けて欲しいですw
まだということはいつかは謙虚で人気者のナイトが出てくると思っていても構わないんだな
762 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/01(火) 00:17:05.89 ID:dGNcxYDO
乙ー
鬼に浴びせた『盗賊お蜘蛛切』ってのは
盗賊の必殺技なんですねわかります
763 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/12/01(火) 00:29:52.32 ID:ns1DM8Ao
>>762
俺の怒りが有頂天になった
そろそろオラも誤字何とかせんと語録作られちまうな…すいません
今日もご支援ありがとうございました!
では、おやすみなさい!ノシ
764 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/01(火) 00:38:35.03 ID:XRdnREDO
明日も楽しみにしてるぜ
おやすみ
765 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/01(火) 00:43:35.04 ID:jMbLH2AO
>>1
乙
老人こえぇぇぇ
フラグって時間が経てば経つほど怖い
766 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/01(火) 01:02:08.11 ID:EWScWPgo
そういえば老人のフラグがあったんだったな…
767 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/01(火) 01:05:34.12 ID:04WtoVEo
それにしてもこの老人、ノリノリである
768 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/01(火) 01:58:28.29 ID:EWScWPgo
いまさらDQ3はじめた
勇者・戦士・盗賊・魔法使い
召喚士が居ないことに絶望した!
769 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/01(火) 02:10:09.00 ID:Y8DeP/20
剣ではなく刀で金棒と打ち合うとは
流石名刀は格が違った
770 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/01(火) 02:12:08.40 ID:fStGTU.0
>>768
FF3なら…
召喚師 戦士 盗賊 黒魔法使い
皆いるぞ!!
771 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/01(火) 02:19:02.48 ID:61yL17go
ドラクエで召喚したいなら6じゃないと
772 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/01(火) 02:35:24.94 ID:uD3Sw6DO
ドワーフは老人じゃなかったっけ?
773 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/01(火) 02:38:34.60 ID:sR8KRQAO
違うフラグがじいさんだろ
ネタバレ、先読みになるからいわんけど
最近の話しと盗賊の反応みてりゃわかる
774 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/01(火) 03:10:42.31 ID:pkk41qco
その書き込み自体言ったも同然、書かない方がいい事じゃないの?
775 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/01(火) 03:18:47.61 ID:8VHpAqco
>>769
金棒じゃなくて棍棒な
さすがに金属の塊受けたら刀折れるww
776 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/01(火) 04:37:17.64 ID:Pxy2EDAo
金棒→鉄製→雷で感電
777 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/12/01(火) 05:00:30.66 ID:AYpHpcAO
777ゲット
∧_∧
∧_∧ (´<_` ;) 流石だな、兄者。
( ´_ゝ`) / ⌒i
/ \ | |
/ / ̄ ̄ ̄ ̄/ |
__(__ニつ/ FMV / .| .|____
\/____/ (u ⊃
_______________
778 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/01(火) 05:31:00.06 ID:v0KuYQDO
これが妖怪鬼女だったら流石の戦士も危なかっただろう……
779 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/01(火) 08:41:34.49 ID:SIGQGYSO
>>778
電撃放って空を飛ぶのか
780 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/01(火) 08:53:12.56 ID:cKfc0wDO
>>778
鬼女は…
怖いからな…
781 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/01(火) 09:21:45.78 ID:uXRLyY6o
鬼女「ダーリン!どこに行くっちゃ〜!」
戦士「わー!待て待て待てーっ!」
ちゅどーん
盗賊「せ、戦士…!お前という奴はぁ〜!」
魔道士「戦士さんっ!最低っ!」
占い師「戦士…ふーっ…」
弓使い「戦士くんてば…」
シルフ「戦士っ!お前アホやろ!」
戦士のCVが古川さんになった。おはようございます
782 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/01(火) 09:33:12.98 ID:uXRLyY6o
…
戦士「その札…?布?分からんけど…」
巫女「これは式神と言いまして…」
戦士「式神…?」
鬼「……ぅ」
盗賊「…!!」
巫女の放った式神に身を封じられた鬼が、
ゆっくりと目を開け、一同を見渡す。
鬼「……なんだ」
戦士「お、目が覚めたか」
鬼「どういう…事だ?」
戦士「ん…?」
鬼「何で…殺さねぇ…!」
戦士「そうなっちゃ抵抗出来ねぇだろ」
鬼「……」
783 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/01(火) 10:34:32.16 ID:Bx3TCoDO
萌え萌えな鬼を縛り上げるとは……。何かに目覚めそう。
784 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/01(火) 10:44:00.55 ID:aotSSako
戦士がイケメンすぎてびしょ濡れになった
785 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/01(火) 11:41:31.34 ID:PlIxdcSO
>>768
お前のやってるDQは召喚士が勇者になってからのお話しだと思えばいい
っていうか3に盗賊なんかいたっけ…
786 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/01(火) 11:53:10.23 ID:Pxy2EDAo
リメイクされてね
盗賊が居ないとタンスをあされなく…うそです
787 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/01(火) 12:08:16.26 ID:SIGQGYSO
これは鬼が式神化か召喚獣化か女体化同行フラグ
788 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/01(火) 12:11:55.47 ID:pVpelMUo
もしくは何もないフラグだな
789 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/01(火) 12:31:53.47 ID:xoIfmQDO
鬼の娘が戦士の嫁になって盗賊の嫉妬だろ?
790 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/01(火) 12:31:56.41 ID:rjEdZSAo
つまりフラグはなかった
791 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/01(火) 12:35:23.36 ID:uXRLyY6o
盗賊「…なぜ…鬼が…こんな所に」
鬼「…お前らアレだろ?…北の城に向かってんだろ?」
戦士「…だとしたら?」
鬼「へっへ!俺ぁな、その城から来たのよ!」
巫女「えっ!?」
戦士「どういう…意味だ?」
鬼「どういう意味って…そういう意味だよ!グハハ!」
盗賊「…くそっ」
戦士「よし…コイツはこのまま連れて行こう」
巫女「えっ!?」
鬼「…?」
戦士「コイツに道案内させる」
盗賊「…だが」
戦士「そこまで悪そうなヤツには見えないしな…頭は悪そうだが」
鬼「お前に言われたくねーよ!グハハハッ!」
792 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/12/01(火) 12:36:39.08 ID:uXRLyY6o
お主らフラグ立てすぎw
ご飯行ってきます!ノシ
793 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/01(火) 12:46:38.90 ID:xoIfmQDO
行ってら〜 ノシ
794 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/01(火) 13:20:22.69 ID:M6Rj4VQ0
北の城の情事は召喚士達しか知らないんじゃ??
795 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/01(火) 13:26:39.55 ID:aa8a7oAO
情事……!
796 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/01(火) 13:29:56.67 ID:Wj7tjbIo
ボラ・ミステリオサ
797 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/12/01(火) 14:27:41.58 ID:uXRLyY6o
>>794
>>575
あたりと巫女の話でなんとなーくは把握してます
魔物がいるとは思ってなかったようですが…
798 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/01(火) 14:28:35.52 ID:aQPCM6AO
>>796
なんでいきなりOがでてきたんだww
799 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/01(火) 14:38:54.74 ID:uXRLyY6o
戦士「ジーサンもいいかい?」
老人「わしゃ殺されなきゃ構わんよ」
戦士「肝の据わったジーサンだな…」
老人「伊達に長生きはしとらん」
戦士「さ、もう一息だ…!」
老人「行くかの…」
盗賊「……うむ」
鬼「そんなにビビるなよ…グハハ」
巫女「……っ」
戦士「おらっ、行くぞ!」
グイッ
鬼「…おい、そんな引っ張るなって!」
戦士「囚われのくせに…偉そうだな」
盗賊「…ふっ」
巫女「……ふふっ!」
800 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/01(火) 14:44:59.30 ID:Wj7tjbIo
ジョージが・・・
801 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/01(火) 14:51:16.59 ID:uXRLyY6o
〜刀匠の家〜
老人「おぉ、アレじゃ」
戦士「着いた…!」
巫女「良かったですねぇ」
コンコン…ガラッ
戦士「すいませーん…」
少しすると、戦士の声に反応し、奥から人が現れる。
刀匠「……客人か?」
戦士「アンタ、鍛冶屋か?」
刀匠「…まぁ…そうだが…?」
戦士「凄腕と伺って、会いに来ました」
刀匠「凄腕…かは分からんが…まぁ、どうぞ」
巫女「失礼します」
盗賊「シツレイシマス」
鬼「失礼…」
戦士「お前は外で待ってろ!」
802 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/01(火) 14:53:07.54 ID:IeVrmYQo
鬼wwwwww
803 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/01(火) 14:53:53.37 ID:uXizc4so
落ちをつけるなwwwwwwww
804 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/01(火) 14:58:06.65 ID:rUrQ.Xk0
この鬼・・・できるっ!
805 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/01(火) 15:03:49.98 ID:uXRLyY6o
刀匠「……なるほど、妖怪がこれを…作ったと」
戦士「…えぇ」
巫女「そ、そんな事もあるんですね…」
老人「長生きはするもんじゃの…ほっほ」
刀匠「結論から申し上げると…なんとも…」
盗賊「……そうか」
刀匠「仕組みは簡単です。おそらくは五行に関連する素材を…」
戦士「この斧に打ち込む…!?」
刀匠「しかも異国の武器だし…うーん…」
巫女「……」
刀匠「いいですよ、私の方でも調べてみましょう」
戦士「助かります!!」
刀匠「あとは…大陸の刀匠に聞くと良いでしょう…」
戦士「…誰か…いますか?」
刀匠「大陸の…北西に…」
戦士「!?」
806 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/01(火) 15:16:10.46 ID:uXRLyY6o
刀匠「北西に一人、変わった刀匠が…」
盗賊「…ほぅ」
刀匠「奇抜な刀や武具を主とする…まぁ…なんというか」
老人「…」
刀匠「ちょっと変わった人…というか…」
戦士「…分かった。ありがとう」
刀匠「いえいえ…しかし…見れば見る程良い出来だ」
戦士「あ、ジーサン。あんたも用があるんだろ?」
老人「ほっほ…。これを直してくれんかのう…」
カチャッ
刀匠「……仕込み刀か…」
老人「町じゃあ直せるものがいなくてのぉ…」
刀匠「分かりました…。早速取り掛かりましょう」
老人「すまんのぉ…ほっほ」
戦士「良かったな!ジーサン!」
807 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/01(火) 15:32:53.05 ID:dsw8QaA0
鬼とゴブリンは同じだと思っていた今日この頃
808 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/01(火) 15:38:31.54 ID:rUrQ.Xk0
鬼は真・女神転生3やデビルサマナー葛葉ライドウVSの鬼を想像していた。
809 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/01(火) 15:48:18.91 ID:8RbGLpwo
マンキンの超鬼
810 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/01(火) 15:51:32.03 ID:uXRLyY6o
盗賊「…あとは?」
戦士「いや、大陸の鍛冶屋が聞ければ充分だ!」
盗賊「…何か…ツテが?」
戦士「ん?まぁ…な」
巫女「…?」
戦士「さて…行くか!」
盗賊「…うむ」
戦士「ジーサン帰りは大丈夫か?」
老人「日も出ている事じゃて…問題なかろう…」
戦士「アンタ…何者なんだい…?」
老人「ただの旅のジジイじゃよ…ほっほっほ」
巫女「将軍家の方…だったり?」
盗賊「……問屋かもしれぬ」
老人「…ほっほっほ」
戦士「んじゃ…北を目指して出発するぞ!」
811 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/01(火) 15:57:17.58 ID:uXRLyY6o
巫女「…良いんですか…?」
盗賊「…構わぬ」
戦士「あぁ、ましてや魔物が絡んでるとなると…余計にな」
盗賊「…そうだな」
鬼「……けっ!」
戦士「おっし、案内頼むぞ!」
鬼「案内したら見逃してくれるんだろうな?」
盗賊「……」
戦士「それは気分次第だな…!」
鬼「おいおい…ま、城まで行きゃいいんだろ?」
巫女「…た、頼みます」
鬼「へーへー。まさか人間に頼られるとはね!けっ!」
戦士「んじゃ刀匠さん、ありがとう!」
刀匠「気をつけて…また来てくれ」
戦士「ジーサンも気をつけてな!!」
老人「ほっほ、そうじゃの…」
812 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/12/01(火) 16:05:35.47 ID:AYpHpcAO
鬼いい奴過ぎワロタww
813 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/01(火) 16:07:21.72 ID:uXRLyY6o
戦士達は鬼を連れ、北の城へ向かって行った…。
…
刀匠「お爺さん…お待たせしました」
老人「どれ…おぉなかなかの出来じゃの」
刀匠「試し斬り、されますか?」
老人「うむ…してみようかの…」
刀匠「今、藁を持ってきますね」
老人「いや…構わんよ…」
ドシュッ…!!
刀匠「!!…かっ…かはっ…!」
老人「……うむ、いい切れ味じゃ」
刀匠「な…なに……を…」
ドサァッ
老人「………」
ザッザッザ…バッ…シュバッ
814 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/01(火) 16:11:53.14 ID:uXRLyY6o
タッタッタッ…バッ!!
水忍「……遅かったか」
水忍は刀匠の遺体を拝み、担ぎ上げる。
水忍「……姫様」
ザッザッザ…
家の裏手に刀匠を埋葬する。
水忍「……影め」
シュバッ
〜名代の屋敷〜
召喚士「あ、おはようございます!」
魔道士「て、徹夜…ですか?」
名代「あぁ…すっかり日が昇ってしまいましたね」
魔道士「男の人って…みんなそうなのかな…」
召喚士「…?」
魔道士「な、何でもないですっ!エヘヘ」
815 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/12/01(火) 16:15:04.85 ID:uXRLyY6o
久々にサイドストーリーを書いてみました
短いですが、vipでいいですかね?
816 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/01(火) 16:41:04.78 ID:rUrQ.Xko
まかせる!楽しみにしてる。
817 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/01(火) 16:46:21.25 ID:2ePLb6Io
そういやパー速落ちてたときにもvipでサイドストーリー書いたんだよね?
今更だができればうrlだけでも教えて欲しいのです
818 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/01(火) 16:54:05.31 ID:rUrQ.Xko
そういえば前の再度ストーリー見逃したんだよねぇ・・・。
ちょっと悔しい。
819 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/01(火) 17:06:50.72 ID:9VxuT.AO
俺はサイドストーリーがあることを今知った………
820 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/12/01(火) 17:10:37.34 ID:uXRLyY6o
あれ?特にサイドストーリーは投下してないですよ
七罰様保管分で全部ですよー
821 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/12/01(火) 17:17:14.56 ID:uXRLyY6o
立てちゃった\(^o^)/
ttp://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1259655349/
詳細語らずさるよけ支援頂けると…か、感謝っ!
822 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/01(火) 17:21:57.20 ID:2ePLb6Io
>>820
お、そうなのか、スマヌ
前スレの
>>396-409
あたりで勘違いしてたのだ('A`)
823 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/12/01(火) 17:28:44.03 ID:uXRLyY6o
>>822
あ…それは落ちてる時vipに「パー速みれないんだけど」
みたいなスレが立ってて、遊びに行っただけなのですw
一応うrlです↓
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1258425254/
824 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/01(火) 17:38:33.14 ID:uTXemAEo
vip規制されてて支援できないお
825 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/12/01(火) 17:41:57.00 ID:uXRLyY6o
>>824
見て下さる…それだけで充分感謝なのです!
826 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/01(火) 17:44:27.01 ID:/D9SIcgP
やっぱりここの
>>1
だったかwwwwwwww
こっちの流れ知らずにクリトリス発言してすまない
827 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/12/01(火) 17:45:28.70 ID:uXRLyY6o
>>826
まさか気付かれるとは…wありがとうございます
828 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/12/01(火) 18:05:03.61 ID:uXRLyY6o
サイドストーリー、テスト投下終了です。ご支援多謝!
これでちょっと反応を見て本編に活用したいと思います!
んで、今日は素早く帰宅します!また後ほど!ノシ
829 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/01(火) 18:42:57.49 ID:9VxuT.AO
待ちに待ったロリなのに…ピッチだったなんて…;;
830 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/01(火) 19:09:45.87 ID:v0KuYQDO
ロリビッチは駄目だがロリ痴女だったら……?
831 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/01(火) 19:27:14.08 ID:SIGQGYSO
>>829
なぜに投手?
832 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/12/01(火) 20:09:55.79 ID:ns1DM8Ao
ただいまー!ご支援、ご協力ありがとうございました!
ではしっかり本編を…その前にご飯食べてきます!
833 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/01(火) 20:41:18.31 ID:2ePLb6Io
>>823
おお、そうだったんですね!!うrlまでわざわざありがとうございます!!!1
834 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/01(火) 20:50:55.23 ID:ns1DM8Ao
武士「おはよう」
名代「うむ…よく休めたかな?」
武士「お陰様で…かたじけない」
名代「貴殿は謝り癖があるようだな…ははっ」
魔道士「ふふっ」
武士「あ…いや、そ…それで?」
召喚士「はい。本日午後に出発するつもりです」
武士「……左様か」
名代「召喚士殿、お主…馬は扱えるか?」
召喚士「え?ま、まぁ…乗るぐらいなら…」
名代「関所には前もって通達しておく。馬で行くと良い」
召喚士「ありがとうございます」
名代「都より北側、山を左回りに進めば半日もかかるまい」
召喚士「…分かりました」
武士「その辺りは拙者に任せてくれ」
835 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/01(火) 20:56:39.50 ID:e/n2Vdwo
召喚師たちに痔フラグが立った!
836 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/01(火) 20:59:15.88 ID:ns1DM8Ao
名代「迂回の方が手薄ではあるのだが…」
武士「…険しい山脈を越えねばならぬからな」
名代「あくまで隠密行動だ、兵を出すわけにもいかぬ…」
召喚士「…そうですね」
名代「そして…問題は……」
魔道士「問題…」
名代「影…と御庭だな」
召喚士「!?」
名代「御庭はともかく、影がな…」
武士「動いておる…と?」
名代「どうも叔父上と接触していた輩に…影も含まれている」
召喚士「それは…怪しいですね」
名代「だが、お上の命とも…限らぬのだ」
魔道士「その辺りは分からないんですか?」
武士「彼らは、我らと住む世界が違う…」
837 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/01(火) 21:00:09.75 ID:XRdnREDO
おかえり
本編楽しみにしてr…ってキター!!
838 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/01(火) 21:05:50.77 ID:ns1DM8Ao
名代「殿や譜代の密命を主としておるからな…」
召喚士「情報はそう、漏らさない…と」
武士「それが陰陽頭や、旗本であったとしても…でござる」
名代「むしろ我らが標的の場合とてあるからな…」
魔道士「恐い…ですね」
武士「そういう意味では大名となった御庭は…」
名代「まぁ…動いてはいなかろうな」
召喚士「……」
名代「念の為、御庭の頭に確認しておこう」
武士「…頼む」
召喚士「問題は…影…」
名代「左様。影に至っては…頭領すら存じぬ…」
武士「影は変装や潜入の達人でござる」
魔道士「変装…ですか?」
武士「顔見知りと言えど…油断めされるな」
839 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/01(火) 21:13:05.20 ID:ns1DM8Ao
召喚士「…はい」
魔道士「あの…」
名代「…?」
魔道士「将軍様に直接…聞く事は出来ないんですか?」
名代「……」
武士「……聞けぬ」
召喚士「……?」
武士「殿はまだ……齢11歳でござる」
魔道士「…えっ!?」
召喚士「11…歳!?」
名代「殿が直接、影に命を下す事はあるまい…」
魔道士「じゃ、じゃあ…一体誰が…?」
武士「先代の…弟君の誰かか…」
名代「またはご家老衆…または先代の奥方達やもしれぬ」
武士「探るには事が大きくなり過ぎるのでござるよ…」
840 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/01(火) 21:33:57.44 ID:XRdnREDO
11歳か…
なぜか剣豪将軍足利義輝が堀北真希だったら戦争おこらなかったんじゃね?
みたいなスレを思い出した。
841 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/01(火) 21:54:30.02 ID:ns1DM8Ao
召喚士「そんな背景が…」
名代「殿がまだ幼いのをいい事に…」
武士「…北の奴らめ…許せぬ!」
魔道士「武士…さん…」
召喚士「俺達の手で…必ず…」
武士「うむ…!!」
名代「では最後に一つ…頼む」
そう言うと名代は一枚の札を手に取り出す。
名代「はっ!!」
シュイィィン
名代「式神、座敷わらし、この者を連れて行ってくれ」
座敷「座敷でいいよ!宜しくー!」
召喚士「こ…これ…は?」
魔道士「かわいぃ〜!ヨロシクねっ!」
名代「戦えはしませんが…必ず、役に立ちます」
842 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/01(火) 22:04:05.93 ID:v0KuYQDO
座敷わらしキター
843 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/01(火) 22:04:36.65 ID:ns1DM8Ao
召喚士「戦えない…?」
名代「召喚士殿の基本精霊と、まぁ似たようなものです」
召喚士「は…はぁ」
名代「いざと言う時、某が駆け付ける為の式神です」
召喚士「…分かりました」
座敷「よろしくな!召喚士殿!」
召喚士「よ、よろしく!」
名代「では出発までもうわずか。各々下準備を!」
武士「うむ…!」
召喚士「魔道士さん、頑張りましょう!」
魔道士「はいっ!頑張りましょう!」
座敷「あたしも頑張るっ!」
名代「座敷、頼んだぞ」
座敷「…承知仕った!!」
魔道士「…ふふふっ!」
844 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/01(火) 22:06:20.61 ID:SIGQGYSO
座敷わらし
※つのだじろう・画
845 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/01(火) 22:39:24.94 ID:kewu4kUo
>>844
やめてwwwwwwwwwwww
846 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/01(火) 22:43:44.76 ID:rUrQ.Xko
なぜかつのだじろうじゃなくつの丸で座敷わらし想像しちゃったZE
847 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/01(火) 22:47:40.82 ID:pkk41qco
モノノ怪 壱之巻「座敷童子」
俺はこっちだな
848 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/01(火) 22:50:16.13 ID:SIGQGYSO
そういえば、どっかの王子も11歳じゃなかったっけ?
849 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/01(火) 23:05:03.92 ID:lHqPtESO
藤田和日朗のあかずきんで再生された。
デストローイ
850 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/01(火) 23:17:12.86 ID:ns1DM8Ao
〜北の山〜
戦士「本当に合ってんだろうな…?」
鬼「さぁ、どうだかなぁ」
戦士「……」
鬼「嘘だよ、安心しな!ガハハッ!」
鬼「しかし…北の城なんて行ってどうすんだ?」
盗賊「……」
鬼「死ぬだけだぜ?馬鹿らしい」
巫女「……あ、あの…」
戦士「あのな、困ってる人がいたら助ける。当たり前の事だろ」
鬼「人間のその考えがよく分からねぇんだよなぁ…」
巫女「あ、貴方は…そんな事ないの?」
鬼「はぁ?んなモン面白いか面白くないかだけだろ」
盗賊「……」
鬼「面白そう!…だからこそこうやって案内してやってんだよ。ガハハッ」
851 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/01(火) 23:23:30.66 ID:BrQzgIEo
作者ロリコンなんじゃね?
852 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/01(火) 23:23:41.44 ID:ns1DM8Ao
戦士「・・・んっ!?」
盗賊「…!!」
ジャリッ
戦士「あれか…」
鬼「おーおー着いた。あれが北の城だ」
崖の上から見下ろすと、木々の中に城が見える。
鬼「さぁ…妖怪がワンサカいるぜぇ!?」
盗賊「…望むところだ」
戦士「巫女さん、城内は把握してるか?」
巫女「…ある…程度は」
戦士「そうか…」
盗賊「…どうする?」
戦士「強行突破!!ってわけにはいかねぇよなぁ」
盗賊「…何か…きっかけが…欲しいな」
巫女「そうですね…」
853 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/12/01(火) 23:25:48.69 ID:ns1DM8Ao
>>851
子供は好きだけど…エロはどっちかというとお姉さん派ですね
854 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/01(火) 23:32:37.09 ID:ns1DM8Ao
カサッ
盗賊「…誰だっ!!」
盗賊「のクナイが木の上の影を捉える。
シュッ…パシッ……スタッ
水忍「おぉ…危ない危ない」
盗賊「水っ!?」
戦士「し、知りあいか!?」
盗賊「…水忍。藤蔵の者だ」
水忍「お見知り置きを…」
鬼「ヨロシクな!ガハハッ!」
水忍「…珍しいお仲間ですね」
戦士「仲間じゃないです。捕虜ですよ、捕虜!」
鬼「おいおい…冷てぇなぁ…!」
盗賊「…それで…どうした?」
水忍「あぁ。御館様から任務を頼まれた最中、たまたま通りかかりまして…」
855 :
1と一緒に酒飲みたい
[sage]:2009/12/01(火) 23:37:49.24 ID:iXvavUDO
>>1
さんへ
どうしたらぼくは魔道士ちゃんに会えますか?
魔道士ちゃんのことで頭がいっぱいです、こんなのはじめてでこわいです
1さん助けてください
856 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/01(火) 23:40:37.84 ID:ns1DM8Ao
巫女「任務中…ですか?」
水忍「内容は申せませんが…おや、貴方は…」
巫女「…?」
水忍「陰陽師の者ですね・・・?」
戦士「陰陽師…陰陽師?」
巫女「はい…私はただの巫女でございますが…」
水忍「そうですか。ところで姫…」
盗賊「…ん」
水忍「北の城へ…行かれるおつもりで?」
盗賊「…あぁ」
水忍「もうしばらく…お待ち下され」
戦士「…?」
水忍「奇襲を仕掛けるなら…」
盗賊「…夜が定石」
水忍「左様…それに……」
巫女「…?」
水忍「いえ…何でもありません…」
857 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/12/01(火) 23:46:06.55 ID:ns1DM8Ao
ダメだ…寝まする。明日には佳境に入れるかと…すいません
今日も沢山のご支援ありがとうございました!では、また!ノシ
>>855
さんへ
童貞を守り続けるとうんたらと聞いた事が…
あとvipに幽体離脱スレがあります。それならもしかしたらw
858 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/01(火) 23:50:46.97 ID:iXvavUDO
>>857
ちょっくら金縛り→幽体離脱コンボしてくる!
文中に俺がでてきたらゴメンな!
おやすみ!
859 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/01(火) 23:56:44.65 ID:e/n2Vdwo
乙
なんかいつの間にかここ見るのが日課になってる
明日も楽しみである
860 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/02(水) 00:03:51.96 ID:zTkFzAAO
追い付いたら終わってたか…乙!
11歳…だと…?
861 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/02(水) 00:16:19.98 ID:K8cdncE0
鬼召喚獣化フラグはまだか!!?
862 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/02(水) 00:19:57.49 ID:spcq06AO
日付変わる頃に更新分を読み始める
そんな日課がもう1ヶ月程続いているのか…
おかげで俺のペニスは魔導師ちゃんのオマールに合わせた形になっちゃった!
ったく、もう出ないって言ってるのに俺の魔導師ちゃんったら…あっ、そんな貪るようにくわえられたらぁっ………はぁぁぁぁぁぁぁんっ!!!!!!
863 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/02(水) 00:22:33.50 ID:O1KUG6Uo
三 三三
/;:"ゝ 三三 f;:二iュ 三三三
三 _ゞ::.ニ! ,..'´ ̄`ヽノン
/.;: .:}^( <;:::::i:::::::.::: :}:} 三三
〈::::.´ .:;.へに)二/.::i :::::::,.イ ト ヽ__
,へ;:ヾ-、ll__/.:::::、:::::f=ー'==、`ー-="⌒ヽ
>>862
. 〈::ミ/;;;iー゙ii====|:::::::.` Y ̄ ̄ ̄,.シ'=llー一'";;;ド'
};;;};;;;;! ̄ll ̄ ̄|:::::::::.ヽ\-‐'"´ ̄ ̄ll
864 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/02(水) 00:26:39.86 ID:4IjI/yUo
oノ oノ<こりゃ手遅れだわ
| | 三
_,,..-―'"⌒"~⌒"~ ゙゙̄"'''ョ ミ
゙~,,,....-'-‐√"゙゙T"~ ̄Y"゙=ミ |`----|
T | l,_,,/\ ,,/l |
,.-r '"l\,,j / |/ L,,,/
,,/|,/\,/ _,|\_,i_,,,/ /
_V\ ,,/\,| ,,∧,,|_/
865 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/02(水) 00:29:26.05 ID:tH0ws9ko
魔道士
「 ─┐||┌─┐ l ─ ‐┼‐ ‐┼‐ヽ l ノ │ .| | ‐┼‐ ‐┼‐
日 フ 口 メ __|__ フ |┬ | | ‐┼‐ d
(__ .六 ↑ .田 (___ (丿 ) ↑.ノ│ ノ ヽ__ノ (丿\ ノ 」
866 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/02(水) 00:34:43.60 ID:JT44zG.o
ΣoΣo ◎
| |
_,,..-―'"⌒"~⌒"~ ゙゙̄"'''ョ ○ ○ ピゥンピゥンピゥンピゥン…
゙~,,,....-'-‐√"゙゙T"~ ̄Y"゙=ミ ぶいー ◎
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
__________◎__◎_______◎_| ◎
,,/|,/\,/ _,|\_,i_,,,/ /
_V\ ,,/\,| ,,∧,,|_/ ◎
○ ○
◎
867 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/02(水) 00:57:29.46 ID:PZart7g0
>>863-866
クソワロタwwwwwwwwww
868 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/02(水) 02:42:13.57 ID:jM.pisM0
お前ら仲良いなwwwwwwwwww
869 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/02(水) 05:03:15.59 ID:HEeFNCg0
もうすぐ6スレ目だねぇ。
このままのペースだと新スレは明日明後日かな?
870 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/02(水) 06:52:26.28 ID:2eeACoSO
鬼と戦士が合体したり、鬼が武器に宿ったり、鬼が人に化けて手下になったり、鬼の娘(ロリ)が従者として戦士になついて盗賊に嫉妬の炎を宿らせたり…
妄想がわいてくる
あかん、仕事行こ。
871 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/02(水) 08:24:57.83 ID:G5eAHVoo
>>863-866
4コママンガかよwwwwww
872 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/02(水) 11:24:14.38 ID:n6/8IYSO
わざわざ書くなよ
使いにくくなるだろ
873 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/02(水) 11:40:00.65 ID:G5eAHVoo
ゴメン(´・ω・`)
874 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/12/02(水) 11:54:27.66 ID:dxx.5Uso
おはようございまする。目肩腰が痛い…続き↓
875 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/02(水) 11:55:37.78 ID:hQcRf3Mo
>>870
わかったから[
ピーーー
]
876 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/02(水) 11:56:38.82 ID:OoX0CAko
>>875
代弁してやる
>>870
わかったから[
ピーーー
]!
877 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/02(水) 11:57:29.56 ID:dxx.5Uso
戦士「では、夜までに作戦を立てる」
巫女「はい」
戦士「まずは潜入口の確保だが…」
盗賊「…私と水で行こう」
水忍「…私もですか…?」
盗賊「…任務であろう?」
水忍「…お見通しですか…ふっ」
盗賊「…こんな所に偶然来るような事があるか。たわけ」
水忍「…そりゃそうですね…ふふ」
戦士「…?んじゃ、二人に任せる」
盗賊「…任せろ」
戦士「巫女さん、正面の門以外の入り口は?」
巫女「裏門と東の出丸に一つ…」
水忍「出丸…侵入がらくではあるが…」
盗賊「…魔物が潜むには最適か…」
鬼「…だな」
878 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/12/02(水) 11:57:40.71 ID:OoX0CAko
間違えた
>>870
わかったから死ね!
879 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/02(水) 11:58:41.31 ID:dxx.5Uso
戦士「……お前なぁ」
鬼「いいじゃねーか!俺も混ぜろよ!」
戦士「はぁ?何言ってやがる!」
鬼「いや楽しそうじゃねぇか!グハハッ!」
戦士「俺らは今から魔物退治に行くんだぞ?」
鬼「知ってるよ」
巫女「…?」
鬼「別に妖怪が倒されようが人間が殺されようが…」
盗賊「……」
鬼「俺には関係ねーし。何度も言うが楽しけりゃそれでいい」
戦士「……はぁ」
鬼「今までよぉ、一人で人間殺しまくってきたワケよ!」
巫女「……っ」
鬼「でもさ!こうしてなんか…ワイワイやんのって初めてでよ…」
水忍「…」
880 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/02(水) 12:05:14.74 ID:dxx.5Uso
鬼「俺も一緒に殺させてくれよ!なぁ!」
戦士「殺…さなくてもいいけどな…」
水忍「私は…反対だな」
巫女「…わ、私も…です」
鬼「おいおいおい…冷てぇなー」
戦士「盗賊、お前は…?」
盗賊「…私は…戦士に任せる」
戦士「……はぁ」
鬼「なぁ、頼むっ!俺は強いぜ!!なっ?」
戦士「反対者がいる限り、一緒に行動するのは無理だ」
鬼「!!おい、いいじゃねぇか!殺しちまうぞ!こらっ!」
戦士「とりあえず…別行動しろ」
鬼「ん?どういう事だ…?」
戦士「お前は先に城へ戻れ」
881 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/02(水) 12:18:02.65 ID:dxx.5Uso
鬼「城へ…?何でだ?」
盗賊「…そうか!」
戦士「いいか、お前は何食わぬ顔で城へ戻る」
鬼「あ、あぁ」
戦士「んで、俺らが乗り込む」
鬼「おぉ」
戦士「俺らは正面から、お前は後ろから敵をドカン」
鬼「ほっほぉ…!」
戦士「挟み撃ちだ…どうだ?楽しそうだろ?」
鬼「俺は味方のフリして城にいりゃいいんだなっ?」
盗賊「…うむ」
鬼「いいねぇ!面白そうじゃねーか!」
戦士「これならいいかい?お二人さん?」
水忍(別行動であれば、姫にも被害は及ぶまい…)
巫女「私は…その…はい」
水忍「私も問題ない…」
882 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/02(水) 12:24:06.01 ID:dxx.5Uso
戦士「んじゃ決まりだな」
鬼「おっしゃあ!燃えてきたぜぇ!!」
戦士「…おまえ、ホントに魔物だよな…?」
盗賊「……ふふ」
〜都の城〜
家老「おや、名代殿…いかがなされた?」
名代「おぉ、これはご家老殿、老中様はいずこへ?」
家老「おや?上様の命により北へ行かれたが…」
名代「北…ですと!?」
家老「うむ…?」
名代「……御庭番はいずこへ!?」
家老「御庭…?西門ではないかな?」
名代「ありがとうございまする!!」
タッタッタッタッタ…
家老「…はて?」
883 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/02(水) 12:29:07.19 ID:dxx.5Uso
〜西門〜
火忍「ん…?」
名代「…はぁ…はぁ……」
土忍「陰陽師が珍しいな…?」
名代「聞きたい…事がある」
火忍「なんだぁ…?」
名代「何か…上様から密命が…」
土忍「下っていたとて…主に話せるとでも?」
名代「左様であるな…すまぬ」
火忍「何か事情があるなら…話せ」
名代「……北に不穏な動きあり」
土忍「…存じておる」
名代「……老中様は?」
火忍「……老中?」
土忍「政は存じぬ。主らの土俵であろう」
884 :
◆1otsuV0WFc
:2009/12/02(水) 12:32:19.43 ID:dxx.5Uso
名代「…御庭番にも言伝はないのだな?」
火忍「何なんだよ…さっきからよ〜!」
名代「すまん、最後に…一つ…」
土忍「申せ」
名代「…影は…何か動いておるのか?」
火忍「知るわけねぇだろ」
土忍「…北に関わっておる…と?」
名代「まだ…分からぬ…」
土忍「…深刻だな」
火忍「まぁいいや、せいぜい頑張ってくれ」
名代「…済まなかった。…では」
火忍「おうっ、待ちな!」
火忍は腰にぶら下げた水差しを名代へ投げ渡す。
火忍「北は乾燥してっからな、水が必要だろ?」
名代「……かたじけない」
885 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/02(水) 12:43:37.70 ID:dxx.5Uso
…
火忍「さて…と」
土忍「水の話だと姫は城へ向かったのだな?」
火忍「あぁ、まさか老中が既に動いているとな…」
土忍「御館様へお伝えしておく」
火忍「頼んだぜ」
土忍「お前もな…」
火忍「影に動きがあれば、逐一報告する」
土忍「…頼む」
シュバッ
火忍「あーあ…面倒くせぇな、もう…」
〜名代の屋敷〜
名代「……」
召喚士「…なるほど」
武士「老中様が…?一体…なぜ!?」
886 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/02(水) 12:53:28.92 ID:LVKK9YSO
支援!
887 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/02(水) 13:05:39.65 ID:zTkFzAAO
みんないいキャラしてんな
主要キャラで空気って今まで居たっけ?
888 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/02(水) 13:31:22.67 ID:E3zGQoAO
王子は空気
889 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/02(水) 13:50:44.00 ID:MqgYxESO
>>889
真理
890 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/02(水) 13:57:26.58 ID:jM.MCsDO
>>888
かなり毒々しい空気だな
891 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/02(水) 14:16:02.32 ID:W8YmJzEo
>>888
王子なんてやつ、そもそも登場すらしてないだろ
892 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/02(水) 14:17:02.34 ID:dxx.5Uso
名代「考えられる事は二つ…」
魔道士「…?」
名代「一つは内密に停戦交渉へ行かれた」
召喚士「……考えにくいですけどね」
武士「うむ。家老様や御庭も詳細を知らぬとなると…」
名代「左様、敵陣に乗り込むのだ。通常は御庭番を付けるのが妥当」
魔道士「でも…御庭番の人たちは知らなかったんですよね?」
名代「…そう。つまり…考えられるのはもう一つ」
召喚士「老中さんが…北と…繋がっている…」
名代「それしかあるまい……」
武士「馬鹿なっ!上様の後見人であられる老中様が…!?」
魔道士「……そんな」
名代「信じたくはないが…それしか…」
召喚士「厄介な状況になりましたね…」
名代「……うむ」
893 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/02(水) 15:25:10.13 ID:dxx.5Uso
武士「陰陽頭に影…そして老中様…」
召喚士「はたして…誰が…?」
名代「或いは…全員か…」
魔道士「…」
スッ
小姓「失礼致します。馬のご準備が出来ました」
武士「さて…行くでござるか」
召喚士「あ、そうですね…」
名代「武士殿、これを…」
武士「…かたじけない」
名代は袈裟と白い頭巾を武士へ手渡す。
名代「このような大男の僧侶、見た事もないが…」
武士「ははっ、仰る通り…」
名代「まぁ気休め程度の人目避けにはなろう」
召喚士「なるほど…」
小姓「…馬を連れて参りました」
名代「うむ…では行こうか」
894 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/02(水) 15:29:41.27 ID:dxx.5Uso
魔道士「えっと…私は…?」
召喚士「武士さんの馬へ乗って下さい」
魔道士「あ、は…はい」
武士は手を差し伸べ、魔道士を前に乗せる。
魔道士「あ、ありがとうございます!」
武士「都を出る前で飛ばす故、手綱をしっかりと」
魔道士「は、はいっ」
トテトテトテ
座敷「召喚士殿はあたしを乗せてけっ!」
召喚士「はい、どうぞ」
座敷「んっしょ…、おぉ〜馬も宜しくな!」
名代「…ん、そうであった。召喚士殿」
シュッ…パシッ
名代「御庭の者から預かった水だ。持って行くが良い」
召喚士「…ありがとうございます!」
895 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/02(水) 15:36:04.89 ID:dxx.5Uso
名代「座敷、手筈通りにな」
座敷「お任せあれっ!!」
小姓「大丈夫です。人はおりません」
武士「よし、行きまするぞ…!」
魔道士「は、はいっ!」
召喚士「それでは…!」
名代「お気をつけて…」
武士「では…出陣!!」
召喚士「はい!」
ギイィィィ…ジャリッ…ドドッ…
武士「はぁっ!!」
名代の屋敷を馬が二匹、勢い良く飛び出して行った。
名代「……さて」
ザッザッザ
名代「これより瞑想に入る。道場へ人を近づけるでないぞ」
小姓「…かしこまりました」
896 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/02(水) 15:57:42.27 ID:zTkFzAAO
魔道士を召喚士と同じ馬に乗せないとは…
やはりこの
>>1
…できる…!
897 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/02(水) 16:24:19.12 ID:Ox4qVOIo
なにをいまさライオンwwwwwwwwwwwwwwww
898 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/02(水) 16:26:04.80 ID:vs96.nYo
>>897
がおー
899 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/12/02(水) 16:36:21.45 ID:dxx.5Uso
>>897
がおー
全然進まない…師走とはよく言ったものでござる。にんにん
900 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/02(水) 16:54:09.63 ID:dxx.5Uso
〜北の城付近の山〜
戦士「よし…まず、日没を合図に城の近くまで移動する」
盗賊「…うむ」
戦士「そして東の出丸に盗賊と水忍さん」
水忍「承知した…浸入し、中から手引きをしよう」
戦士「んで…お前は正面から堂々と戻れ」
鬼「おうよっ!」
戦士「俺と巫女さんは成功の合図と共に出丸へ駆けつける」
巫女「…はい」
戦士「俺らが合流した後は…一挙に城内へ」
巫女「城内は私が案内します」
水忍「なるべく人間との接触は避けたいな…」
盗賊「…あぁ」
戦士「だな…流石に命は…奪いたくない」
巫女「……」
901 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/02(水) 16:59:39.57 ID:dxx.5Uso
戦士「城内に侵入した後は…ハデに暴れる」
盗賊「…しか…ないな」
水忍「…姫、あまり無茶をなさりまするな…?」
盗賊「…分かっておる」
巫女(……姫?)
戦士「そこで、お前と合流だ」
鬼「ガハハッ!すげぇ!人間てのは手が込んでるな!」
戦士「…それは魔物にもよるんじゃないのか?」
鬼「ん?そうか…?ガハハッ!」
輪を作り座る一同の上空に、一羽の鳥が羽ばたき迫る。
戦士「…!!敵かっ!?」
巫女「…あれは…鷹!?」
バサッ…バサッ……
盗賊「…藤蔵の…伝書だ」
水忍「土…からですね…」
902 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/02(水) 17:06:06.84 ID:dxx.5Uso
カサッ
水忍「……!!」
盗賊「…どうした?」
水忍「事は…想像以上に動いているようです…」
戦士「…!?」
水忍「まもなく都から援軍が来るとの事」
巫女「御庭番様ですか…?」
水忍「いや…姫、あなたのお仲間達だそうですよ」
戦士「アイツら…!へへっ!!」
盗賊「…そうか」
水忍「…嬉しそうな顔…ですね」
盗賊「そ、そんな事っ…!」
戦士「へっ!素直になれよ…」
盗賊「お、お前こそっ!」
戦士「当たり前だ、俺は…メチャクチャ嬉しいぜ!」
903 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/02(水) 17:07:12.18 ID:I0un9yQo
熱い展開になってきた
904 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/02(水) 17:13:39.83 ID:a8sLkb.o
なんかファイアーエムブレムみたいになってきた
905 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/02(水) 17:20:49.75 ID:0xAvNcSO
実は難易度はサウスマウンドトップだったりして
906 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/02(水) 17:26:55.71 ID:dxx.5Uso
水忍「火は城内で影の動向を探っており、土と風は屋敷…」
盗賊「…ふむ」
水忍「雷は引き続き、上様の警護…との事ですね」
盗賊「……そうか」
戦士「影も動いてんのか…!?」
水忍「…えぇ…おそらくは敵として」
巫女「…!?」
水忍「更には将軍家の中にも北と密な者が…」
盗賊「…」
戦士「スパイ…いや、反逆か…」
水忍「誰が敵で誰が味方なのか…把握しきれませぬ」
巫女「…そ、そうですね」
水忍「しかも影達は変装の達人、同士討ちの危険も…」
盗賊「…充分に…警戒せぬとな」
戦士「くそ…面倒だな…!」
907 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/02(水) 17:41:53.38 ID:dxx.5Uso
鬼「まー、俺はややこしい話はいいや…」
戦士「待て、人間は殺すなよ?」
鬼「はぁ?お前ら以外の人間なんて知るかよ!」
戦士「ちっ…、じゃあ俺達と一緒にいる人間を殺すな!いいな?」
鬼「わーったよ!」
水忍「では、こちらの動きも伝書致しましょう」
水忍は書面を丸め、筒に入れると鷹の首へぶら下げる。
水忍「頼んだぞ…!しっ!!」
バサッ…バサバサッ…
戦士「さて…準備は整ったか…」
水忍「ところで姫…、刀匠には会われたのですか?」
盗賊「…あぁ…何か?」
水忍「…いえ…それならば結構です」
戦士「そういや、ジーサンは無事帰ったかな」
巫女「えぇ。無事だといいですね」
908 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/02(水) 17:47:02.63 ID:TAI7IUAO
王子「僕は召喚師になる!」どんっ!
909 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/02(水) 17:51:16.35 ID:O1KUG6Uo
そう言って王子が消息を断ってからもう20年か……
910 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/12/02(水) 17:53:48.89 ID:HEeFNCgo
王子未だに嫌われすぎだろwwwww
911 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/02(水) 17:54:48.65 ID:dxx.5Uso
水忍「……老人…?」
盗賊「……?」
戦士「さ、日没を待とう。少し仮眠させてくれ…」
鬼「あ、俺も…!」
〜関所〜
パカラッパカラッ…ドドッ…
武士「ご苦労っ!!」
衛兵「はっ!」
ドドッドドッ…ドドッ…
召喚士「本当に素通りなんだな…はは」
武士「魔道士殿、大丈夫でござるか!?」
魔道士「え…は、はいっ!大丈夫です!」
武士「いつでも休憩を入れます故、お申し付け下され!」
魔道士「ありがとうございます!」
召喚士「日が…暮れてきた。……急ぐかっ!」
912 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/12/02(水) 17:56:23.40 ID:dxx.5Uso
>>908-910
人気投票でダントツの最下位ですね。分かりますw
そのうちそういうのも出来ると面白いかもですね
913 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/02(水) 17:57:48.05 ID:a6ywe.AO
どなたか公式ページを作れるPCはおらぬかー
914 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/02(水) 18:05:34.82 ID:dxx.5Uso
〜夜〜
ザッ…
戦士「…行くか」
盗賊「…あぁ」
巫女「……」
鬼「おい、早くコレ外してくれよ」
戦士「…巫女さん」
巫女「…は、はい。……破っ!」
パァン!!…パラパラッ…
鬼「ふーっ……」
鬼は首と肩を回し、棍棒を手に取る。
鬼「…そんな顔すんなって、襲ったりしねぇよ!」
戦士「…頼んだぞ」
鬼「……?ガハハッ!人間にお願いされるとはね!」
盗賊「……頼む」
鬼「悪くねぇ気分だ…!やってやるよ!!」
915 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/02(水) 18:05:55.99 ID:1OmVghko
>>913
作れないなら借りるんだ
ttp://www.rentalcgi.com/
916 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/02(水) 18:10:51.05 ID:HEeFNCgo
公式ページって・・・難しいと思うよ。
長編SSでそんなこと言ってる人始めてみたww
今はコンテンツで考えられるのはSSと支援絵だけだし。
掲示板を置いても新規参入なユーザーが少なければ過疎になる・・・。
ゲーム化と漫画化の流れがあればあるいはってことだけど。
917 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/02(水) 18:12:56.19 ID:HEeFNCgo
ああ、人気投票のページってことか・・・ぶっ飛びすぎてすまん。
918 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/02(水) 18:15:22.94 ID:SU32BS6o
>>917
俺の寒いオヤジギャグで落ち着け
数%のスーパー銭湯
919 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/02(水) 18:18:23.32 ID:a8sLkb.o
>>918
ごめん笑っちゃった(´・ω・`)
920 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/02(水) 18:19:56.26 ID:dxx.5Uso
ガシィッ
鬼「んじゃ、ちょっくら行ってくるわ!」
ザッザッザ…
巫女「本当に…信用出来るんですか?」
戦士「…まぁ、おそらくだけどな」
水忍「用心はしておこう…」
戦士「そうだな…まぁ…いざという時は…」
盗賊「……うむ」
水忍「…これを…お渡ししておきます」
水忍は懐から木の札を取り出す。
盗賊「……絵馬?」
水忍「藤蔵特製の物です。各自お持ち下さい」
戦士「なんだ…こりゃ?」
盗賊「…願掛け…お守りのようなもの」
戦士「縁起担ぎか、こりゃいい!!」
水忍「それもいいですが…偽者判別の為にです…」
921 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/02(水) 18:23:33.03 ID:HEeFNCgo
いや数%のスーパー銭湯って何だよっ!?
数%って何の比率!?
ああそうか・・・数%とスーパー銭湯をかけたんだな・・・フフフ・・・。
ってことが脳内を駆け巡り一瞬意識ぶっ飛んだ・・・。
922 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/02(水) 18:26:13.46 ID:a6ywe.AO
>>915
こんなんあるんだ。
携帯から借りれるのかな?
923 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/02(水) 18:29:01.62 ID:dxx.5Uso
戦士「あぁ…そういう事か…!」
戦士は腰に絵馬を結びつける。
水忍「各自これを目印に…紛失せぬよう…」
巫女「分かりました!」
盗賊「…よし」
三人は絵馬を懐にしまいこみ、準備を整える。
戦士「では…やってやろうぜ…!」
盗賊「水、…行くぞっ!」
水忍「…はっ」
シュバッ…タタッ…
戦士「さ、巫女さん…こっちも行きましょう!」
巫女「はいっ!お願いします」
戦士「もし魔物が出たら俺の後ろに…」
巫女「は、はいっ」
ザッザッザッザッザ…
924 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/02(水) 18:34:42.15 ID:yrYdSVUo
>>918
くやしい…!でも和んじゃうッ…!(ビクンビクン
925 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/02(水) 18:38:22.15 ID:dxx.5Uso
〜藤蔵家〜
バサッバサッ…
土忍「……」
風忍「…来たな」
風忍は鷹の首にぶら下がる筒から、紙を取り出す。
土忍「…ほぅ」
風忍「姫様も行かれるのか…」
土忍「まぁ…水がおれば問題あるまい」
風忍「そうだが…万が一…ん?」
土忍「…?」
風忍「刀匠が殺された…!?…影の仕業か」
土忍「それは…確かか?」
風忍「細身の刀で一突き。切り口の技から見て影であろうと…」
土忍「……何が…狙いだ?」
風忍「火の報告も待とう!御館様へお伝えしてくる!」
ダンッ!!…タタタ…
926 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/12/02(水) 18:43:00.75 ID:dxx.5Uso
帰宅しまっす!またのちほど!ノシ
>>918
魔道士「ふっ…ふふ…ふふっ!面白いですー!!クスクスッ」
盗賊「…そ、そうか…?」
魔道士「…この面白さが分からないなんて、盗賊さんはセンスないですね!」
盗賊「!!」
魔道士「さ、盗賊さん!銭湯へ行きますよぉー?」
盗賊「う、うわなにをするやめ!!」
927 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/02(水) 18:54:01.54 ID:TAI7IUAO
>>918
王子「ぷっ」
928 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/02(水) 18:55:56.05 ID:O1KUG6Uo
>>927
おいお前なに屁ぇこいてんだよクセェな
929 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/02(水) 19:27:28.96 ID:wY7/.EAo
>>927
調子こいて屁こいてんじゃねぇぞケツに俺の息子ぶちこむぞおら
930 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/02(水) 19:40:46.72 ID:a6ywe.AO
>>927
おら、しゃぶれよ。
931 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/02(水) 19:48:00.77 ID:rtFZr8co
>>928-930
神官「セクメトの炎と戯れたいか、貴様ら?(#^ω^)」
932 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/02(水) 19:54:50.43 ID:w.AT0eIo
ここは王子に優しくないインターネッツですね
933 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/02(水) 19:56:13.41 ID:tH0ws9ko
すでに見せ場退場しているというのに
今日も王子大人気
934 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/02(水) 19:58:45.15 ID:HEeFNCgo
せくめとたんのまんまんで圧死したい。
935 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/02(水) 20:24:40.96 ID:fR5DLPIo
せんとくんのまんまんにみえた
936 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/02(水) 20:25:15.82 ID:F8mnz6AO
相変わらず面白いな〜
個人的に一番wwktkしてるぜ東方編
頑張れ〜
937 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/02(水) 20:52:43.57 ID:0xAvNcSO
そういえば巫女さん、マスタークロスの使い手なのな
938 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/12/02(水) 21:52:17.42 ID:yaxNlgAO
人気投票実際にやったら
主人公なのに召喚士が凄い中途半端な位置に来そうww
939 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/02(水) 21:54:39.14 ID:wY7/.EAo
召喚士って主人公っていうかタイトルにでてるだけじゃね?
むしろ皆主人公じゃね?
940 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/12/02(水) 22:01:13.74 ID:yaxNlgAO
何だかんだでとどめ指してるし実質的にRPGでいう勇者ポジなのは間違いないと思う
941 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/02(水) 22:14:08.36 ID:XuuliMDO
召喚士可愛いよ召喚士
942 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/02(水) 22:19:56.75 ID:7oR59AAO
次スレから召喚獣の名前変えようぜ
943 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/02(水) 22:22:38.38 ID:HEeFNCgo
その必要がどこにあるの?
コカトリスはキーになってるし最後まで活躍してくれそうだけど?
944 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/02(水) 22:34:32.30 ID:7oR59AAO
いや、召喚できるようになったやつとかに変わってくとなんかいいなって思っただけ
そんな噛み付くように言わんでくれ
945 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/02(水) 22:35:19.32 ID:E3zGQoAO
日本語で喋れカスが
946 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/02(水) 22:37:17.32 ID:wY7/.EAo
えーっと日本語でお願い
947 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/02(水) 22:37:25.52 ID:7oR59AAO
なぜそう喧嘩腰でしか喋れないのか
948 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/02(水) 22:37:50.28 ID:Ox4qVOIo
言ってることはわからんでもないが
どっちでもいい
949 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/02(水) 22:37:53.30 ID:D6ToEq.o
コカトリスドとかスフィンクスドとかそういう事か
950 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/02(水) 22:38:14.92 ID:isOQHCMo
4属性同時召喚なんていうレジェントクラスの能力発揮してるしな。
影薄くても一応主人公だろう・・・・たぶん・・・・おそらく・・・・。
951 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/02(水) 22:39:04.05 ID:dhau9zgo
〜都の大橋〜
火忍「……」
バサッバサッ…カチャカチャ…カサッ
火忍「…なるほどな」
ピュイッ!!……バサッバサッ…バサッ…
火忍が口笛を吹くと、鷹は夜空へ羽ばたいて行く。
そして直後、橋の前に複数の人影が現れる…。
火忍「さっきは三匹程逃がしちまったからな…」
ザッザッザ…
火忍「さぁ、来いよ…次はねぇぞ。日陰のネズミ共!」
影「……御庭の虫けらが」
シュバッ!!…キィンッ!!キキンッ…キィンッ!!…
両者が数度、刀を撃ち合うと、火忍は両手で印を作り構える。
火忍「…っりゃぁ!!」
ドドン!!…ゴォォォッ!!
突如激しい炎の玉が作り出され、影達を飲み込む。
952 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/02(水) 22:44:34.23 ID:HEeFNCg0
いや、ごめんなんか言い方が悪かった。
VIPからパー速に移ったときペニススレとかが建ったから。下手な名前を決めるより1otsuさん自信で決めてもらいたいなって。
ほんとマジでごめん・・・。
953 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/02(水) 22:44:50.30 ID:dhau9zgo
〜北の関所〜
武士「次が…最後でござるっ!!」
召喚士「はいっ!!」
パカラッ…パカッ…パカッ…
駆ける召喚士達の目前に関所が見える。
武士「さぁ、一気に…」
衛兵「待て…!待たれよっ!!」
武士「!?」
魔道士「きゃっ!」
ドドッ…ザッザッザ
衛兵「……」
武士「どう…なされたかな?」
召喚士「…くそっ…マズイな…」
魔道士「……」
衛兵「……武士様!」
武士「…!!お主ら…門番達かっ!?」
954 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/02(水) 22:49:41.12 ID:7oR59AAO
こっちこそ日本語不自由でごめん
まぁスレタイなんかどうでもいいやね
楽しく読もうか
955 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/02(水) 23:00:29.24 ID:dhau9zgo
召喚士「門番…さん!?」
門番弐「武士様!皆様もご無事で!
武士「お主らが…何故、此処に…?」
門番壱「名代様の命にて今朝より…」
門番弐「こちらを…探しておりました」
門番は武士に人振りの刀を差しだす。
武士「……こ、これは!!」
門番壱「はい、武士様の愛刀…国綱にございまする」
門番弐「東の大名への献上物でありましたが、なんとか…」
武士「……苦労を…かけたな」
門番壱「ありがたきお言葉!!」
魔道士「良かったですね・・・!武士さん…」
武士「国綱…よくぞ我が元へ帰ってきてくれた」
門番弐「さぁ、もう一息です!どうかご無事で!」
召喚士「ありがとうございます!さぁ…行きましょう!」
座敷「おーっ!!」
956 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/02(水) 23:10:01.85 ID:dhau9zgo
〜北の城〜
鬼「ふふ〜んふ〜ん…」
ジャリッ…
鬼「おぉい!開けろ〜!!」
ギイィィィ…
牛頭「…お前か」
鬼「なんだなんだ…妖怪ばかりだなオイ」
牛頭「人間はほとんど殺しちまったよ」
鬼「ふーん…ま、いいけど」
牛頭「…どこほっつき歩いてたんだ?」
鬼「まぁー…色々とな…ガハハッ!!」
…
ガサッ…ザッザッザ…
戦士「よし…出丸にも正門にも抜けられる…」
巫女「背後には道…、退路も問題ないですね」
戦士「…頼むぞ、盗賊…!」
957 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/02(水) 23:29:51.21 ID:dhau9zgo
〜都の大橋〜
キィンッ…シュタッ
火忍「流石に…ネズミと言えどこれだけの数…」
影「……」
橋の上には複数の黒装束が倒れ、残すは三人ばかりとなっている。
火忍「…つっても、忍術ももう限界だしなぁ」
その時、火忍の背後から雷の矢が飛び、影の一人を襲う。
火忍「…へっ、遅せぇよ」
ザッザッ…
雷忍「…カカカッ!仕方ねぇだろ、上様の手前だ」
影「…くっ!」
雷忍「このぐれぇ数が減らんと出て来れないっしょ!」
火忍「…面倒臭せぇ、さっさとやるぞ!」
雷忍「はいよっ!カッカカカッ!」
シュバッ…タッ…ザシュゥッ!!…ドスッ…!!
二人の御庭番により、都への侵入を狙った影達は、瞬く間に全滅と相成った…。
958 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/02(水) 23:37:23.53 ID:dhau9zgo
火忍「任務完了…!」
雷忍「余裕っしょ」
火忍「お前な…ほとんどは俺が…」
雷忍「三匹逃したんだって?」
火忍「…悪りぃ、今頃は北の城だ」
雷忍「ま、俺はいいんだけどさ…あ、もういいよ!」
雷忍が背後の兵に声をかけると、その背後から子供が顔を出す。
火忍「…はっ!!!」
バッ!!
帝「構わぬ…面を上げよ」
火忍「…失礼致しまする!」
帝「話は雷に聞いたぞ」
火忍「ははっ!」
帝「皆には苦労をかける…私がもっとしっかりしておれば…」
雷忍「何をおっしゃられます、お気にせず…!カカッ!」
帝「名代も武士も…すまぬな。無事…戻って参れ…」
959 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/02(水) 23:37:58.67 ID:zkje3lYo
忍者は魔法戦士だな。さすがどのロープレでも上級職
960 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/02(水) 23:42:04.20 ID:Xk9DG.DO
なんかすごくいい展開になってきたな・・・
期待
961 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/02(水) 23:42:05.66 ID:QtVrrADO
将軍はもっとお飾り的な何もわかっていない感じだと思ってたけれどそうでもないみたいだな。
どっかの国のバカ王子と違って自分の力や立場をわきまえている感じで好感が持てるなwwwwwwwwww
962 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/02(水) 23:47:06.73 ID:ayT/rIDO
国綱って誰かの刀なのかなって思ってググったら……
1otsuやっぱり選択が渋いなwwwwww
963 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/02(水) 23:47:55.52 ID:dhau9zgo
〜北の城、出丸〜
タタッ…ザッ
盗賊「……」
水忍「……大丈夫です」
盗賊「…よしっ!」
水忍「姫…これを」
水忍は懐から一つの巻物をへ手渡す。
盗賊「…こ、これは…!?」
水忍「…水遁の奥儀書です」
盗賊「…なぜ…?」
水忍「これを持っておれば…水遁の術は使えます故…」
盗賊「しかし、お前はっ…」
水忍「お忘れですか?私は五行の書のうちの一つ…」
盗賊「…」
水忍「水行を皆伝し、この名を頂戴しております…」
964 :
◆1otsuV0WFc
[sage saga]:2009/12/02(水) 23:50:38.32 ID:dhau9zgo
盗賊「……そうだな」
水忍「奥儀書無くとも…ほとんどは使えまする故…」
盗賊「…そうか……では…ありがたく」
水忍「…必ず姫のお役に立ちましょう」
盗賊「…分かった」
水忍「…では、参りますぞ!」
水忍が城壁に背をつけ両手を前に構える。
盗賊はその正面から走り出し、水忍の手を土台に城壁の屋根へ飛ぶ。
タタタッ…シュバッ…スタッ
盗賊「……問題ない」
シュタッ
水忍「…では、行きまするか」
盗賊「……あぁ!」
盗賊は首の布を口元まで捲り上げ、出丸の中へ飛び降りた。
こうして、各々の長い夜が…今、幕を開けた…。
965 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/12/02(水) 23:57:27.50 ID:dhau9zgo
キリいいのでここまでにて!
次回は次スレからにしましょうかね…
スレタイの召喚獣変えていくのはおもしろそうですね
でも、コカトリスで検索する人もいそうな予感…
いっそタイトルを「いけ☆コカ」とか「しょうかん!」に(ry
では、寝まする!おやすみなさい!!ノシ
966 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/02(水) 23:59:30.08 ID:zTkFzAAO
おらすみ〜
さて…帝様は男なのか…女なのか…
偉い人の私だから分かりにくい
967 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/03(木) 00:01:11.10 ID:0g5SC5Eo
>>1
乙乙
体を大事に頑張ってね!
968 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/03(木) 00:08:44.47 ID:1SXa/sDO
>>1
乙
東方編もいよいよ大詰めだな!明日の更新が非常に楽しみだ。
明日は夜まで我慢して一気に読もうかな
・・・って思うけれどやっぱり我慢出来なくてちょいちょい覗きに来てしまうんだろうなwwww
969 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/12/03(木) 00:13:09.91 ID:MdlOmgAO
>>962
こういう所無駄に凝る
>>1
が大好き
それはそうと一人で床に就くのは寂しかろう
布団を温めておいたから安心して寝るといい ポンポン
970 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/03(木) 00:26:15.89 ID:tP22lUAO
>>1
乙
俺はスレタイを コカ で検索してるから変えないでほしい派だな
そんな事よりも魔導師ちゃん馬に跨るのも良いけど、馬並の俺に跨ってくれたら目的地(天国)までソッコーゴートゥーヘブン出来たのに勿体無い…
971 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/12/03(木) 00:29:55.49 ID:MdlOmgAO
おい
>>970
の息子が黒焦げかつ石になってるぞ
972 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/03(木) 00:31:22.19 ID:hz1NA2DO
>>1
乙
毎日楽しませてもらってるよ!頑張れ〜
973 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/03(木) 01:17:24.45 ID:VmqPGGoo
http://vote3.ziyu.net/html/cocka.html
974 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/03(木) 01:28:37.44 ID:1Q6fSAYo
>>971
盗賊「っ…かっ…かりんとうかと…思ってたっ///」
975 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/03(木) 02:25:11.04 ID:7QYiAlYo
>>1
乙
そういえばもうすぐ国立博物館で童子切安綱とか白糸威鎧が展示されるなぁ〜
うっかり国綱とか数珠丸も出ちゃわないかな
976 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/03(木) 07:36:19.95 ID:MTLZ7ESO
乙であります。
もちろん門番の名前はビックスとウェッジですよね
977 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/03(木) 08:10:54.79 ID:5/x/iFA0
なぜか天地無用の樽みたいな柱みたいなロボットが思い浮かんだ。
978 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/12/03(木) 10:14:26.21 ID:rAdGRfUo
おはようございます!いつも支援感謝です!ノシ
刀は色々名前があるので面白いですよね
剣とかだとほとんど種類の名称ですからね…
>>973
朝起きたら、投票が出来ていたでござるの巻
なんかネタが現実になってしまい、ありがとうございます!
でもこれ、参考になるなぁ…
次スレはさすがに格が違った
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1259802767/
979 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/12/03(木) 10:49:33.74 ID:rAdGRfUo
なん…だと…!?七罰様が第七部どころか、
サイドストーリーまで反映してるだと!?
これ、本編と関係ないので気にしないで下さいねw
いつもありがとうございます!ノシ
5スレも消化して全然進んでねぇ…orz
まぁ気長にマターリお読み下さいませ。次スレもどうぞよろしく!
980 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/03(木) 11:50:04.57 ID:ZGqDVsAO
>>1
おはよう
wwktk
981 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/03(木) 13:39:00.70 ID:yrpq6.SO
新しいスレ立ったし梅るか
マジシャンは俺の嫁
982 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/03(木) 13:41:56.57 ID:789NjEIo
王子は
>>1000
の嫁
983 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/03(木) 13:46:47.30 ID:xPLIdNgo
魔術士はいただいていきますねー ヒラヒラ
984 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/03(木) 13:46:55.01 ID:yrpq6.SO
>>1000
乙wwww
985 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/03(木) 15:20:28.04 ID:cWzRMnco
>>1000
は
>>1
の嫁
986 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/03(木) 15:28:20.03 ID:5/x/iFA0
七罰さんはペニススレの方は反映しないのかな?
987 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/12/03(木) 15:32:31.04 ID:rAdGRfUo
来客オワタ。今から本気出す
投票所おかしいでしょう。一人で10票くらい入れてません?w
てか、こんなに見てくださってる方がいるのですか?嬉しいです
そんな事よりなぜ
>>1
が伸びているのか…www
988 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/12/03(木) 15:34:59.38 ID:rAdGRfUo
>>986
おいやめろ、そいつは俺じゃない同一IDだ
ふざけてるとグラットンソードでたたっきるぞ
七罰様、皆様の絵のみで結構ですからね。いやまじ
989 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/03(木) 15:48:59.14 ID:bAM7CVU0
七罰様ってだれ?
投票所で魔道士と魔導師間違えて投票されてるのをみて少し悲しくなった
990 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/03(木) 15:51:42.30 ID:ZGqDVsAO
七罰知らないとか…
991 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/03(木) 15:55:30.81 ID:cWzRMnco
ごめんなさい一人で5票ほどいれましたすいません
992 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/03(木) 16:12:36.41 ID:5/x/iFA0
おいww誰だよ一番下登録したのw
993 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/03(木) 16:19:43.73 ID:yrpq6.SO
一人で何回も投票できるのか!!
994 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/03(木) 16:24:46.00 ID:VUvyup6P
コメントと間違えたうっかりさんなんじゃね…
995 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/03(木) 16:27:45.91 ID:5/x/iFA0
長文応援コメント更に誰か一票入れやがったwwwwww
順位あがったじゃねぇかwwwwww
王子涙目wwwwww
996 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/03(木) 16:31:35.48 ID:MEEWQHIo
え?王子?そんなやついたっけ?
997 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/03(木) 16:32:48.68 ID:yrpq6.SO
玉子ならいたような…?
998 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/12/03(木) 16:34:06.77 ID:CmzpqTso
' , \、 、| ヽ l / / ヽ, / / /
``ヽ ヽヽ! , lj ヽ i/ , ' u !/ / /
、 ヽ\ ` l_/ /`ヽ、 ヽ/ / ,. ' ´ヽ l ,'/'´ /__
、 ヽ、 ,へ、/ ,ヘ``ヽ、ヽ. ` / /,. -‐,´ _!,-、 / /'´/
ヽ\`` l l^ヽ,', ', oヽ`、} レ/o ,' 〉"^l//'´/
\、 l l r' ', ー―‐",`ー´`ー―‐' //_',/_,. -;ァ
,.ゝ-\ー、 ','""""" ノ_ ゛゛゛゛` /'_j / /
``,ゝ-ゝ、_',u r====ョ /-/_/
´ ̄``ー,ヘ `===='' /=''"´
,'、 `ヽ、,:' -‐- , '``>、
ノ`::ー-、_\__,/_,. ::'´:::::冫二ニ77ー-
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:::::::::ヽニ二ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/二二ニ〃:::::::::::
999 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2009/12/03(木) 16:34:24.18 ID:rAdGRfUo
ごめんなさい…今日は仕事がリアルでヤバイ
>>1000
なら
>>1
はみんなの性奴隷
1000 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
:2009/12/03(木) 16:37:01.82 ID:yrpq6.SO
>>1000
なら
1001 :
1001
:Over 1000 Thread
,.――――-、
ヽ / ̄ ̄ ̄`ヽ、 【呪いのパーマン Ver2.0】
| | (・)。(・); このスレッドは1000を超えました。|
| |@_,.--、_,> このレスを見たら10秒以内に次スレを建てないと死にます。
ヽヽ___ノ 次スレを10秒以内に建てても死にます。
パー速@VIPService
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1000超えたのでHTML化の依頼をするでござるの巻
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1002 :
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分かったよ!クラッシックにはエロが足りなかったんだ!! @ 2009/12/03(木) 16:19:59.56
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眼鏡うp 焦るwww @ 2009/12/03(木) 14:03:20.11 ID:sq19GGko
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クリスマスに備えて購入すべきもの @ 2009/12/03(木) 13:02:18.15
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召喚士「行けっ!コカトリス!!」 その6 @ 2009/12/03(木) 10:12:47.03 ID:rAdGRfUo
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ピカチュウ「昔はよかった…」 @ 2009/12/03(木) 09:45:27.51 ID:6tNS7sDO
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